表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/1070

第28話 考えは豊かに。

 

 俺はショウガとリカがいる部屋に戻る。

「おーい!風呂上がったわよー!どちらか2人は入りなさーい!」

「「はーい!」」

 2人は返事をする。

「じゃあ、我が入るな!」

「わかりました!」

 ショウガは脱衣場に向かう。俺とリカは2人だ。


 ***


「見える...見えるぞ!」

 ヘイブは一人自分の部屋にいる。ヘイブは『千里眼(ちょんりめ)』を使えた。ナンパで失敗したショウガをずっと千里眼(ちょんりめ)で追っていたのだ。そして、ショウガは入浴する。ヘイブはその光景を一人で楽しんでいたのだ。

「いやぁ...いいねぇ...いい体だ...ずっと見ていたいくらいの綺麗な肌だ...ふふ...」


 ***


「おーい!風呂上がったぞぉ!」

 ショウガが風呂からあがる。次にリカが風呂に入る。俺は風呂に入らないから風呂の順番などはどうでもいい。風呂に入らないが別に体が汚い訳ではない。定期的に水浴びはしている。第一、ひよこが浴槽に入っても溺れて死んでしまう。ショウガはストレッチを始める。

「ん?ショウガ?何してるんだ?」

「ストレッチだ!さっきショウジさんにしろって言われて...」

「そうか...俺もしたいけど...この姿じゃなぁ...」

 ひよこの体なのでストレッチができない。ていうか、仕方がわからない。

「1...2...3...4...」

 こうして、俺たちは第3の世界に来て一日を終える。俺たちの修行は始まったばかりだ。


 次の日。俺は朝早く起きる。今日は鳥小屋が用意されなかたので、タオルの上で寝た。別に硬いわけではないのでいいが、布団で寝たいものだ。俺は2人が起きるまで静かにしている。

「ふあぁぁ...おはよう...」

 ショウガは目を覚ます。

「あ、おはよう!」

「リューガ...もう起きてたのか...」

「あぁ!ショウガは珍しく寝てたな!」

 本来なら、2人共早起きしているはずだ。疲れていたのであろう。

「あぁ...今日は疲れてな...」

 ショウガはゆっくり立ち上がる。

「おーい!リカ!起きろー!」

「は...はひ...おはようございます...」

 リカは目を覚ます。

「そんじゃ、リビングに行くか!」


 俺はショウガの手の上に乗る。柔らかかった。俺たちはリビングに行く。

「おはようございまーす...」

「おはよう!もうすぐ朝ごはんができるから待っててね!」

「あ、ありがとうございます!」

「ほらあなた!ガジーを起こしてきて!」

「あぁ!わかった!」


 ショウジはガジーをお越しに寝室に行く。しばらくすると、ガジーを連れてきた。テーブルにはご飯が盛られた食器が並べられる。

「そんじゃ、食べるか!」

「「「いただきまーす!」」」

 俺たちは朝ごはんを食べ始める。今朝は昨日と違って俺の分も用意されていた。美味しい。

「「「ごちそうさまでした!」」」

 俺たちは朝ごはんを食べ終わった。各々別の朝の準備を行う。30分後、全員が朝の準備を終える。

「そんじゃ、3人共!行くぞー!」

「「「はい!」」」

 俺たち4人は道場へと向かう。


 ***


「ショウガちゃんが家を出た...俺も...俺ももう一回道場に入門しようかな...いや、千里眼(ちょんりめ)でずっと眺めておくか...」

 ヘイブは部屋でずっと独り言を言っている。昨日も夜な夜なショウガを眺めていた。


 ***


 俺たちは道場に着く。

「そんじゃ、お前らも頑張れよ!」

 俺たちは各々の部屋に向かう。俺は案内人に『破壊』の部屋に連れて行って貰う。

「ありがとうございます!」

「いえ!『破壊』の能力の修行...大変ですか?」

「まぁ...別にまだ大変って訳ではないけど...」

「そうなんですか...今日も頑張ってくださいね!」

「は、はい!」


 俺は『破壊』の部屋に到着する。

「失礼します」

 中にはもうエイジンがいた。案内人は帰っていく。

「おはよう...リューガ君...」

「おはようございます!エイジン先生!」

「考えは...豊かに...見た目は...貧しく...」

 エイジンは急にどこかで聞いたことがある言葉を放つ。

「えっと...その言葉は?」

「丁度110歳の...時だから...今から...21年...くらい...前かな?弟子が...よく言っていた...言葉だ...」

「弟子の話...ですか?」

「あぁ...その弟子は...名言とやらが...好きならしい...」

「そうですか...」

 エイジンは手帳を見せてくれる。その中には色々な人の名言が書かれていた。

「その弟子も...どこか...他の世界から...来たらしい...その星の名は...”アース”...」

 アースはEarthで、地球のことだ。21年前にも地球からこっちの世界に誰か来ていたのだ。


「考えは豊かに。見た目は貧しく」はアンディ・ウォーホルの言葉だ。考え方を豊かにしろという意味だ。


「それじゃあ...修行を...始める...今日も...岩を割って...みなさい...」

「はい!」

 俺は庭に出て修行を始める。慈愛を持って『破壊』の意思を持つ。想像しろ。


 ”バキッ”


 3cmほどの大きさの石が割れる。昨日と同じことができている。昨日のはマグレではなかった。

Think rich look poor.


               アンディ・ウォーホル


本文では日本語訳です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] みんな修行でどんどん強くなっていく。 リューガも力のコントロールができるようになってきたし、さらなる成長が楽しみです。 それにしてもヘイブさん、千里眼をそんな使い方……変態さんですね:(…
[良い点] リューガの中でキュラスシタがちょっとした 呪縛のような存在になってますね。 でもその呪縛から少しずつ逃れてつつありますね。 後、ショウガさん、14歳設定なのか。 そして『千里眼』を使うヘイ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