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ゴキブリ転生  作者: 卵
迷宮編
6/17

第五話 強敵

誤字脱字があったら、教えてくれると嬉しいです。

へい!へへーのへー!!

ブリ!ぶり!ごき!ぶり!

さい!てい!みんなに!会いたい!

かな!しい!


こうなってしまったのには、訳がある。それは約1時間前に遡る。



〜1時間前〜

サンチュルー何処にいるのー貴方を求めているのよー

いねぇ。何処にもいねぇ。出口もねぇし。もうこんなの嫌だー!!!

帰りたい。帰りたい。あったかい我が家に帰りたい。せめて、会話がしたい。誰かーいないのかー。

くそ!こんなの嫌がらせだろ!

転生とかしたらさ、周りより強いとかさ、女子とキャキャウフフ〜とかでしょ。

なのに転生したらゴキブリみたいな見た目だし。強くないし。殺されかけるし。頭おかしいんじゃないの。これで、俺以外の人がキャキャウフフ〜してたら。噛み殺してやるね。

俺だって、友達とかいたさ。親友みたいな奴もいたさ。何で誰も俺のそばにいないんだよー!

仮に迷宮を脱出したら、俺のこの会話術に掛かればお手のものさ。可愛い美女とかと付き合ったりしてー。

グヘヘ

ん?俺喋れなくね。あーあー駄目だ声が出ない。まあ良かろう。念話とかあるだろを死ね。間違えた。しね。まあ今は使わないな。人がいたらスキルポイントで買おうかな。



ウェイなんかいるぜ。これはチョウチョ?

あのさー魔物さー虫みたいなやつしかいないではないかぁ。

俺にかかれば、チョチョイのちょいさ。

殺すか。

先手必勝これが全てなのだ。

そうと決まれば、行くしかないな。



ふーむ。手強い。空中はずるだろ。俺も飛べるはずなんだけどな。実際飛んでたし。


今の俺は、壁に向かって走りそのまま飛び噛み付くという戦法をとっている。しかし、10回に一回しか当たらない。最初は当たっていたんだが、覚えられてしまったわけか。

どうしよう、このまま無視をする事は出来る。けど無視をしてしまったら、俺の選択肢に食い込んできそうで怖いのだ。

だからやるしかない。


一旦距離を取るか。そう思った俺は、来た道を走った。しばらくして、チョウチョがギリギリ見えるぐらいまで離れた。

俺は考える。何処が弱点なのか。どう攻撃したら良いのか。

、、あ俺鑑定してないわ。まあ良い。後ですれば良いのだから。

弱点はすなわち、羽だろう。あそこを取ったらあいつは落ちるだろうからな。

弱点はわかったが。攻撃の仕方がわからん。てか怖い。この悪寒はわからない。けど今は捨てないといけないものだろう。

ふー。深呼吸。

俺は飛べる。そう思った。前は飛んでたし何で忘れてしまったのだろう。

羽に力を入れて、左右に動かす!

ブーン!

よし成功だ。これであいつの頭に当てるぞ。



****




待たせたなチョウチョよ。

[鑑定]っと。


『種族チョウバテ』

名前無し

レベル8

体力25

防御力29

攻撃力24

魔力31


意外に強いな。勝てるか?いや、勝つんだ。

良し行くか。羽に力を入れて、左右に動かした。

ブーン

よし飛んだぞ!

チョウバタの顔が目の前にある、行ける!

そう確信した瞬間、俺の前に粉?みたいなものが広がり俺の意識は消えた。



****




ばい!ばい!バイバイ!キュウィーン!!!

あはま!どっこいしょ!餓鬼大使!!!

どこでも!!!トイレ!!!

漏れることがなくなるね!!!

ウェイ!

かなさき!!

あらか……


【   スキル[錯乱耐性]を取得しました  】


っは!?今の状況は何なんだー!!




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