いい夢見れたら良いな
[ERROR]と名乗る男は、泣いていた。
(会いたくなかったのにただ…会えて嬉しいよ…)
「フラン!」
「フ…ラン?フラン…フラン…」
「あ…そっかあいつに囚われていたんだ何か実験等は、されているか。しかも、この世界では、俺と会ったことないもんな…」
「おねぇたま!おねぇたまは?」
「君のお姉ちゃんの家の場所分かる?俺が連れて言ってあげる。」
「本当?やったー!」
「フランを騙すのはいつになっても心が痛むな」
と[ERROR]と名乗る男は、言うのであった。
「露…お前を許さん」
一方露達は
「レミリア大丈夫か?」
「大…丈夫」
「何かあった場合僕を頼っていいからね。」
「ありがとう…本当に…ありがとう」
と泣きながら言うレミリアであった。ただ、後ろに居た人の気配に気づけず〚何か〛を受けてしまったレミリアと露と…
「〔good a dream〕…いい夢見れると良いな。考えた技は、体力の消耗が激しいな。仲良くしろよこの世界でも…」
こうして、レミリアと露と…は、夢(?)をみるのであった
「あれ?私何してたんだっけ?」
とレミリアは、無限に広がる青い空、そこにある無数の白い雲、透き通るような青い川、綺麗な緑色の地面の場所で目覚めた
「お姉様!」
もう聞けないはずの声を聞いてレミリアは、
「あぁ…うぅ…フラン!!」
と泣きながら抱いたのであった
「お姉様、少し痛いよ〜久しぶり!お姉様」
「本当に久しぶり…フラン!」
その嬉しい現場に
「ここは…」
「え?露?」
「あ、レミリアここは、何処なんだ?何か来たことあるような場所だけど…」
とこの夢(?)の舞台が分からない露…そんな露に話しかけるフラン
「初めまして私は、レミリア・スカーレットの妹フランドール・スカーレットと申します。これから、よろしくお願いします。」
「貴女がフランドールさん?」
「はい、そうですね」
と言いながらレミリアに勝ち誇ったような顔をしたフラン
「フランドールさんは、この場所が分かりますか?」
「はい、分かりますよ!ここは、お姉様と私の思い出の場所ですから。」
とフランと露は、お互いに何故か敬語(?)を使っている状況にレミリアは
「どうして、二人とも敬語(?)なのよ…はぁ、別に堅苦しいから止めてくれない?」
「え?あ、うん分かったよレミリア。」
「は〜い…」
(このお姉様の物は、何故か欲しくなっちゃう…あと。もし、お姉様に害があったら許さないし、顔が私好みだからかな?)
「ここが、フランドールさんとレミリアの思い出の場所…何故だろうやっぱり来たことある気がする」
「そう?この場所は、私の城(?)の裏にある山を越えた場所にあるんだけど…」
「そうなんだ…どうしてだろう。」
「あ!そう言えばお姉様!」
「何?」
「数百年前居たよね私達の家族の様な存在の人間が!」
「確か十六夜咲夜だったかしら?」
『十六夜咲夜』と言う言葉に反応した露
「どうして、僕反応したんだろう…」
「咲夜ねぇ…確か寿命で死んじゃったんだよね…」
と泣きながら言うレミリア
「確か、そうだったよ」
「咲夜…寿命…レミリア、その咲夜さんって何してた人?」
急にそんな質問されてレミリアは、驚きながらも答えた
「確か、私達の館の家事をたった一人でうけ持ったすごい子で、時間操作魔法・時間操作能力を使ってた子ね。」
「時間操作魔法…」
と言いながら魔法を発動した露
「え…この魔法…」
と言いながら時間が止まっている夢(?)の世界でレミリア、フラン、露は
「これ、僕のおばあちゃんから受け取った魔法なんだ…」
「おばあちゃん…」
「おばあちゃんはね、こう言ってたの『私はね、魔族と人間は共存できると思うんだよ。だってね、前世私は、魔族と家族だったんだから。』って言ってたの、この魔法は僕しか使える人が今は、いないらしいの…あの王が言ってたけど。」
「もし、そのおばあちゃんが前世私達と暮らしていた、咲夜だった場合私は、1回だけでもいいから会いたかったな〜。」
「お姉様…」
そしたら急に誰かが手を叩きながらこっちに来た音がした。
「はいはい、もう終わり。せっかく夢を見させてあげたのに…こんな事してたらぐっすり見れないよ」
「誰だ…」
「君が長月露か…本当根本的な所は、同じだね…君みたいに世界の真実を知らないで生きられる人は、羨ましいよ。あ…質問に答えないとね…俺は、[ERROR]…もう本名がサブみたいだけど…別世界の君だよ露」
「は?」
と話している間にこの夢(?)の世界は、崩壊した。
「さぁて…俺を殺せるかな?長月露…そして、レミリア・スカーレット」
「私も?」
「まぁ、俺を殺せるのはこの世界の主人公だけだからな。」
その言葉を理解出来なかったレミリアと露
「まぁいいじゃないか。それよりも、さぁ…始めよう。君達と俺の死闘を。」
これは、一応夢(?)編です。