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アナタだけ  作者: 弥晴
9/11

アナタだけのモノ

どーぞ

そして、学校が終わって

幸壱の所へ向かった

病室に入ると幸壱は

笑顔で迎えてくれる


幸壱『おかえり』


『ただいま』


それから、あたしは

病気の事を看護婦さんに聞いた


看護『白樹さんは、末期のガンです』


そう、聞かされた

あたしは、気を失いそうになった

でも、1番辛いのは幸壱の方だから


そして、その後


幸壱『れな?』


『なに?』


幸壱『何が欲しい?』


『え?欲しいモノなんて…ないよ?』


幸壱『そうか』


『でも、こ…幸壱が欲しい////』


幸壱『わかった。どーすればい?』


『幸壱だけのれなにして?結婚したい////』


そう言った

本当に、そう思ったから


そして、病院の裏庭で

2人だけで式をあげた

幸壱からは、いつもより長いキスと

指輪を貰った


『これで、幸壱だけのれなだよね?』


幸壱『おう!』


そう言って、また抱き合った



つづく

どーやった?


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