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死にかけの吸血鬼を拾った..  作者: 性癖を肯定する者


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24/26

21 重い女は過去も重いよ、、

如月「カナンは起きて無いのか、、」


イリア「カナンはお腹を紛らわせる為に冬眠的な事するらしい、、」


如月「そんな事出来るのか?」


イリア「無理でしょ、ただの不貞寝でしょうね」


如月「あいつらしいな、、、」


イリア「お風呂、入ったら?」


如月「だな、、体、ペタペタしてるし、、」


如月「本当、、人の体、好き勝手しすぎ、、」


如月「まだあの時の感覚首に残ってるし、、」


イリアは少し満足気に言う


イリア「一生消えない跡も出来たしね?」


如月「本当、、重い女、、」


如月はイリアを置いて、風呂に入った


如月(あいつ先に起きて、湯船張っててくれてんの凄いな、、)


如月(久しぶりに湯船なんか入ったな、いつもシャワーで済ませるだけだったし、、)


如月(体中からイリアの匂いがする、、しかも何故か口の中にもするんだけど、、)


如月(あまり、、考えない様にしよう、、)


如月(傷跡もまだ少し痛いし、、体質的に怪我治りやすい方なのに、、)


ナギサ(良い景色だった、、、)


如月(結局、ほとんどお前が望んだ展開だったな、、)


ナギサ(いや!想像より良い展開だった!!)


ナギサ(でも、イリアさん頭良いねぇ~まさか私の存在にこんな早く気づくとは~)


如月(いや、俺多分普通に本当は一緒に帰ろうとして待ってたらたまたま発見しただけと思う、、)


ナギサ(まぁ、イリアさん結構そういう所あるから納得出来ちゃうね、、)


ナギサ(どうせだし聴いてみたら?)


如月(?)


気づけば、隣でシャワーを浴びてるイリアがいた、、


如月「何してんの?」


イリア「シャワーだけど?」


如月「は?」


イリア「え?」


如月「いや、俺入ってるんだけど、、」


イリア「今更気にするの?そんな事?」


如月「いや、、、まぁ、、そうか、、」


イリア「別にここで盛り始めたりしないでしょ?」


如月「俺が急に押し倒したらどうすんだよ、、」


イリア「別に良いんじゃない?嫌ではないし」


如月「、、、!?」


イリアは特に気にせずそのままシャワーを浴びて出て行った


ナギサ(イリアさんあれだ、、一回寝て彼女ヅラしてる本当に重い女だ、、)


如月(な?、重い女だろ?)


ナギサ(如月、、あれ多分かなり面倒くさい女になるから気をつけた方がいいよ、、)


如月(ごめん、多分あれ手遅れな所まで来てるわ、、)


ナギサ(まぁ、、嫌われてる訳じゃなくて良かったじゃん、、好かれてるに越した事ないよ、、)


ナギサ(多分、、、、)


如月(俺、、他の子と喋ったら刺されたりとかしないよね?)


ナギサ(まぁ、刺されても如月結構傷治るの早いし、、、)


如月(刺される前提か、、、)



俺は不安を抱えながら、風呂を上がり、少し緩めのズボンを着て、適当にボタンを閉めずに軽くシャツに袖を通して部屋に戻った、、


そうすると部屋でご飯を、作って待ってたイリアがいた、、


イリア「、、、、」


如月「えと、、、」


イリア「作ってみたんだけど、、もし口に合わなかったら捨てていいから、、」


見た目は完璧だった、、謎に盛り付けが綺麗で、家にあった材料でこんなのが作れたのかと思う程に綺麗だった、、


味はもっと完璧だった、、正直マジでうまい、、


如月「美味い、、なんでこんなに美味い!?」


イリア「昔食べた人間が料理上手い人がいて、その記憶あるから、それをやってみたのだけど、、」


如月(何で料理上手いか聴かなきゃ良かった!?)


