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願い

作者: 空猫 ぷち

黒がある日白と黄に変わる。


罪の色が許されて消えた。


しかし、


罪人だったころの罪は消えない。


それは太陽を壊す殺人鬼からの迫害を逃れるための

原罪であるのに。


永久に消えない。


償いきれない。


でも償いをしなくてはいけない。




私は一体誰に尽くして償わなくてはいけないのか。



私のことを見てくれるか。


私のことを受け入れてくれるか。


その人は、私の罪を赦してくれるだろうか。


どうか赦してほしい。


その人の罪を赦してあげるから。


それが出来たら、


本当に求めていた場所にいられるから。



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