Usually Morning 200文字
眠いが薄目を開けて周りを窺う。
どうやら私は駅のプラットホームにいるようだ。
今日も私は
いつものように、目覚ましで起きて
いつものように、歯を磨き
いつものように、朝食を食べ
いつものように、家を出たのだろう。
もはや思い出す努力すら必要ない。
そして私はこのまま会社に行き仕事をし
疲れながら電車に乗って家に帰るだろう。
毎日毎日同じ繰り返し。
壊れろ日常。
そんな私のささやかな願いも、朝の通勤ラッシュに紛れて消えた。
初200文字作品で、至らない点があったら、申し訳アリません。