愛することで、私たちは罪を犯す
幼い頃、孤児院から逃げ出した佐伯 琉泉は、八神グループの会長である八神 偀に拾われ、2歳年上の響とともに育つ。時は流れ、響は八神建設の社長に、琉泉は社長付きのボディーガードとなった。お互いに恋心を抱きながらも、素直になれない日々。やっと近づけたと思ったのも束の間、琉泉の秘密がバレてしまい、二人の関係はさらに拗れたものになっていく。
「バラされたくなければ、俺と寝ろ」
「身体は渡せても、心までは渡さない」
切なくとも辛い、二人の片想い。
その先にある真実とはーーー。
1.タイムリミット
2020/09/08 20:42