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第零話　プロローグ

時は23世紀、地球♁。

地球人は居住区域を地球の地上のみに限らず月や火星に進出し、化学力を駆使して自らの暮らしを豊かにしてきた。

しかしそれは、欲に支配された地球人の内部での抗争を生み、第三次世界大戦や、第四次世界大戦、真珠の首飾り紛争などといった欲に塗れた醜い争いを生み、更には地上に住む地球人の間にカースト(極端な身分差別)が生まれ、富める者は更に富み、貧しき者は更に貧しくなる、暗黒世界となっていた。

しかし、第N次世界大戦で海底に逃れた我らは違うのだ。アトランティス・ムー・レムーリャの機械大陸(テクノパンゲア)の元では、堕落した菌(欲望)を浄化する希望の光があるのだ。

我々は地上へ戻る。地球を嘗ての様な自然と調和した大都市を築く緑の星にする為に、堕落した病原菌(地上人類)を聖なる光(アトランティス帝国)で殺菌(殲滅)する為…!

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