第9話 ヘイター屋敷へ
PACHIRA様、挿絵ありがとうございます!
P.S. リメイク版もありがとうございます!
リメイク前は活動報告にありますので、是非そちらも。
俺は豚小屋についた。豚小屋の外には綺麗な茶髪の女性が立っていた。とても美形だった。
「ショウガ...さん?」
「ひよこ!なのか?よくやったぞぉぉぉ!」
ショウガは俺のことを抱きしめてくる。ショウガの豊かな胸に俺の顔は埋まる。
「うおっ!ショウガさん!」
「よくやったなぁぁ!よしよしよしよし!」
俺はひよこの姿に戻る。ショウガはビキニ姿だった。正真正銘のビキニ。黒いビキニだけしか履いていない。大きな胸・ムチムチしたふとももが目立つ。
「ショウガさん?どうして、柵の外に?」
「こんなチンケな柵に、我が引っかかると思ってるのか?」
「あ、いやそういう訳じゃないですけど...」
「まぁ、いい!我は今ひよこを褒め称えるぞぉ!」
しばらく、俺はショウガに頭をモフモフされる。そろそろ話を戻そう。
「なぁ!アイキーはヘイターのところにあるぞ!」
「そうか...ヘイターのところか...」
ショウガは眉をひそめる。眉をひそめた顔も可愛い。
「それで...今からでも行くか?」
「あぁ!ジャワラの姿ならヘイターの館に入れそうだ!」
「そうだな...じゃあ、そうするか!」
俺はジャワラの姿になる。そして、領主室に戻る。すると、メイド長が話しかけてくる。
「大変です!鶏に変えていた人間共が全員人間に戻ってしまいました!」
「知ってる...それよりも今からヘイター卿のところへ行くぞ?準備をしろ!後、サメリを領主室へ!」
「了解しました。早急に準備をします...ご主人様...」
俺は急いで領主室に戻る。そして、椅子に座る。
「ヘイターの能力もわからん状態だし...どうだろう...作戦を考えよう...」
しばらくすると、部屋にサメリが入ってくる。
「どうされましたか。ジャワラ様」
「サメリ!俺だよ!リューガだよ!」
「リューガさん...ですか?」
「あぁ!早速だが、今からヘイターのところに行く!協力してくれるか?」
「は、はい!」
「それじゃ、メイド長に馬車を用意させてある!乗るぞ!」
「馬車はないですよ?」
「え?」
「だから、馬車じゃないですよ?蜥蜴車ですよ?」
「蜥蜴?え、蜥蜴?」
「はい。そうですけど?」
「蜥蜴人間が蜥蜴に乗るの?」
「はい。そうですけど...何か?」
「いや、問題はない...」
蜥蜴が蜥蜴に乗る。なんと滑稽なのだろうか。いや、肩車と変わらないのかもしれない。人力車だってそうだ。俺はそう思って外に出る。馬車の馬の代わりに蜥蜴がいる。しかも、蜥蜴がデカい。デカすぎる。
「うへぇ...」
蜥蜴は俺のことをペロペロ舐めてくる。舌がザラザラしていて痛い。
「準備ができました」
「あぁ!それじゃ、少しだけ待っててくれ...サメリとメイド長の4人で行く」
俺は豚小屋に行く。豚小屋の柵の外でショウガは体育座りしていた。膝の上に大きな胸が乗っている。可愛い。
「ショウガさん!準備ができたよ!」
「そうか!あと...なんて呼べばいいか?」
「そうですね...じゃあリューガでいいですよ!割と気に入っているので!」
「わかった!じゃあ、リューガ!よろしくな!」
ショウガは俺に抱きつく。ジャワラの身長は170cmくらいだ。だから、ショウガは160cm程度だろう。詳しくはわからないが。まぁ、可愛い。
「ちょっと待て...1匹だけひよこを連れて行く!」
「あぁ!わかった!」
ひよこを捕まえて、俺たちは蜥蜴車の方へ向かう。
「設定ではショウガさんが元凶だ...ヘイター卿のところへ行く...いいな?」
俺たち3人と1匹は蜥蜴車に乗る。台車にはメイド長が座る。そして、蜥蜴車は動き出した。
「動き出したな...」
「ねぇ?リューガさん?」
サメリが話しかけてくる。
「なんだ?」
「この人間は?」
「ショウガさんだ!俺の最初の友達!ヘイターを倒すのに協力してくれる!」
「そうなんですね!よろしくお願いします!ショウガさん!私はサメリです!」
「よろしくな!サメリ!」
2人は握手をする。10分ほどすると、ヘイターの屋敷についた。
「着きました!ご主人様!」
「ありがとう...メイド長はここで待っててくれ...」
「仰せのままに」
俺たち3人と1匹は屋敷に入る。屋敷に入ると半鬼人のメイドが案内をしてくれる。
「こちらでございます。ジャワラ様」
「あぁ...ありがとう...」
俺たちはヘイターのいる領主室にまで来る。
「では、入りください」
”ガチャ”
荘厳なドアが開く。そこにはヘイターがいた。
「よろしく...っておい!そこにいるのはなんだ!止まれ!」
「俺?俺はジャワラだが?」
「違う!その後ろの人間だ!」
「あぁ...説明がまだだった...ていうか、まだ一言も喋ってなかったが...」
「そうか...早く入れ!俺の能力で殺すぞ?」
「そうか。止まれと言ったのはお前だがな...」
「うるせぇ!早く座れ!ジャワラ!」
ヘイターの爪は赤く塗っていた。俺は席に座る。
「俺の生物変化で変化させた人間が戻ってしまっていることは知っているか?」
「そうなのか?」
「あぁ...そうなんだ...」
「じゃあ、早く生物に戻せ!」
「そうは言っても無理なんだよ!」
「なぜだ?」
「こいつがいるからな!」
俺はショウガを指差す。ショウガはヘイターに手を振る。
「この無能のせいなのか?なら、殺せばよかろう!」
「それも無理だ...こいつを殺すと村1つは破壊できるほどの爆発を起こすんだ!」
「なっ...なに?なら、何故連れてきた!」
「こいつの対策をするためさ!同じ貴族同士仲良くしようじゃないか?」
「お前が俺と同じ立場であっていいはずがねぇ!」
ヘイターは机をバンッと叩く。ヘイターの爪は青色になっていた。




