晴臣side:1日目の終わり
晴臣視点からの1日目終了です!
2日目は、話が少し長くなるので投稿日を1日分開けたいと思ってます。
只、本当に長いので読みにくかったらすみません(^^;;
あれから暫く本を読んでたらとんでもない事が分かった。
この世界は30年もの間、“戦争”をしている。
しかも対戦相手は『神様VS人類・魔族』らしい。(理由は詳しく載ってなかった)
「コレってだいぶ無茶じゃないか?」
神様が2種族を同時に相手にするのも凄いが、人類たちからすると相手は神様だぞ?ほぼチート状態の奴に勝てるのか?
「この世界の奴等って根性あるんだなぁ…」
ーーヒョコッ
「!!なんだ?」
「いえ、何か見つかったかな〜と思いまして…」
「あぁ…そういう…まぁ、一応。」
「そうですか、良かったです!」
…コイツちょっとバカっぽいけど、流石にこの世界の常識くらい知ってるだろ…
さっき分からなかった所、少し聞いてみるか…。
「そういえば、よく分からない所があったんだけど…」
「へ?どこですか?…フムフム…」
そうしている内に夜になり、読み終わらなかった分の本は部屋に持っていっても良いとのことだったので持って行くことにした。
部屋に戻ると、部屋にいた奴等に持っていた本を全て奪われ早急に風呂へぶち込まれた。
なんでも、図書館は普段使われてないためホコリ塗れでそれと半日程一緒にいた俺は相当臭かったらしい。
その後、ピカピカになった本と共に夕食をとった。
(出された側が言うのもだけど、食事自体はあまり美味しくはなかった)
「少しはこの世界の常識を知れただろうか…」
夜翔が起きた時、足手まといにならないように明日から頑張らなくちゃな…
「早く目覚めてくれよ…夜翔…」
俺はこの日、普段なら夜更かしなんて慣れている筈なのに異世界までやってきた疲れからか、すぐに寝てしまった。
それから、夢の中で夜翔と俺のいた世界に戻る時の夢を見た。