雨降り少女の願い事。
やまない雨はない。誰か偉い人が言ってた言葉だったっけ。
そんな言葉なんて嘘、少なくとも私は今そう思ってる、そんなきれいな言葉なんて嫌いだ、そんなことを軽々しく言う人のココロが綺麗すぎてわからない。その人はきっと本気で言ってるんだろうね、その言葉を聞いた人たちの中にはすくわれた人たちもいるかもしれないけれど私が何回読んでも心に響くことはなかった。
私の心には曇り空がいつまでもあって雨を降らし続けている。
いつからだろう雨がやまなくなってしまったのは、いつからだろう私の心に希望という光が届かなくなってしまったのは。
たぶん昔から私のココロには少なからず雨が降っていたのかもしれないな、最初のうちは小雨で時々晴れることもあったのかな、でも今は降り続いている、土砂降りの雨が・・・。
雨は嫌い。人の心までも暗くしてしまう。
いつしか私の心の雨が止むときがあるならば一つだけ願うことがある。
できることならこの雨がやむならばそのあとには綺麗な青空と七色の希望の虹を見せてください。
それが雨降り少女の願いです。
やまない雨はない。
その言葉、信じてみてもいいのかな?いつか晴れる日が来ることを・・・。