第三話 初めての戦闘
うーむ。
『迷宮の中層の壁』
うーむ。
何もかも変わらない。
え〜この道で合ってるのかな〜。
あれよ、決まったわけじゃないけど、この道がね上層につながってなくて、下層だとしたら。
うわー。
まあね、魔物とかに合ってないし、よしとするか。
そう思ってた時もありました。
魔物いたよ。
『芋虫』
何だよこれ。
絶対芋虫じゃない。
理由その1でかい。
以上。
俺の時は、種族名出たけど、何故に出ないんだ?
そう思考を巡らせていたら、芋虫からの汚い紫色の液体が飛んできた。
油断をしていた俺は、すんなりと当たった。
おんぎゃー!!!!!
やばいめっちゃいてー!!!!
え、何だこれ!!
毒か、毒なんだな!!
やばい、第2射きたーー!!!!
ふん!!!
ちょ!!退散!たいさーん!!!!
芋虫の射程外に、逃げて俺は思った。
俺の背中溶けてるーーーー!!!
why!!!!
あれ毒じゃないのかよ!!!
酸!?
【 スキル[酸耐性]レベル1を取得しました 】
おー!?やっぱ、酸だったのか。
でもよ、酸耐性ゲットしても、俺、遠距離攻撃も無いし、攻撃の仕方わからない、、、、。
噛み付くかな。それとも体当たり。
マジ痛い。
ジリジリ、してる感じが腹立つ。
ちょくら、ボコしてくるわ。
見つけたぞ。クソ芋虫が。
ペッ!!!
おっと。あ、危ないな。
俺意外と足速いのね。
ペッ!!! ペッ!!! ペッ!!!
そんな、バカみたいな攻撃は当たらないぜ。
ぺちゃ。
ぺちゃ。
ペチャ。
アーーーーーーーー!!!!!!!
このくそやろ!!!!!!!
毒で溶けてる体を、無理に動かしながら素早い動きで、噛み付く!
ガブ!!!
ガブ! ガブ!!
オラオラオラ、死ね!!!!!!!
芋虫が動かなくなるまで、ずーーーーーと、噛み続けた。最後らへんは、体内に入ってたと思う。
た、倒したぞー!!!!
異世界初の、戦い。
とても壮絶だったぜ。
【 スキル[酸耐性]がレベル3になりました 】
【 スキル[鑑定]がレベル2になりました 】
【 スキル[視覚強化]を取得しました 】
【 スキル[暗視が]がレベル10になりました 】
【 レッサーコクロッチがレベル2になりました 】
あ。フィーバーが終わった。す、すげぇ。
酸耐性がレベル3になったのか。
あれ?レベル2は?すっとんだ?
鑑定は置いといて。
視覚強化って何だ?目だよな。特に何も変わってないぞ。レベルが上がったら、遠く見えたりするのかな。
暗視君さ、あんたすげーよ。
暗闇でも、明るく見えるもん。
レベル10になったらそれで終わりなのか。
鑑定君はねー、試したかったんだよね。
鑑定っと。
『 種族レッサーコクロッチ 名前無し 』
うん。あのね鑑定君、スキル表示はまだかね。
そろそろ俺の記憶が危ないんだけど。
壁にも、鑑定しとくかー。
『 コテメキナス迷宮 中層の壁 』
お!こ、こて、コテメキす、コテメキナス迷宮か。
読みにくいなー。
後!!俺レベルアップしてる!!!!
今気づいたんだけど、溶けてた体治ってる!!!!!!!!!!!!!!!
はいきましたー!!
レベルアップしたら、全回復しますねこれ!
これさー?他の魔物も、回復すんのかね。
だとしたら、クソだるいぞ。
ギュルギュルー
腹減ったー
この芋虫食うか。
龍みたいに、おいしいのかなー?
いただきまーす!!!
芋虫美味しそー






