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第29話 基礎練習ー追加ー

活動報告出しました!是非見てください!

 

 リカは修行する部屋に入る。部屋にはもうクラティーが来ていた。

「おぉ!リカ!おはよう!」

「おはようございます!」

 リカは元気よく挨拶をする。2人はしばらく雑談する。すると、部屋にギュウシャが入ってくる。

「では、2人共!修行を始めなさい!まずは基礎練習からだ!あ、リカの基礎練習の量を少し増やす!まずはリカは5km走ってこい!クラティーは4kmに増やす!」

「「はい!」」

 2人はグラウンドを走る。クラティーは3周目を終える頃からスピードが落ちてくる。だが、リカのスピードは落ちない。リカはクラティーを抜かす。

「お...おい...早すぎるだろ...」

 クラティーはそう呟く。その時だった。どこかで見たことがある美女が後ろからクラティーのことを抜かす。

 その女性はあまりにも巨乳だった。そして、思い出す。その美女がリカの連れであることを。ひよこの印象が強くて忘れていたが、あの美女もいた。その証拠に、リカとその美女は喋りながら走っている。


「ショウガさんは何周目ですか?」

「我か?我はまだ1周目だ!」

「そうですか...頑張ってください!」

「そういえば、今後ろに昨日会ったヤンキーのお兄ちゃんを見つけたぞ?たんぽぽにされた方!」

「あぁ!あれは私の兄弟子です!」

「えぇ?そうなの?あのヤンキーが兄弟子?」

「えぇ!すごい優しくしてくれますよ!」

「へ...へぇ...そうなのか...」

「では、私もう少しスピードを出すので!」

 リカは走る。ショウガはリカの後ろに続いている。その後ろの後ろにクラティーがいる。リカとショウガとクラティーの距離はだんだん離れていく。そして、クラティーが4周走り終わる頃にはリカは5周走り終えていた。

「はぁ!少し疲れました!」

 リカの息は少しだけ切れていた。だが、汗は少しもかいていない。5kmも走って汗がでないとは人間とは思えない。


 ***


 ショウガは今3周目を走っている。昨日よりも走っている人が多いので大勢から自分の走る姿を見られる。いや、全員自分ではなく自分の胸を見ていることくらいは知っている。いつも見られているのでわかるのだ。

 ショウガが走ればショウガの胸は揺れる。走れば走るほどに揺れる。揺れれば揺れるほどに男はその胸を見るのだ。そんなこんな考えている内に3周目を走り終える。5周目の半分ほどまではペースを保っていられるようになった。昨日よりも進歩している。まぁ、呼吸は3kmほどで乱れてしまうのだが。呼吸の乱れない点では、リカを尊敬している。


 ショウガは5km走り終えると部屋に戻る。部屋の中にはショウジがいた。

「お疲れ様!そんじゃ、柔軟をやるんだ!」

「はい!」

 ショウガは柔軟を始める。深く。深く。ゆっくりと。呼吸はいつの間にか乱れずに整っていた。

 筋肉が伸びる。指が自分の爪先に触れる。このまま伸びるのが気持ちいい。そして、向きを交代する。

 反対側の筋肉が伸びる。これもまた快感に感じる。


 ***


 走り終わったリカとクラティーは部屋に戻る。部屋ではギュウシャが待機していた。

「リカは次は腹筋150回・腕立て伏せ150回・スクワット150回・ブランク7分を連続でやるぞ!クラティーはいつもと変わらずやれ!」

「「はい!」」

 2人は腹筋を始める。クラティーは50回くらいでスピードが落ちてくる。クラティーが100回を終える頃にリカは150回終えていた。

「リカ...すごいな...」

「そうですか?」

「あぁ!すごいよ!」

 二人は腕立て伏せを始める。2人はペースを合わせて行った。クラティーは100回終えるとすぐにスクワットを始めた。リカは残り50回余っているので、50回終わらせてからスクワットを行う。

「数が増えると疲れますね!」

 リカはスクワットを行いながらクラティーに話しかける。クラティーは今スクワットを60回行っていた。

 クラティーが100回終える頃にリカは50回行っていた。

「そんじゃ、ブランク始めるから!話しかけるなよ?」

「わかりました!」

 クラティーは時計を持ってきてブランクを始める。リカがスクワットを終えたときには、クラティーはブランクを約2分行っていた。

「それじゃ...私も時計を...」

 クラティーは小さな時計を持ってきてブランクを始める。


 リカはブランクを始めて7分が経った。ブランクを終了する。

「はぁ!疲れました!」

「お疲れ様!」

「はい!」

「じゃあ...今日はお前は握力を鍛えるのか?」

「そうです!」

 リカは押入れからダンベルを持ってきて、それを手で握る。クラティは脚の筋肉を鍛えている。


 ***


「さぁ!柔軟は終わりだ!次は深呼吸だ!」

「はい!」

 ショウガとショウジは深呼吸を行う。吸って吐いてを繰り返す。ショウガは目を瞑る。自分の心臓の鼓動が聞こえてくる。呼吸は深く。大きく。


 しばらく2人は深呼吸を行っていた。

「それじゃ、柔軟をやってみろ!」

「はい!」

 ショウガは柔軟を行う。先程よりも体が伸びる。奥に奥に体が進む。深呼吸の効果だ。

「さっきよりも伸びてるか?伸びてるなら合格だ!」

「さっきよりも伸びてます!」

「そうか!なら、次の段階に入ろう!」

「はい!」

第24話 基礎練習

第29話 基礎練習ー追加ー

第??話 基礎練習ー更に追加ー

第??話 基礎練習ー更に更に追加ー


多分、ここまでいきませんが...

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