My childhood
※この話はノンフィクションです。
ずっと母に言われてきたの
「あなたはいいね、親に愛されて」
「愛してるよって言われていいよね」
だから私は思ってたんだ
自分は幸せな人間なんだって
今日悲しいことがあった
今日辛いことがあった
それでもそんな風に思っちゃいけない
だって私は恵まれてるんだから
親に愛されない子だっていっぱいいる
親に心配されない子だっていっぱいいる
でも、私の家は違う
親にこんなに愛されてるんだもん
家族に不満があるなんて
家族に迷惑かけるなんて
そんなことはもってのほか
家族をがっかりさせるわけにはいかない
母は育ててもらえなかった
自分の両親に愛をもらえなかった
だから私は十分理解していた
彼女の言葉の背景を…
悪く言ってもダメだ
悪く思ってもダメだ
こんなに愛してくれてるんだから
こんなに大切にしてくれてるんだから
それでもやっぱり思ってしまう
なんでそんなこと言ったの?
どうしてこんな気持ちにさせたの?
私にその言葉を浴びせてくるなんて…
いつも顔色を伺って
家の雰囲気を伺って
自分のことは後回しする
そんな娘を育てたかったの?
感謝の気持ちでいっぱいだ
愛情もたっぷり伝わってる
それでもこんなに息苦しいのは
私に我慢を学ばせたからだよ
隣にいられると苦しいし
2人でいてもしんどいから
あなたから離れたくなるの
遠くのどこかへ行きたくなるの
ごめんなさいね、こんな娘で
ごめんなさいね、親不孝で
もういい子は頑張ったから
私を解放してくれる?
完
ご一読ありがとうございました❀