如月「お、、、、、そうか、」


その後も部屋の掃除や、洗濯とか色々して貰ったけど、全部完璧に出来てて、驚いた


吸血鬼はこんなに色んな事が出来る奴もいるんだな、と思った


如月「こんなに姉妹でも技能に差が生まれるのか、、、」


イリア「、、、それはあの子が優しいから、、」


イリア「吸血鬼は人間のフリをして、より良い状態の人間を食べて、人の知識を吸収してそれなりの知識を手に入れる、、」


イリア「だから知能レベルは直接本人の強さに比例する、カナン意外はね」


イリア「あの子は異常、、普通は人間を食べずに生活すればすぐに暴走して、自我を持たずに人を殺し回って意識が戻る時はお腹が満たされた後になるのが普通、、」


イリア「あの子は元の力と知能が強大過ぎて、死ぬ寸前まで低下した能力で初めて普通の吸血鬼レベルの知能と力になる、、」


イリア「あの子は普通の吸血鬼として人に憎しみを持って生きていたら絶対に、今の人口の人間は存在しなかった、、」


イリア「逆に、カナンが吸血鬼を滅ぼそうとすれば一夜とかからずに滅びる、、」


如月「あいつ、、そんなヤバい奴だったの?」


イリア「じゃなければ、カナンを生かしうる貴方の殺害命令なんて出ない」


如月「殺害命令!?俺を!?」


イリア「言って無かったっけ?」


イリア「私はカナンの命を救い、カナンが人間に加担して吸血鬼を滅ぼす可能性を危惧した吸血鬼界から来た殺し屋的な感じだったの」


如月「マジかよ、、」


イリア「そして、実の妹を馬鹿正直に手をかけるつもりも無く、上手く負けて帰ろうとしたら今に至るって訳」


如月「でも、何でカナンじゃなくて、俺だったんだ?」


如月「カナンを、狙った方が圧倒的に早く終わるだろ?」


イリア「そっちの方が私の都合が良かったし、カナンを殺せる想像が誰にも出来なかったからよ」


イリア「カナンは吸血鬼の間で一度指名手配のような状態になって、何千何万の吸血鬼に追われた事がある、」


イリア「その時に、傷をつける事が出来たのは誰一人居なかった、数万の吸血鬼が1時間足らずで全てが消滅した、、塵もカケラも無くなる程に」


イリア「その時のカナンは既に何十年単位で食事を摂って居なかった、なのに最強だった、、」


イリア「殆ど全ての吸血鬼がカナンに殺され、今世界に存在する吸血鬼はカナンと戦わず、恐怖し、逃げた者だけ、戦った者は皆残らず死んだから」


イリア「その頃のイメージが強過ぎて、未だに誰もカナンを殺すって事が選択肢にすら入ってない、」


イリア「だから、カナンを生かし、力を取り戻せる可能性を持った貴方を殺し、カナンが弱り切り、衰弱死するのを待つ為に私は今ここにいる事になってる」


イリア「正直な話、あの時早く終わらせたいって言ってたのは、早く仕掛けて負ける言い訳作らせろって意味だったのだけど、あまりにカナンが守る戦いをするから、イライラしてたのよね~」


イリア「首の傷は、殺す寸前までは行けたけど、ギリギリでカナンに負けたって言い訳する為の見せかけ傷、、だった」


イリア「ただ、カナンの様子が変な事を知った、、」


イリア「私はカナンが、ナギサさんを食べた時、一度再開出来た、、」




当時


イリアがカナンと遭遇した時、、カナンはまだ暴走状態だった


イリア「カナン!やっと見つけた、、」


カナン「ゔゔうぅぅぅ!!」


イリア(暴走!?まずい!?)


イリアは気づいた瞬間距離を取り、観察した


イリア(人の腕だけ持ってる?、、何故?)


イリア(暴走した事と何か関係が?)


