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第7話「桜井桃果は恋がしたい」②

 家で今日の晩ご飯であるカレーを煮込みながら、昼に会った少年のことを考えます。

 はっきりとは覚えていないけれど、幼い顔と子供のような笑顔は覚えています。

「はぁ。これはやっぱり、恋だよね」


 わたしの大好きな漫画やラノベで嫌というほど見てきた、恋。今までは空想上のことのように現実味のない、フィクションの中だけの現象かと思っていました。それが、突然自分に発現するなんて……、人生何が起こるか分からないものです。


 あの子の顔を思い出すだけで胸が締め付けられ、枕か何かを掴んでいないと落ち着かない自分がいます。こんな嘘みたいな体の変化、本当にあるんですね。

 カレーが焦げ付かないように、たまにお鍋をかき混ぜる。グール、グールと。まるで今のわたしの頭の中のようです。


「はぁー。勢いに任せて、連絡先でも聞いておけばよかったな」


 そうなんです。わたしとしたことが、連絡先を聞いていないのです。つまり、もう会える機会がないのです……。こんなところで引っ込み思案を発動させてしまうから、チャンスを逃すんですよ……。


「もう、会えないかな」


 そう考えると、ちょっと悲しい気持ちになりました。それと同時にやり場のないこの気持ちをどうすればいいか分かりません。何せ、二十年近く生きてきて、初めて実感したことですから。対処法なんて分かりません。


 違う人に恋すればいいのか、何かに打ち込めばいいのか、時間が解決してくれるのを待つのか……。

 違う人に恋は、無理そうですね。だってわたし、今まで生きてきて恋したことないですし……。

 何かに打ち込むのは、できるかな? ……けどわたし、将来やりたいこととかないですし……。趣味のイラストでもひたすら描いていれば忘れるんでしょうか? 自信ないですね。

 そうなると、やっぱり時間が解決でしょうか? ……解決してくれるまでの間、会えない苦しみを味わうのは、中々きつそうです。


 そんなことを考えながらカレーをかき混ぜていて、ふと思いました。


「これ、一人で食べるには多いよね」


 もう夏前だし、あまり長く置いておきたくない。少食のわたしが、明日までに食べ終わるか怪しい量になっちゃいました。


「今、時間大丈夫かな?」


 そう言ってわたしは玄関でサンダルを履き、扉を開けます。風が少しあるにも関わらず、最近は夜に外に出ても寒く感じませんね。


 お隣の部屋のインターフォンを鳴らし、住人を呼び出します。時間が空いていればいいのですが……。すると、「はーい」という声と共にドアがガチャりと開いた。


「こんばんは。カレー作りすぎちゃったから、一緒に食べない?」

「本当に!? ありがとう! すぐに支度してそっちに行くね♪」


 相変わらず美人で明るい人です。わたしとは大違いです。

 時間が空いていて良かった。わたしは彼女が出てくるまで外で待ちます。彼女はすぐに準備が終わり、扉から出てきました。


「ありがとう(もも)ちゃん、桃ちゃんの作るカレーは美味しいから、楽しみだわ♪」

 トレードマークの大きめのリボンが風になびきます。

「そんな、まだまだミドちゃんには敵わないよ」


 少し明るい栗色の髪、緑色にきらめく大きな瞳、スラッとしたバランスの良い身体。お隣の超絶美人さん、花森翠(はなもりみどり)ちゃんです。わたしと同じ大学に通う、一つ上の学年の女の子。わたしは一年浪人しているから、歳自体は一緒。よくこうやって晩ご飯を一緒に食べます。


