イネ科の雑草の穂は猪が大好きな食べ物だ、連続の雨に備えて雨具を作るべきか
さて、鹿を一頭仕留めたこともあって、しばらくは肉の調達は不要だろう。
もっとも猪達のどんぐりを探してやるくらいはするつもりだが。
そして雨の日は基本的には小屋でぐうたら寝て過ごすのが基本だが、雨でも外に出かける必要が出てくるかもしれないし、雨具を作ることが必要になるかもしれないのでカサスゲを集めるのがいいかもしれない。
あと山の中でも簡単に手に入る猪が好きなイネ科植物と言えばメヒシバ、オシヒバにエノコログサ、後はススキ等があるし、どれも種は無毒でデンプンが豊富、しかも繁殖力が強いのでほっといてもいくらでも生えてくるから適当にちぎって持ってこよう。
もっともこういったイネ科の野生種は種自体がかなり小さいのでそれを人間が食べられるようにする手間ひまを考えるとどんぐりなどの木の実に比べると効率は悪いが、猪たちにはメヒシバやオシヒバにエノコログサなどの穂の部分をちぎって猪たちに放り投げてやる。
「ほれ、くえー」
「きゅー」
「きゅぴー」
猪たちが尾を振リながら穂をもしゃもしゃ食べているが、これはリラックスしている証拠だ。
尾をピンと立てている時は警戒モードになっているので下手に近づくと突進を受けたりする。
そして拾い集めてきたカサスゲをつかって縄をゆったり、ミノを編んだりしていく。
蓑は防水透湿性に非常に優れているので蒸し暑いところでも軽やかに動けるが、かさばり動きにくいのが欠点だ。
寒くなってきたときのために鹿の皮をなめして皮にして、風よけ兼雨具として使うために脂を塗り込んで外套的貫頭衣として使うのも良さそうだが。
何をやるにせよやるのは俺だから気が向いたらでもいいけど、雨が降ってしまうと暗くて作業できないだろうし晴れているうちにやってしまうか。




