第二話
あ、言い忘れてたんですけど…魔物の名前は自作が多いです。
登場させて欲しい魔物やキャラが居たら感想に付けて頂けると嬉しいです。
名前、性格、(キャラの場合)性別(キャラの場合)の三つが揃っていれば、出来るだけ登場させます。只今募集中!!
「……!」
んー、なんか聞こえた気がするけど気のせいかな…
『聖女フルーティア様 聖女フルーティア様 聖女フルーティア様は市役所までお越しください 繰り返します…』
三回もよばれちゃったよ〜…私そこまで耳悪くないよ?まぁとりあえず行くか。
「えっと〜…食べ物[リンゴ・付与:市役所にワープ]」
よし、でてきた出てきた。ラクだわ〜…いただきます!
あ、なんか視界が真っ白に…そか、ワープしてるのか!お、ここが死役所ね…いや、市役所だったわ。ははは。はははははははははは…
「フルーティア様!来てくださったのですね…この度は誠にありがとうございました!」
「なにが?…ですか?なにがですか〜?」
「何回も言わなくていいと思います…はっ、なんでもありません…えっと、パワードウルフ討伐の件です。あんなに沢山の冒険者でかかっても、倒せなかったのに…」
「!!そうなんですか…?て事は、手柄を横取りにした罰で…?!」
「そうじゃないです!逆に報酬ですよ。回復出来ない聖女、と言ってしまいすみません。お詫びに聖女様用の家をご用意しました。それと、報酬は一万チェルです」
「チェル…?って、なんですか?」
「知らないんですか?!本当に知らないんですか?!この年齢で知らない人が居るのか…いやなんでもないです…100チェルとか1000チェルとか言うじゃないですか!どこかの世界では〜〜円とか言うらしいですよ…まぁ、お金の呼び方って事ですよ」
「ほほー!そうかそうか…そーなんだー。ありがとうございます」
「は、はい…あ、聖女様の家にご案内します」
「はあーい」
どんな家かな〜…おっきいかな?ちっちゃいかな?楽しみ〜!
それからしばらく歩いて、着いた。すんごい家に。
「こちらです!メイドを三人付けました。それでは」
「はい。ありがとうございます。(あーすごいデカイな…こんな所に住んでいいのかな…」
「はい!住んでいいんですよ!それでは!!」
聞こえてた…?聞こえてたのか…まぁいいや。中入るか。
「うわぁすごぉい!」
「お嬢様に気に入って頂けて嬉しいです」
「?!あ、この人がメイド…」
「「「はい、私たちがメイドのメリアス三姉妹です」」」
「長女ミリア・メリアス」
「次女ユリア・メリアス」
「三女ルリア・メリアス」
「へー!私はフルーティア・ハーピー!口調が紛らわしいねー」
「では、分かりやすいように話の最後に私はミリアなのでみ」
「私はユリアだからゆ」
「私はルリアだからる…」
「「「と、つけさせて頂きます!」」」
「おお、わかりやすい。それに、さすが姉妹…息ぴったり〜。」
と、言っとけばいいよね。うんうん。
「じゃ、私家探検してくるね!」
「わかりましたみ」