 ミドちゃんはわたしの部屋に入ってローテーブルに座ります。

「いやー、いつも晩ご飯をご馳走になって、かたじけない」


 ミドちゃんはそう言いながら手を前に出し、合掌するポーズを見せた。


「ははっ、何それ?」

「今度漫画に取り入れてみようかな~と思って。前テレビで見てちょっとカッコイイなって思ったから」

「ミドちゃんの描いている漫画はラブコメでしょ? 急に『かたじけない』なんて言ったら渋すぎるよ~」


 笑いながらカレーをよそいます。ミドちゃんも「それもそうね」なんて言いながら笑っています。


「いただきます。う~ん、美味しい♪」

「ミドちゃん、そういえば即売会用の原稿は描きあがったの?」

「おかげさまで終わったよ! あの時も、差し入れありがとね!」

「そっか、終わったなら良かった。この前家にお邪魔したときは、ヒーヒー言っていたもんね」


 わたしとミドちゃんは、お話しながら夕食を食べます。こうして話しながら食べるご飯は、とっても美味しく感じます。


「あ、そうだ……」


 わたしはふと思い出し、今日の昼に採った景品をミドちゃんの前に持ってきて、プレゼントします。


「はい、ミドちゃん! これプレゼント!」

「あーー! これ、私が前欲しがっていたゆるふわパンダのフィギュア!」

「うん。たまにご飯ご馳走になってるし、同人誌の原稿も描き終わったみたいだから、感謝とお疲れの意味を込めて、受け取って!」

「ありがとう! すっごく嬉しいよー! 大事にするね!」


 良かった。こんなに喜んでもらえるなんて、頑張って採った甲斐がありました。お金はたくさん使っちゃいましたけど、この笑顔には払ったお金以上の……、


『確かにお金はたくさん使っちゃいましたけど、使ったお金の分だけ、思いの詰まったプレゼントになると思いますよ? そのためにあんなに頑張っていたんですから、喜んでくれないわけないですよ!』


 あっ。確かに、彼の言葉通りですね。わたしは彼の言葉を思い出します。彼のことを考えて顔が赤くなってしまっています。わたしよりはるかに年下なのに……。なのに好きになってしまった男の子のことを……。


「これ、前見ていたクレーンゲームの景品だよね? 採れるなんて、桃ちゃんすごいね!」

「んーん、これは、手伝ってくれた人がいたの。わたし一人で採ったんじゃないんだ」

「そうなんだ、親切な人もいるんだね!」

「うん、本当に親切で、優しくて……」


 わたしはまた胸が締め付けられます。これ以上彼のことを考えるのが、辛いです。一瞬暗い表情をしたわたしでしたが、ミドちゃんにはその表情は見せず、逃げるように、唐突に話題を変えます。


「そ、そういえばさ、ミドちゃんの弟くんは、元気?」


 ちょっと無理やりだったでしょうか? 変に思われたかな?


(しょう)ちゃん? 翔ちゃんは元気だよー! 相変わらず、可愛いの!」

「ミドちゃんは本当に弟くんが好きなんだねー」

「そうなのーー! もう翔ちゃんしゅきーー! 今すぐ抱きしめてほっぺをムニムニしたい」


 ミドちゃんには、最近弟ができたようです。とは言っても、本当の弟ではなく、モデルのためにスカウトしたような感じです。ミドちゃんは最近その子に夢中。できれば毎日会いたいし、弟を見る度に胸がドキドキし、触れたくて触れたくてたまらないと言います。一日中眺めていても飽きないんだとか、前、言っていました。


「ミドちゃんはやっぱり、その弟くんに恋しちゃってるよね」

「えー、恋とかじゃないよー。弟を愛する姉のそれだよ~」


 ミドちゃんはこう言うけど、わたしは違いがよく分かりません。多分照れ隠しですね。だって、普通の弟にこんな感情を抱くわけないですし、そもそもミドちゃんの弟は最近まで赤の他人だったわけなんですからね。しかも、もうミドちゃんは何度もうちに招いているようですし。カップルとしか思えません。


 それに、今わたしが彼に抱いている感情と重なる部分もありますし……。

 あっ……。もうどうしようもないですね……、これ……。どうしたって、あの男の子のことを思ってしまいます。


「桃ちゃんも翔ちゃんを見れば、きっとこの気持ちが分かるって! もうっ、本当に可愛いんだから!」


 頭の中がいろいろとごちゃごちゃしているわたしの様子に気づくことなく、ミドちゃんはわたしにそんなことを言います。


「えー? そんなにかな~?」

「明日、うちに呼ぶときに紹介するよ!」

「そう? それじゃあちょっと見てみようかな」


 ミドちゃんの弟くん(いや、好きな人かな?)がどんな人か気になるし、そう答えたわたしは、再び何でもないことに話題を移し、二時間くらいはおしゃべりしました。

 ミドちゃんの言う弟とは一体どんな愛くるしい顔をしているのでしょう? 


