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落ちこぼれニート  作者: 薫
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第二章 管理者編 第四話 浮遊城3

 ーー突如この世界、アースガリアの海の上空、雲より更に上から巨大な柱の様な光がさした。

 時刻は9時頃、その巨大な光の柱の存在は、周囲の大陸からは一目瞭然であった。

 そして、雲を突き破って上空から逆三角形の形をした大地がゆっくりと現れ、全貌が見えぬまま停止した。

 その様子は多くの者が目にしていた。皆、神の島ではないかと考えた。

 ある聖職者は「あの島には神がおられる」と言い、ある冒険者は「まだ見ぬ財宝が眠ってる」と主張し、ある皇帝は「あの島を手に入れろ」と命令していた。



 世界の南にある、スーサルム山脈は三つの国を分断している。1つは山脈から見て、南西にある小国のセルゲーノ。2つ目が、南東にある小国のアヅール王国。


 そして、もう1つが北にある大国、ジャガード帝国。


 執事のゼダン曰く、現皇帝のドルバ・フィン・ジャガード皇帝が近隣の小国を攻めて、自国を大きくした事で大国になったそうだ。



【ドルバ皇帝】


 その皇帝、ドルバ・フィン・ジャガードは遠い海の上空に現れた巨大な島を見て、興味が湧いた。

 自分が未だ見た事のないものがそこにある。


「欲しい…欲しい!我がものにしたいぞ!」


 誰に言うともなくそう叫んだ。


「おい、飛行魔術が使える者を集めよ」


「はっ」





【ガジャーノ国王】


 帝国の真反対、世界の北に位置する大陸に帝国に勝るとも劣らない規模の大国がある。

 ファジール王国。

 帝国よりも遥か以前から存在する始まりの大国。

 ガジャーノ・トルテ・ファジール国王陛下もまた、ドルバ皇帝と時を同じくして遥か海の上空に佇む巨大な島を見ていた。


「神の島…果たしてあの場所に何があるのか…」










 そして、世界各地から神獣が忽然と姿を消したーー


「続きが気になる!」と思った方は是非、

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