表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゴキブリ転生  作者: 卵
迷宮編
5/17

第四話 意外にうまい

サボってしまった。

誤字脱字があったら教えてくれると、嬉しいです。

ふーむ。

まあ結果としては、美味しくない。

別にうまさとか求めないようにしたし。途中から。

でもさこれはあかんやろ。



俺は自分の口に目をやった。そこには、ドロドロに溶けた口があったのだ。こんな口になるまでの経緯を話そうと思う。



いっただきまーす!!!と言った俺はお腹が減ったのもあり、無我夢中に食った。それはもうやばいぐらいに食らいついた。俺のことを見た人がいたのなら、通報するぐらいに、食らいついていた。

でも何も感じていないわけではないぜ。

あれー?口がヒリヒリするぞー?ぐらいの感覚はあった。

そこで止めとくべきだった。何だろな、この体になってから食欲が増えた気がする。口が溶けてもなお、お腹がぐうぐういってるし。

後、多分だけど痛覚も弱いと思う。本来なら泣き叫んでいるはずなのに、ヒリヒリぐらいだし。

[酸耐性]も関係あるのかな?今3レベだし。

回復系のスキルもほしいなー。



今ここでヘニャヘニャしてても無意味だな。取り敢えず出口目指して歩くか。


〜体感10分後〜

10分歩いても、出口が見えないぞ。お先真っ暗ってわけだ。引き返した方がいいのかな。いや、ヘニャヘニャしないって決めただろ。次言ったら殴ろ。手が届かないけど。

まあ、進展がなかったわけではない。[酸耐性]がレベル5になった。この10分間ずっと口がドロドロしていたから、スキルが上がったわけか。まあレベルが上がった代わりに、口が消えた。穴が空いてる感じ。後壁とか床、天井をずっと鑑定していたらレベルが4になった。4になった時、自分に鑑定してみた。


『種族レッサーコクロッチ』

名前無し   

レベル3



と出た。レベル3かー。いやまあ分かってましたけど。レベル上がったら、回復するしな。早くイモムシ倒したいぜ!名前が無しなのは意味あるのかな?ただ単に親からの名付けで表示されるのか。はたまた、魔力?みたいなのを消費して、名付けるのかな?今は関係ないか。


〜また10分後〜

[酸耐性]はレベル6になった。上がりが悪くなってる気がする。[鑑定]なんて上がってないし。やばい!

口がヒリヒリじゃなくて、チクチクしてきた。やばい!やばい!そろそろ本気で死ぬ!スピードアップしなきゃ、こんなところで死ぬなんて、俺は嫌だ!!!



〜3分後〜

!?

前方にイモムシ確認!

[鑑定]を発動します!


『サンチュル』

名前無し


と出たでございます!

早く!早く倒してレベル上げるでございます!!


サンチュルからの酸攻撃を、交わして体当たりをした。攻撃を喰らった、サンチュルは怯んだ。

俺は見逃さないぞ!!

そのまま噛み付く!

あれ噛めない!?

あ、口ないんだった

えーいそのまま体当たり!

もう一丁!

攻撃する隙を与えないぜ!!

おらー!!!!!


〜1分後〜

やったどー!!

た、倒した、、、

今俺の前にいるのは、死んだサンチュル。

ふ、雑魚め。

我の道に出てくるのが悪いのだぁ。

フーハッハッハッハー!!!


【    [鑑定]レベル6になりました   】


ふむ。やっと上がったのかね。前の俺ならキレてただろうが、今の俺は上機嫌だから許してやろう。

大義であったぞ。

後、パッパカパーン!!俺の体治りました!

レベルが4になったぞ。嬉しい。

もう、酸耐性上がんないのか。まあ良い。

フーハッハッハッハー!!!

良かろう、体が治ったからなー!



どうしよう。今目の前にある、食べ物サンチュル。

食べたとしたら、俺の口は溶けてしまうだろう。

だが、酸耐性が今レベル6だ。

6になった途端、俺の口は溶けなくなった。

てことは、溶けないのではないだろうか。

ふむ。俺の考えは、天才だな。

いただくか。イケボ


ムシャムシャ

ムシャムシャ

ムシャムシャ

ムシャ ムシャ


あれ美味しい。あっという間に食べ終わってしまった。この味には覚えがあるぞ。え〜と。うーむ。

あ!アンコだ!

あの形からこんな美味な味になるなんて、最and高ではないか。酸耐性ありがとう。次から見つけたらすぐに食べよ






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