 *


「桃ちゃん、私の弟、翔ちゃんだよ♪」


 時が止まるというのは、きっとこういうことなのでしょうね。きっとわたしは今、スタンド使いに時を止める能力を使われているんですね。えーえー、分かりますとも。


 そして、時は動き出す……。


「(ヒャーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!)」


 わたしは心の中でついつい絶叫してしまいました。嬉しいからなのか、驚きなのか、はたまた悲しいからなのか、ショックなのか、全然分かりませんが、とにかく正常でなかったのは確かですね。


「あれ? あなたは昨日の……」

「☆♪※○♂$&%?#!」


 わたしは、わけのわからないことを口走ったようです。だってそこには、わたしが先日恋してしまった年下の男の子が、ミドちゃんの弟として、立っていたのですから。


「(こんな偶然ってあるものなの!?)」


 一体どれほどの幸運と、そしてどれほどの不運が重なっているのでしょうか……。

 わたしが連絡先を聞き忘れてしまった、好きな人と次の日に再会できるという幸運があるなんて。それと同時に、意中の人には、すでにカップル、ではないにしても、恋人未満のような関係の超絶美人がいたなんて……。わたしの頭はもうごっちゃごっちゃですよ。はい。


「あの?」


 口を開けて呆然とするわたしを心配になったのか、少年が声をかけます。昨日も会ったけれど、今日の第一印象は最悪ですねこれは。気の抜けた部屋着、普段から無駄に長いボサボサ髪は寝癖すら直しておらず、加えてすっぴん姿で出てしまいましたし……。もう死にたいです。


「あれ? 二人は既に知り合いだったの?」

「はい、昨日ちょっとゲームセンターで……」

「ちょっと待ってて!」


 二人の会話を遮って、わたしはとりあえず、このだらしない格好をどうにかするべく、素早く扉を閉めました。そして、部屋着を着替え、最低限の身だしなみを整えて、まともに彼と対面しました。こんなに素早く着替えるのも化粧をするのも初めてです。



「昨日は挨拶できませんでしたけど、岡村翔平(おかむらしょうへい)です。訳あって、こちらの方の絵のモデルをしています」


 部屋に上がってもらったわたしはローテーブルの前に二人を座らせ、改めて自己紹介をします。


「もぉ~翔ちゃん、ちゃんといつもみたいに『翠お姉ちゃんの弟をやってます』って紹介してよーー!」

「いつもそんな紹介してないですよね!?」


 ミドちゃんは頬を膨らまし、不満そうな顔でブーブー言っています。なんだか可愛らしいです。


「わたしは、桜井桃果(さくらいとうか)です。ミドちゃんと同じ大学の三年なの。よろしくね……」


 ついつい緊張で声が小さくなってしまう。変に思われていないかな? ていうかおかしいかな? 年上なのにこんなにオドオドしちゃって……、もっとミドちゃんみたいにハキハキ喋らないと……。


「あ、それじゃあ、僕と同い年ですね!」

「……え?」

「え?」


 この子、今同い年って言ったの? 


「えーーー! 君、高校三年生か大学一年生か、それくらいじゃないのーー!?」

「違いますよ! 僕は大学三年です!」


 あらそうだったんですか。まぁ、わたしは浪人しているから君より一つ年上なんだけど。それにしても、この顔で大学三年ですか! いやー、幼い顔ですね! 


