1.国境を越えて
登場人物
ナニカ(そのうち名前わかります)
ハッサン 地元の難民違法ブローカー
〜2009年〜アフガニスタン、ヘラート西部
ある一機の米軍輸送機C-130が夜ヘラート西部を飛行中に後部ハッチを開けた、パラシュートを装備している人に似たナニカを夜のヘラートへと降下させた、ヘラートに降下したナニカは難民のフリをしてイラン国境へと向かったのだ。
地元の難民ブローカー「ハッサン」に出会ったハッサンは難民をイランの国境を越えトルコまでの密航を手配している。ナニカはハッサンと契約することにした、契約内容は2500USドルでトルコ国境地帯まで、その夜、出発の時間古びたタリバンのピックアップトラックの荷台に難民と鮨詰めにされブルーシートをかけられてイラン国境を越え、イランは入国した、イランへは早いだがイラン本来の中継地点テヘランへはまだだここマシュハドから11時間かかる、マシュハドの仲間の家で一泊する明日早朝日が暮れているうちに出発するそうだ
〜次の日〜
「出発だそ、難民ども起きろ!」とハッサンが難民たちを起こしている、難民は驚いたように飛び起きすぐピックアップトラックの荷台に乗り、テヘランへ進んだ、5.5時間ほど進んでシャルードで昼ごはんを食べるようだナニカは地球に上陸してから初めての栄養摂取である、シャルードでは地元のハッサンの仲間がヤギ肉のケバブが乗った米の弁当と水500mlを差し入れてくれた。それから30分ほどした後サイレンが聞こえた、それは革命防衛隊のテクニカルだった、テクニカルには荷台に12.7mm DShK重機関銃が一丁積んでたり兵士が1人構えてこちらに銃口を向けている、彼らはハッサンに賄賂を要求している、汚職革命防衛隊員だったようだ、ハッサンは値切りをしているが険悪な雰囲気だ、ハッサンは結局紙幣が束になっていて何ドルかわからないほどの金を渡した、彼らは満足げにテクニカルに乗り込み帰った
テヘランへとエンジンを動かして5時間ほど経ちテヘランへ到着した、どうやらハッサンのブローカーグループの施設がテヘランにあり、今はそこにいる、
ここで一泊した
〜朝〜
今日はテヘランからザンジャーンまで進む2時間ほどかかるようだ
時間はトルコの国境を越えてヨーロッパへ、ナニカの目的は?
テクニカルとは民生用ピックアップトラックなどの車体ないし荷台に銃砲を据え付け、車上戦闘を可能にした即製戦闘車両(英語版)のことを指す。一般に装甲を施さない。(Wikコピペ)