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第五話 進歩

自創作【エンジェルアトリエR】のストーリー小説です。

初心者ながら、キャラクターの背景や物語を頑張って組んでいるので読んでいただけると作者が歓喜の渦に呑まれます。

舞台は日本、ストーリー内では主に東京近辺で起きた事にフォーカスを当てています。

二千六百四十五年二月七日、堕天使による災害予告。その六ヶ月後、大災害発生。最初は優勢だった天使達も突如現れた巨大な堕天使に戦況を覆された。出現前の吸収していた液体に捕らえられ堕天使に吸収された者、衝撃波による瓦礫に巻き込まれた者、戦闘に敗れた者達の中で救助出来た天使のみ医療班に送られていく。各部隊の隊長や隊員も全力で討伐のために戦っているがダメージを与えた側から再生してしまう為永遠に終わらないと思われていた。


《まだ…動ける…早く…援護に…》

傷だらけになって叩き落とされたフューエルは瓦礫から這い出ようとする。下敷きになった足の瓦礫をヴァルキリーの小型ライフルで破壊しいざ脱出しようとした時、フューエルの周りに煙幕が撒かれた。

《隊長!一時撤退です!僕達が出来る限り抑えるので医療班のとこへ行きましょう!!》

《スチーム…お前なんでここに…》

煙幕の中からフューエルの部隊の隊員であるスチームが現れた。六ヶ月前、堕天使による予告の現場に居合わせた天使。

内気で前線に出られるタイプではないのに、何故か最前線まで来ていた。

《エデンからフューエルへ。他の部隊のメンバーはもうすぐ着くそうだよ。何とか耐え忍んでおくれ。》

通信を聞いたフューエルはスチームに言う。

《私はまだ動ける…それに今も皆が戦ってる。隊長である私が離れるわけにはいかないんだ…。》

《そんな…そんな傷負ってるのに…》

《大丈夫、君のおかげでちょっと回復できた。あとは任せなよ。》

そう言ってスチームの煙幕から飛び出して行ってしまった。

飛んでいる際、再びエデンから通信が入る。

《天界から全部隊へ!堕天使の名称は“フォーエバー”!外側だけ傷付けても無限に再生する!総員一体となりコアを破壊せよ!》

そう言って通信が切れる。

《ストライク!一か八かだがアレをやる!気を引いてくれ!》

《了解!》

フューエルが一時離脱。

《ヴァルキリー、フライトコアをチャージコアへ変更、“プレデターキャノン”へエネルギー出力を集中!》

フューエルのジェットパックであるヴァルキリーがその指示を元に形を変える。

《まだ不完全…リスクは付きものだけど…やるしかない…!》

ヴァルキリーのガジェットに光の粒子が吸い込まれていく。

[チャージ完了まで、残り五十秒。]

《フューエルからフォーエバー付近の天使達へ!今から四十五秒後、その場から離れろ!》

遠くからでも、何人もの天使達が戦っているのが見える。その隙間から、フォーエバーがフューエルに気付いた。

直後に咆哮を放ち付近の天使達は吹き飛ばされる。

そして、フューエルに向かって黒いエネルギーを溜めて放った。

《フューエル!避けろ!!》

《チャージ中は動けないって前言っただろ!!もう無理だ!》

そんな押し問答をしてる間にもエネルギー弾はフューエルに迫る。もう当たるか否かのギリギリでフューエルの前に氷壁が作られ、エネルギー弾と共に砕け散った。

《すまない、遅れた!三、四番隊!只今到着した!》

クライシス、ブリザードが到着し、ブリザードがフォーエバーの足元を凍らせ続け動きを止める。

[チャージ完了、システムオールグリーン。発射可能です。]

《了解!照準ロック完了、プレデターキャノン、発射!》

光の粒子が銃口の先端に集中し溢れ出て球状となり、青い稲光を纏うレーザーとなり発射された。

まっすぐフォーエバーに向かい着弾したと思われたが、フォーエバーが目と思わしき場所から泥化しているレーザーを撃ち返してきている。

[プレデターキャノン持続時間、残り十秒。]

機械音がなり、キャノンの出力が上がる。

ブリザードが泥のレーザーを凍らせキャノンがそれを砕き、フォーエバーに直撃した。そこにいた全員が倒したと思っていた。しかし、コアには掠った程度で倒しきれておらず、少しずつ再生していく。

再生能力が異常に高いと言えど、コアに多少ダメージが入ったので流石に再生に時間がかかるようだ。

[推奨:強化をエンプティコアへ]

《は?》

[エンプティコア:チャージ準備完了。倒すには、これしかありません。]

疑心暗鬼になりつつもフューエルの能力の一つの強化をエンプティコアに流し込む。

すると急に強い光を放ち、すぐに収まる。すると、二つの空っぽだったコアに名前が刻まれていた。

《バーストに…キャノンギア…》

ヴァルキリーが勝手にコアをアイスに変える

[警告、警告。オーバーヒート発生。アイスコアに切り替えます。]

露出したコアに氷が出され冷やされていく。

《フューエル!まずい!再生が早まってきてる!被害がどんどん広がるぞ!!》

ストライクから通信が入る。遠くで先程の泥化レーザーを撃ちまくっているのが見える。どんどん街が壊されていく。

《もう一回やる!だが今はオーバーヒートで撃てない!時間を稼いでくれ!》

《了解!》と残しストライクが能力を使った際の光が見える。

フューエルはオーバーヒートを治している中、コアとギアをセットする為のガジェットからチャージコアを取り出し、新たなコアを差し込んだ。

第五話です〜

盛り上がってまいりました

九時更新は完全に忘れてましたHAHA

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