「ご、ごめんね! てっきり、わたしより大分年下だと思っていたよ」

「いえ、いいんです……。もう何度も通ってきた道ですから慣れてますんで……。えぇ、それはもう何度も……」


 あ、やばいです。少年……じゃなくて、青年が落ち込んでしまいました。タブーな部分に触れてしまったようです。わたしの印象は下落する一方ですね。


「どうせ、僕は年下に高三に間違えられるくらい童顔ですよ……、ハハッ」

「そ、そんなことないよ! わーよく見たら、すごくオトナっぽいフンイキだなー。人はカオじゃなくて、やっぱりフンイキだよねー」

「いえ、フォローされても虚しいだけです。あと、棒読みですよ」

「ふぇ? ぼ、ぼうよみじゃないよー」


 あぁ、青年がダークサイドに落ちないか、ちょっと心配なくらい落ち込んでいます。そのうち、顔を隠すために黒いマスクを被ってコーコー言い出しそうです。


「翔ちゃんの顔を見たらしょうがないよー。だって大学三年生に見えないもん」

「ちょーーーっと、みどりさーーーーん!?」


 無自覚に追い討ちをかけたミドちゃんに対して、青年の口調がいきなり変わりました。わたしはついビクッとなっちゃいました。天然って怖いですね。


「相変わらず無自覚に人の心えぐるのやめてくれません!?」

「翔ちゃんはそのままでいいんだよー! ハァー、今日も可愛い。ホッペツンツンさせて?」

「させませんよ。今日はもう抱きつかせませんし、触らせもしません」

「そんな!?」


 涙目になるミドちゃん。表情豊かだな~。


「あと、『ミド姉』と呼ぶのも今日はこれで最後です。今から『花森さん』と呼ばせてもらいます」

「ガーーン。そ、それだけは……、やめて……」


 ミドちゃんの顔が絶望の表情に変わり、両手を翔平くんの方に伸ばすものの青年は拒否します。


「何ですか花森さん、こっちに手を近づけないでくださいよ」

「ファーーーーーー!!! く、苦しい……。姉ゲージが……」

「姉ゲージって何!?」


 何ですかこれ、姉弟漫才か何かなんでしょうか? いや、夫婦漫才? でしょうか? ミドちゃんは姉ゲージとやらが減少しているらしく、這い蹲るような動きをしています。


「花森さんは放っておきましょう。ところで、まさか昨日ゲームセンターで会った人と今日再会するとは思いませんでしたよ」

「あ、うん。わたしも思わなかったよ。あの、学年が一緒なので、タメでいいよ。呼び方も『モモ』でいいから」

「あ、そっか。じゃあモモ、よろしく」


 今日のわたし、結構積極的に話せてるんじゃない? 下の名前まで呼ばせちゃってるよ。恐るべし、恋のパワー。


 翔平くんはわたしの部屋の本棚を見て、話を振ります。


「あ、これ。モモも漫画やラノベが好きなの?」

「はい! 大好きです! 最近発売された『ぼち俺』二巻も買ってすぐに読んじゃったよ!」

「あ、俺も読んだ! 今巻も最高に面白かったよね。特にヒロインが主人公に対して『このぼっちが!』って言ってビンタするシーン! 最高だった!」

「あー、分かります! あんなにデレデレだったのにいきなりどうした!? ってなったよー。あとは、主人公が新しいヒロインを助けるシーン! 『ぼっちキック』は一周回ってツボった!」

「確かに! ネーミングセンスのダサさがある意味主人公らしさを引き出しているって思ったね」

「そうなんです! あとあと……」


 ……。


 あ、楽しい。趣味もこんなに合うなんて思わなかった! 今にも動かなくなりそうなミドちゃんには悪いけど、わたし、翔平くんと話すのすっごい楽しくてやめられない! 

 優しくて、歳も近くて、趣味も合って……。こんなに理想的な人を好きになるなんて、嬉しい。もっともっとお話したい。ずっと、話していたい。


「もぉーー、私抜きでそんなに楽しそうに話さないでよー! お姉ちゃんも会話に入れてーー!」


 力尽きそうになっていたミドちゃんが復活しました。姉ゲージとやらは回復したのでしょうか?


「あれ? 今は姉じゃないはずですけど?」

「そんな冷たいこと言わないでよ~、翔ちゃ~ん」


 泣きそうな、というか既に泣いているミドちゃんを見て、ふぅ、っと嘆息すると、


「全く冗談ですよ、ミド姉。次からはもうちょっとオブラートに包んでください」


 翔平くんは姉を許したようです。


「分かってるよぅ~。もーやっぱ翔ちゃんは優しいなぁー。ムニムニ」

「ちょっと!! いきなり抱きつかないでくださいよ! モモの前ですよ!」

「だってー、姉ゲージ回復させなきゃなんだもん♪」


 ミドちゃんは翔平くんに躊躇なく抱きつきます。わたしの中でピリッとした電流のような何かが流れます。引きつった笑いでわたしはそのやりとりにコメントします。


「へ、へぇー。やっぱり二人は仲良しなんだね~」

「もちろん! 私は翔ちゃんのことが大好きなの! ね? 翔ちゃんは?」

「えぇ……。そんなの言いませんよ! 何恥ずかしいこと振ってんですか!」

「もぉー可愛いーーー! そんなに照れないでよーーー!」


 ……


 あれ? なんだろう? さっきまであんなに楽しかったのに……今は全然楽しくない。

 ズキリと胸が痛みます。そりゃ、こんな美人さんにこれだけ好かれていたら、嬉しいですよね……。性格は明るいし、前向きで努力家だし、それにそれに……、息もぴったりですもんね……。


 それに、翔平くんの方だって、嫌だったら弟のモデルなんて引き受けないですもんね。

 わたしの心が沈んでいくのが分かる。単純でネガティブ思考の、どうしようもない女ですホント。わたしはミドちゃんと同じ土俵にすら立てていないです。


「あれ? 桃ちゃん、何だか顔色がよくないよ? もしかして、体調悪かった?」

「え?」

 そういえば、心なしか身体がだるいです。顔も熱いです。もしかして、風邪ひいていたのでしょうか? 気持ちの変化が多すぎて、全然気付かなかったです。


「そういえば、わたし、今日あまり体調良くないの。うつすと悪いから、今日はもう寝るね」


 *


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