イリアはカナンを見た時に気づく、口元に血がべったりとついて居た事に、、


イリア(食べた!?カナンが?)


イリア(、、、チャンスかも、、)


イリア(カナンがご飯を食べてくれる機会なんて、、暴走してる時意外あり得ない、、)


イリア(今の内に少しでも、食べて貰わないと!)


イリアは近くに気絶して転がっていた男をカナンに投げ、食べさせた、、


イリア(まずい、、そろそろ暴走が終わる!)


カナン「なんで、、わ、、た、、し、、」


カナン「あ、、ぁ、、あぁ、、、」


カナンは最初、悲しんだ、、そしてイリアが人を食べる事を誘導した事に怒った、、、


そして第二の完全暴走が起きた、、


カナンは距離を取っていたイリアに瞬間的に接近し、空に蹴り上げた、、


イリアが思考する間もなく、蹴り上げた先にカナンは居て、その先でカナンは思い切り地面に向かって殴り落とし、イリアの半身は地面と衝突した際に抉れ、動けなくなる重症を負った


イリア(ごめん、、カナン、、ただ生きて欲しかっただけなの、、)


イリアはその言葉を口に出す事すら出来ない重症だった、、


カナンはその死にかけの姿を見て、心の底から嫌悪した表情を見せて、言った、、


カナン「嫌い、、もう、、関わらないで、、」


カナン「殺す価値さえ無い、、、」


そう言い残してカナンはイリアにとどめを刺すことなく、立ち去った


残されたイリアは、生きてる事を後悔した、、


イリア(嫌われた、、、死ぬ事より嫌だったのに、、)


イリア(何で、、私はまだ生きてるの?)


イリア(誰か、、殺して、、お願い、、)


イリア(再生しないで、、肉体、、、、)


イリア(このまま死なせて、、せめて、、)


イリアは死に逃げる事など許されなかった、、


吸血鬼の頑丈な肉体は一日で半身を再生し、頭を離れない、嫌悪のカナンの表情が三年間毎日頭をよぎり生活していた


そしてある日、ある仕事を任された、、、


イリア「カナンの力が戻りつつある!?」


イリアは聴かされた、特異体質の人間がカナンの命を繋ぎ止め、微量ではあるが確実に力を取り戻しつつある事を


イリア(良かった、、カナンが死なくてもその人間が居れば、、)


「そいつを殺して貰う」


イリア「え?」


殺す理由は、人間にカナンが肩入れする可能性が高く、再びカナンが力を取り戻し、人間と共に行動する様になれば吸血鬼という種族そのものの崩壊が可能性としてあるからだった


イリアはある事を考え、仕事を受けた


イリアの考えは、この仕事を受けて、自分を恨んでるカナンの元へ出向き最後の顔合わせをして、意図的に負け、、


仲間の元へ戻り、カナンの命を狙う全ての吸血鬼を自身の手で滅ぼす、、命尽きて、体が動かなくなるまで、、、


そして、最後の顔合わせの為に、ターゲットに接触した、、、

イリア破壊パート来ました!!


ようやく余裕ある様に見えたお姉様をボコボコに出来ます!!


心を根本からへし折るストーリーを書いてる時、かなり好きです


明るかったり、普段余裕ある様に見えたキャラが、実は限界なんて既に越えていて、心が折れ、再起不能になったが故の姿だったとかのストーリーが大好きです


(イメージは、火野映司とか小鳥遊ホシノちゃんとかですね)


私は個人的にオーズのストーリーとかかなり好きなのでもしかしたら無意識に似てる所あるかもです


それと、私がキャラの名前を決める時、出来るだけ自分で考える様にしてるのですが、カナンだけはあるゲームのキャラから名前を使わせていただきました


どうしても好きなゲームのキャラの名前をヒロインにしたくて、使いました


もし、何のゲームから取ったか分かる方居れば教えて下さいね


オタクなので元ネタ知ってる人見ると嬉しくなるので

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