NK(国家)
此処からは少々小難しく感じるかもしれません。
元々私の書くものは「小説家になろう」の主な読者層よりも高め(「お前“大人向け”のも書いてるじゃないか」とか、そういう意味ではなくて)で、主流とは逸脱したものではありますが。
ヒビが入って無い迄も“”軋り音”をたてている世界です。略事実であり現実です。今現在の少し出前迄を反映させた。私の書くものですから私の主観が入っていないとは言い切れませんが。
当初、FXの開発は純国産で行われるはずであった。が、建前は近隣諸国に対する配慮から、本音はUSの圧力によって、結局はニッポンとUSで共同開発されることとなった。FXが開発計画段階であった当時のニッポンは技術大国として名を馳せ、その経済成長は正に日の出の勢いであり、既にしてUSの市場を脅かしている、十分に目に余る存在であった。それが今度は次期主力戦闘機を純国産機として独自開発するのだという。このままでは軍用機のシェアまで脅かしかねないニッポンの動向を当然ながらUSが快く思うはずもなかった。USにとってのニッポンは、こと兵器に関しては、ただお得意様であればよいのであり、こと軍事面に於いては、せいぜいA(国)にディーゼル潜水艦の技術を輸出する程度に留まっていればよろしいのである。軍事戦略面でUSがニッポンに対して期待していることは、NK【主○思想を絶対の原理として掲げる“リ〇ル・ロ〇ットマン”の異名をもつ将軍様が君臨する独裁国家。現体制を維持する為にミサイルと核の開発を止めようとしないことから国際的な制裁処置を受けている。長時間労働を強いても決して不平を口にすることのない格安の労働力の海外への派遣、国内の実績に因って十分なノウハウを蓄積した巨大像の建設(主にアフリカの独裁国家から需要がある)等、合法的な産業からも収益を得ているものの、其れは雀の涙でしかない。それ故に、外貨獲得の為には手段を選ばず、国家事業として数々非合法活動――国際犯罪に国を挙げて取り組んでいる。違法操業に因る海産物の乱獲、芥子や大麻の栽培や覚醒剤の製造等も貴重な外貨の獲得の手段ではあるが、違法薬物の輸出は近年取り締まりが厳格化している為、自国内にだぶつきが生じたことで自国民の中毒者が激増している。C(国)やSK(国)の協力に因る瀬取り等が制裁の抜け穴となっているが、両国は関与を否定している。元より世界の最貧国の一つであるにも関わらず、最高〇厳を頂点とする“キ○王朝”存続のために度重なる勧告を無視し、ミサイルと核の開発に湯水のように巨費を投じ続けることを止めない。此の事が原因となり、更なる国際的な制裁を受けることになり、財政はより厳しいものとなっている。一般人民の生活は貧しいどころではなく、党の幹部やエリートの住まう、彼の国のショーウィンドウたる首都・ピ○ンヤンは別として、地方では貧困や飢餓等により多くの死者が出ている。独裁国家の常として人民の生殺与奪は“王様”の意のままであり、体制に反する者の処刑は日常化している。それは彼の国の人民に対する見世物であり、見せしめとも成っている】(国)と、
こんな感じの文章が少々続きますが、お付き合い下さると嬉しいです。




