王子から婚約破棄される悪役令嬢ですが、婚約者候補をたくさん作って、断罪対策しました
名前を借りました
フィクションです
何だよもう…何で悪役令嬢に転生しちゃうかな?
私ノアは、地団駄を踏んだ。
小説では、ヒロインと出会って恋に落ちた婚約者から、婚約破棄される。
そして、ヒロインをいじめたとか理由を作られて、修道院に送られるが、修道院に行く馬車が崖から落とされて死ぬ…そんな悪役令嬢に、私は転生してしまった。
ちなみに、婚約者はバッファ王子だ。
嫌だ〜死にたくな〜い〜!!
早くから王子妃教育をしないといけないので、10歳で婚約をしなければいけなかった。
私は婚約せずに、婚約者候補になり、他にも候補を作ってもらい、他の候補者と一緒に教育を受けることにした
万が一、王子に他に好きな人ができても、婚約していないのだから婚約破棄もされない。
私との相性が悪かったり、私が王子妃に向いていないと判明しても、婚約者候補が他にもいれば、何も問題は無い。
と、いう訳で、婚約者候補は私を含め5人になった。
私ノア
ジュール
クーロン
ファラド
ナンド
「お前とは婚約破棄だ!」
バッファ王子が、学園のテラスで叫んだ。
バッファ王子の金髪が、午後の穏やかな日差しを受けてキラキラしている。
「まだ婚約してませんが」
私は、呆れた顔で言った。
「え!?」
バッファ王子は目を丸くした。
「ただの候補ですよ」
知らなかったの?
「は!?」
「どうぞ、お二人共お幸せに」
バッファ王子が混乱しているうちに、私達は去った。
候補全員、すぐに他の子息と婚約した。
バッファ王子が、ヒロインのフーリエと恋に落ちたから、皆それぞれ準備はしていたのだ。
婚約していないのに、婚約破棄だと宣言したので、バッファ王子は国王には向かないと判断された。
別の王子が王太子に選ばれた。
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