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通勤電車奮闘記  作者: 市原 唯
24/66

ひどく疲れた


が、明日もあるのだ


最近は朝飯を食うようにしているそのお陰かダンジョンへの足取りが軽い


昨日は疲弊しきっていて記録を残せなかったが至って平常、それ以上に回復している


ただ明日もあるのだ


ダンジョンは比較的穏やかになるから気楽に攻略しようと思う


まずは今日だ今日の冒険を乗り切ろう


いつもより5分遅く出てしまったダンジョンに変化はあるのだろうか


ーーーーーーーーーーーーーーーー

LV 22 (年齢)

HP 900/1000 (体力)

MP 800/1000 (精神力)

筋力 105

忍耐力 120

スキル

(鏡花水月)/ブロックⅠ/リスクマネジメントⅠ/

ーーーーーーーーーーーーーーーー


MPが減っている


心労の方だったようだ


MPはなれば回復するなんて甘くはない


ダンジョンを1つ見送った


次のダンジョンを見つけたら冒険しようと思う


見送った際何故かダンジョンからLV50オーバーの冒険者が押し出されてきて俺らの前を陣取り始めた


確実に割り込みである


学院の初等部であれば怒られる事件だ


三度見くらいしてたら


目があった


がなんでみてんだよゴラァと言うような目線が帰ってきた


凄い世界は自分を中心に考えてる初老の妖魔なのか?


冒険者風だけで魔族と言う線が浮上してきた


これからはモンスターと魔族を相手にしなければならないのかもしれない


ダンジョンの中はモンスターにあふれていた


目の前に頭部を輝かせるLV30ほどのモンスターがいる


閃光をくらいようやく立ち直った


いきなりトラブルが発生したようだ


モンスター同士の抗争が原因だと通達が来た


このチャンスは逃さない


すかさずモンスターの消えるタイミングを見計らい安全領域の前まだ来た


が、


どう言う事だ?


モンスターがあふれている


普段なら安全領域前でここまで圧迫される事は無い


相当なトラブルが発生しているのか


っ、!?


背部から衝撃が走った


これ以上体当たりを受ければ、安全領域に倒れこむことになりそうだ


だが安全領域はすでに埋まっている


すかさずブロックを発動し


何体分のモンスターのプレッシャーか分からないが


ブロックする事には成功した


だが右腕を壁面と挟みブロックした為右腕への負荷が異常だ


俺の右腕は冒険を終えるまで耐えてくれるのだろうか


と思っていた矢先モンスターが消えた


リポップはしたがそれほど多くはないようだ


トラブルの影響で一時的にモンスターパニックが発生したようだ


しかもトラブルが二重に発生していたらしい


通りでパニックに陥るわけだ


落ち着いたはいいが


地味に右足を攻撃してくるモンスターが右方にいる


タイミングを見計らって


ブロックを発動させねばと思ったが


左側に抜け道を発見した


そそくさと逃げる事にしよう


これが毎日続くって言われたら発狂ものだ


前方以外の各方向から圧迫されているが


何とかなりそうである


相当体力を使っていたのか


既に腹が減って来たぞ朝飯食ったのになぁ


よし今日も一日頑張っていこう


あと2日で休みなのだから...


ちなみに明日はギルドからの歓迎会があるらしい


いえい


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