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第30話「お姉ちゃん」
お姉ちゃん…欲しかったな~。
「大丈夫?お姉ちゃん、ついて行かなくて」
職員室で挨拶した「お姉ちゃん」…遥奈さんがそう言うから、あたしはこう返した。
「大丈夫ですよ!2度目ですから」
「ホント?目がキョドってるんだけど?」
…まあ「女の子」としては始めてですからね。
「てゆーか“お姉ちゃん”。どこまで付いて来る気?」
ワザと強く「お姉ちゃん」と言った。指をビシッと!
ちなみに学校側には、遥奈さんはあたしの「姉」と説明している。
「え!?お姉ちゃん、どこまでもついて行くよ」
「…やめて。ホントに」
でも、こんなお姉ちゃんはいらない(笑)。
気持ちは判るけどね。




