初霜とジャンプ、ガンガン、シリウス
○短歌
枕元にオデッセイを置いて青白き雪がほろほろと降る
万年青見てあおくび大根きりおとせ
君と僕紛い物の王様も花香る美しさに世界はかわいい
創作の鬼は外福は内僕はうち君のなか
空色カラフルパレット僕の服に塗りたくる
根暗だからいいじゃないかジョジョの人間讃歌よこんにちは
あながち間違いではない君の判断力デカダンスにハマる
11時35分に茶碗蒸しを食べてテレビで隣町の地割れが流れる
まっさらな空に白鷺が浮かんで僕は一生名も無き田んぼ
述語を摘んで君を挟みシロと書かれた席替えオセロ
秋の夜長に淡麗ビール飲んでつもり積もったマンガ読み耽る
雪の六花にQRコード練り込んで下界の情報を端末に送る
○俳句
菊の花あまりにも長いアニメ
小春日和吾の襟を正す月日よ
冬景色晴々と小枝折りにけり
ぐんずりとしたどんぐりで相撲取る
初霜の底にジャンプが眠ってる