第七話 進化andピンチ
誤字脱字があったら教えてくれると嬉しいです。
ハッ!?
何が起きているのだ!
【 レッサーコクロッチが
コクロッチに進化しました。 】
【 スキル[暗視]がレベル10になりました。】
【 スキル[飛行]がレベル10になりました。】
【 スキル[忍耐]レベル1を取得しました。】
【 スキルポイント100を取得しました。 】
おおおおお!!!!!!!!!!!
進化、進化したぞ!!!!
落ち着け、落ち着くんだ。
ふぅ〜
ふぅ〜
だめだ。全然落ち着かない。
イェーイ!!!!!!!!
何だこれ。
最高じゃ無いすか!
まず、レッサーからコクロッチになりましたあ!!!!
雑魚から強者になるって気持ちいい。
え〜と暗視が10ね。
昼間みたいな明るさだな。
見やすくていいねー。
飛行が10になったな。
前までのレベルって1だったから、進化したことによって上がったってことか。
どのくらい飛ぶのか気になる〜。
でも忍耐も気になるな。
いや、飛ぶか!!!
羽に力を入れて。
よし!
行くぞ。
ブーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ、ヤッベェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
制御不可能なんだが!
ブチャ!!!!!!!!
やばぁぁぁぁぁぁ
*******
ん?ここはどこだ。
最近これから始まるの流行ってるの?
俺がいたのは、先程までいたあの長い通路じゃなく、なんか小さい部屋みたいな所にいた。
最初に俺がこの世界に転生したあの小さい部屋みたいな所だな。
あれ?俺って確か頭打ってそれからー。
気を失ってたんだっけ?
えーと。あ、そうだった。
飛行のスキルを確かめようとして、そのまま.....
もう飛行は使わん!
地上に着いたら使う。そうしよう。
次のスキルを確認したいんだけど。
俺は部屋を見渡した。
オッケー。
誰もいないね。
これで誰かが居たら馬鹿怖いんだけどね。
次は忍耐ね。
これって二重鑑定とか出来ないんかな。
俺は俺自身を鑑定した。
『種族コクロッチ』
名前無し
レベル1
体力60
防御力70
攻撃力50
魔力40
Oh my god.
レベルが下がっとるー!
何故?それは進化しているからだ。
何で分かったと思う?
フーハァハァハァハァハッハー!!!!
全部のステータスが上がってるでは無いかぁ。
フーハァハァハァハァハッハー!!!!
俺強すぎじゃね。
怖いものなしでは無いか。
誰でもかかってこいヤァ!!!!
あれれれ?
スキルが表示されてない。
これじゃ見えないじゃん。
鑑定がんばってしてるんだけどなぁー。
スキルは確認したし、そろそろ出たいんだが。
穴をないしどうすればいいのー!
ん?穴が無いなら穴を作ればいいでは無いか。
俺は何度も何度も穴に向かって、ゴキブリキックをした。
それはもう滑稽なものだった。
なんでかって?
それは壁がびくともしなかったからだ。
うわー!!!!
こんなところで死にたく無いよ!!!
頭がズキンと痛くなった。
こんな体になって頭痛とかあるんだ。
『聞こえるか?』
え!?
慌てて周りを見渡したら、俺はゴキブリに囲われていた。
前にも見た光景だった。それは転生して間もない時だ。
囲っているゴキブリの中で一段とでかい図体をもっているやつが、一歩前に出て俺に話しかけてきた。
『聞こえるなら、何か動け』
やばい!激おこかも!
俺はとりあえず、頭を動かした。
でかいゴキブリをリーダーとしよう。
リーダーは、満足した感じで頷きながら話しかけてきた。
『お前は何なんだ』
ゴキブリっすけど、なんか文句あります?
って言いたいけれど、言えない。
リーダーの圧がぱね!
無知なふりをしなければ。
俺は頭を傾げた。
『とりあえず連れて行くぞ』
あ、悪い俺死んだ。
ゴキちゃんはどうなってしまったのだろうか。
気になる〜