第7話「はしょる」
こういう小説の書き方は推奨しません。
…?
目が覚めた。
そこは、目を閉じた時と同じ白い部屋…先端生体技術開発部直轄の病室だった。
オレは、白く細くなった腕を伸ばしてナースコールを押す。
もっとも、来るのはナースなどというカワイい者ではない。
「起きたか?」
程なくして現れたのは、「あの」女史だった。
「はい」
返事をした。ちょっと甘ったるい声だ。
「うむ」
検査機器のデータをチェックした後、オレの瞳孔を確認し脈をみる。
あのマッドサイエンチストとは思えない。
「ちょっと右腕を動かしてくれ」
オレは右腕を動かしてみた。
あれ?
普通に動く?
「不思議そうだな」
「だって、こういうのってリハビリやら何やらいろいろとやるんじゃ…?」
「ふっふっふっ。社外秘密の特殊技術で、殆どのリハビリはもう済んでいる」
「マジかよ…?」
オレはマジマジと手を見た。
細く伸びた白い指。白魚の様なと言うのか?自分のとは思えない綺麗な手だ。
「鏡を見るか?」
女史が鏡を持ってきた。
「…と言う訳で、
あたしは美少女になった訳!」
「おい!?何かいろいろとカットしてねーか!?」
「カット?」
「説明とか描写とか途中までじゃん!」
「なんか、らしくないから(笑)」
「適当だな!?」
「で、あなた誰?」
「おい!?親友だろ!?」
注:作者はまた名前を考えてません。
だって、思い付かないんだもん(笑)。
こういう小説がダメなのは、重々承知しております。




