妄想ノート2
この世界では生命体は生き物と魔物に分けられる。学問的には魔力が無くても生存可能な者が生き物、不可能な者が魔物に分類される。
例外も居るが単純な種の能力的には魔物が優れているが生き物は魔力が乏しくても生活でき、強い魔力に晒されても変質し難いため大きくの面で劣りながらも繁栄している。
多くの場合生き物と魔物には共通点の多い種が存在しますが血統的な繋がりは無く、始めは偶然共通点を持ちそれを元に霊質で結び付いて似通っていった。
ゴブリン(餓鬼)
魔物・土精霊系・妖精種。
鬼系と勘違いされ易い。土が人型を取って動き出した魔物で、土と魔力があれば湧いてくる。一見皮に目鼻等生物らしいが死ぬと土に戻る。基本的に土を食べて含まれる魔力を吸収したり体を構成する土をより良い土や鉱物に変えている。魔力はたかが知れているため原石や鉱石等貴重且つ有用な鉱物を掘り当ても体の一部に出来ず腹に蓄えいる。
群れるもののお互いを守り合ったりする訳でもなく、知能も本能も単純で体も脆弱なためとても死にやすい。集まる性質と土を食べる性質が合わさって洞窟を作る。魔力が豊富な環境では部分に石製の装甲を持つゴブリンウォーリアー(餓鬼戦士)や大きいボブゴブリン(子鬼)がいる。
土や石を食べるだけあり噛まれると危険で魔力を狙って他の生命体の子供を襲う事があり人里周辺で湧くと駆除する必要がある。
オーク(豚頭原人)
魔物・有蹄系・ミノ種
豚の頭部を持ち雑食で樹木の幹を食べる事がある程。皮は強くないものの厚さがあり、分厚く蓄えた脂肪も合わさって致命傷を防ぐ。
生毛皮をかぶっていたり尖った石や骨でナイフや棍棒、槍を作ったりする。
ボスは繁植欲が旺盛で女性をさらったりするので犯そうとしていると考える人もいるがそういうわけでもなくただ単に味が好みで群れの権力者に新鮮なまま届けようというだけだ。基本的に群れの権力者には忠実で我が身を犠牲にすらするが数年に一回権力者の地位を賭けて争う。人の子供や女性が好物という困った嗜好を持つ上、群れが比較的大きく食料が豊富だとオークマザーが生まれる。すると一気に群れが巨大化しオークリーダー(豚頭智人)の誕生の原因となる。オークリーダーは知能が高く他のオークを指導して簡単ながら集落を作り時には原始的な牧畜や精錬を行う事がある。この段階になるとまとまった食料を得ようと人を集落や村を襲撃し死を恐れないオークの性質故にその軍団は強力である。
通常のオークは小動物に取っては投擲武器や待ち伏せなどを使う恐ろしい捕食者であり群れなら大型獣を襲う事もある。群れのボスは雄雌一頭ずつ選ばれ繁植はそのペア以外は自由に行えない。5~6頭で群れは作り、ボス以外の個体は自らの身の安全を考えない上ボスも配下が死んでも群れが減るとしか考えず見捨てる事に躊躇しない為死にやすく、ボスは他の個体が命を懸けて守り逃がすので死にずらい。
子育ては狩りの間は巣に放置するが数に余裕があれば世話係は見張りに残す。一般の個体はボスの次に子供を優先しその次に自分が来る。ボスが変わると子殺しをする事はある。
胃袋はその食性上、頑丈でより多く詰め込むために伸縮し易く収納の力を持つ為加工して袋にする。牙や顎は木魔法の吸収と相性がいい。
近縁種にはより大きく単純に強いミノタウロス(牛頭原人)や高い機動力と知能も持ち魔法全般に相性抜群のバフォメット(半羊魔人)、群れが大きいと生まれるオークウォーリアー(豚頭戦士)やオークメイジ(豚頭魔術師)、群れが巨大化する原因のオークマザー(豚頭女王)等がいる
リザード (大蜥蜴)
魔物・ドレイク(地竜)系・リザード(大蜥蜴)種
リザード種は身体を浮かせて歩く、頑丈な鱗、太い骨格、力強い顎などドレイク系の特徴を多く持ちとても近い種だと考えられている
リザードは体勢が低く草むらに潜んでいることに気づかす近づいて襲われる事があり位置的に良く足に大怪我を負いやすくそうなると逃げる事も難しい。歯の間から毒素を含む唾液が分泌されている為吐き気や目眩を引き起こす。トンプソン器官を持ち嗅覚が鋭いので追跡は正確、持久力と速度共に人より優れるため傷が浅くとも逃げ切る事は難しい。
子育てはせず、卵は地面に埋めて隠す。幼体は体が軽いからか垂直な木を登ったりする。幼い内は襲われる事は無いが狩人や冒険者を呼べないような村では育つ前に見つけ次第殺す。
卵は栄養と味が良くそこそこの値段で売れるので狙う者も多い。肉は淡白で味気ないが味付け次第でどんな味にも変わる。牙は毒素に晒され続けたせいでそれ自体が僅かながら毒の力を持ちそれは奥歯が顕著に表れいる。加工して引き出せれば毒の力を持つ武器が作れる。腹側の皮は鎧の繋ぎや裏地として、背中側の鱗は盾や鎧の表面に並べて貼り付けて使う。各種の毒を持つポイズンリザード(大毒蜥蜴)、パラライズリザード(大笑蜥蜴)や前肢が物を持てるように進化したリザードマン(半蜥蜴原人)、鱗が変質したスパイクリザード(棘鱗蜥蜴)、各種属性を強く持つファイアリザード(火蜥蜴)等の近縁種がいる。肩が発達し殴ったり出来るような種はドレイク。
ワースワイバーン(最下等飛竜)
魔物・ワイバーン(飛竜)系・ワイバーン種
頭から尾までで2m程、翼の端から端までで4m程。
大きな翼とそれを羽ばたかせる発達した胸の筋肉、地上で用いる二本の脚、軽い骨、ブレス攻撃等基本的な特徴を持つ。 鱗は退化し皮だけで骨も軽量化の為脆くなっている。顎の牙と脚の爪は奇襲で一撃で倒す為に特に脚は仕留めた後運ぶ為もあり発達していて危険。魔力を念力のように使う風魔法(念力を飛ばす際空気が動く事から風と言われている。ワイバーンでなくとも使える)を使う。ブレスは力を収束したものとそうでないものがある。収束したものはとても強い力で殴るようなもので、してないものは突風を受けたように吹き飛ばされる。
巣は大木の上や崖の棚に作り、鳥のように手間暇かけて子育てをする。上空から獲物を探し、見つけると落下の勢いを利用した一撃を繰り出す。殴る程度とはいえ大の大人が棍棒でぶん殴るぐらいの力はあるのでそれで小型や中型の動物を襲う事もある。
骨で作った物や血を塗ったり染み込ませたりした物は風魔法と相性がよい。皮は余り丈夫では無いがそれ故軽く動きを邪魔しないのでマントや外套にすると風雨を通さなず風魔法に耐性を僅かながら持つ物が出来る。翼の皮膜は同程度の強度の皮の中でも際立った柔軟性を持つ。近縁種には各種属性のワイバーンや上位種ともいうべきレッサーワイバーン(下等飛竜)、ワイバーン(飛竜)、グレーターワイバーン(上等飛竜)など、全長0.5m程で群れて暮らすエアリザード(群小飛竜)等がいる。前肢が翼と手の中間のような状態の種はラプトル(走竜)という。