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死にかけの吸血鬼を拾った..  作者: 性癖を肯定する者


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10 2人の心

如月の夢


全体的に姿にもやのかかった誰かが、俺の肩を揺さぶって聴いてくる


??「ねぇ!あの星座の名前知ってる!?」


それに、俺は答えていた、、記憶には無い気がするのに、確かに返事をして居た、、


如月「知るかよ、そんなのw」


??「ふふん!私は知ってるよ~!」


??「あの星座はね!、、あれ、、なんだっけ」


如月「何だよ、それw」


??「そうだ!ペテルギウスだ!」


如月「ベテルギウスね?それ違う人だからw」


??「そうだっけ?まぁ良いや~」


??「この崖で見る星空が綺麗ってだけで良いんだよ!やっぱり私達にはそっちが合ってる!」


如月「かもなw」


そこで喋っていた俺は、、知らない自分だった


俺なのに、、俺じゃない、、


笑顔がずっと誰かに向けられてて、、


相手を思い出せないのに、、その光景を観ているだけで涙が気づけば頬から垂れる程に愛おしい、、



そして急に視点が変わり、知らない俺の視点になる、、


俺の右隣に誰かがいる、、、


俺がが知らないはずの誰かが、、隣に、、


振り向くだけで、、誰か分かるのに、、


振り向こうとする体と、、振り向く事が嫌で堪らない俺の心が、、


俺の心が体を制止する、、、





カナンの夢


カナンも同じ崖に座っていた、、


左には如月が居た、、


でも、カナンが知らない如月だった、、


いつ観ても、いつ喋っても、笑顔で、元気いっぱいに、陽気に喋る如月の姿だった、、


口が勝手に動く



カナン「ねぇ、私はこの崖から見下ろす夜空か好き、、」


カナン「普段見上げるしか出来ない星を、ここなら見下ろして見れるこの感覚が好き」



カナンは自分の言ってる事に共感は出来るが、それはそうとして、自分の意思の発言では無かったので少し驚いていた、、


如月も口を開いてカナンの言う事に、自分の意見を返した


如月「俺は見上げる星が好きだな、何処までも遠くにあって、手の届かない存在でありながら、人間誰が観ても美しいと思える程に綺麗な輝きを発して、俺の歩く道を照らし、俺が好きな夜空を作って見せてくれる、、」


如月「本当、、君みたい、、」


如月「俺なんかが手を伸ばしても届かないくらい、高い存在で、周りの誰が観ても美しいと思う君が、俺の隣で元気を与えてくれて、俺の暗い心も君が照らして、今見たいに綺麗な夜空を見せてくれる、、」


そんな愛の告白、カナンなら恥ずかし過ぎて黙ってしまう所なのに、口が勝手に開く、、


カナン「手を伸ばして届かないかは、、分からないよ」


カナンは如月手を取り、自分の手の上に乗せた


(な、、何て恥ずかしいことを、、平気で、、)


(この私!どうしたの!?)


カナン「どう?皆んなにとって綺麗に見える星じゃなくて、、貴方にしか見えない、ちょっと悪い星、、どっちが好き?」


カナンは腕を横に広げて、如月を待つ、、


カナン(おぉぉぉぉ!?死ぬ!?こんなセリフ言った後にこのポーズは抱かれ待ちじゃん、、)


腕を横に広げて、待ってるカナンを如月は抱きしめて言う、、



如月「愛してるよ、ナギサ」



カナン(誰?、、、)


カナン(誰なの?)


カナンの目からは涙が溢れたが、それはカナンの意思とは違い、喜びの涙だった、、


カナンの心は喜びと真反対にも関わらず、、


カナンの涙が頬から落ちて、手に雫が垂れた時、初めて体の自由が効いた、、


カナンは自由を取り戻した体で、崖から水面を見下ろして反射する自分の顔を見た、、


その姿は髪色以外は全て自分と全く同じな別人だった、、


カナンは分かる、顔も同じ、肌色は少しカナンの方が白い、身長も同じ、なのに別人、、


それがカナンにははっきり分かる、、、


それは何故か、、、




如月の夢



如月は心を決めて、思いっきり、振り返った、、


如月「君は、、、」


如月は驚いた、目の前にはカナンにそっくりな少女がいた、、


でも、心で理解出来た、カナンじゃ無いと、、


そして知らなかったはずの名前が口から滑り落ちる


如月「ねぇ、ナギサ?」


ナギサ「どうしたの?急に、、」


如月「何で隠れてた!俺の記憶に!」


如月「全部思い出した!お前の名前も!姿も!言葉も!その星を眺める事が好きな事も!全部!」


ナギサ「思いだしちゃったんだ、、全部」


如月「なんで、よりによって俺が、お前の記憶を、、、」


ナギサ「まぁ、たまにあるらしいよ、あまりに大事な物を失ったショックが一定を超えすぎて、その記憶だけ消えるみたいなの」


ナギサ「そんなに大事に思っててくれてたのは、正直以外だったし、ちょっと嬉しかったけどね」


そう言ってナギサは頬を赤くして頬をぽりぽりとかいて照れ隠しをして居た、、


その癖にも見覚えがあり、大好きで、たまらないその仕草も、照れた顔も、照れた顔を見られたくなくて逸らした横顔も、全てが可愛くて、


思わず言葉にする


如月「今でも俺が好きなのは君だけで!」


ナギサ「おっと、それ以上はだ~め」


如月「何で、、俺はずっとお前だけが、、」


ナギサ「駄目だよ、もし本当にそうだったとしても、私に会えた感情の起伏から出た発言だったとしても、、それ以上の言葉を出したら、」


ナギサ「私、如月の事嫌いになっちゃうかな?」


如月「何でだよ、、、」


ナギサ「それはね、、、」




読んで頂き感謝します

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