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ゴキブリ転生  作者: 卵
迷宮編
16/17

第十三話 魔法

不幸が重なり半年間投稿できませんでした。

これからは、1ヶ月に一回ペースで投稿してこうと思います。

誤字脱字がございましたら、報告お願いします。

光に満ちた場所、希望に溢れた世界が広がっているわけでは無く、普通の空洞だった。

通路にいた頃とは違い、魔物が沢山いる。

今俺が居るところは、空洞がある所の上のデッパているところにいる。

そして、下には魔物がいるという状態だ。

うん?

何で下に魔物がいるんだ?

っていうか何で下があるんだよ。

俺は上層に上がるために登ってきたわけだろ?

まあ確かに上層に上がる確証はなかったが。


あー考えたくないな。

うん。

俺は考えるのをやめた。


ここが、上層か。

魔物が沢山いるな。

そして、戦いあっている。

わーお、気持ち悪い。

阿鼻叫喚ってやつだろこれ。


えーと、右にいるのが白黒のムカデ、黄色のバッタ、黒いブタ、青いカブトムシみたいな奴達、左にいるのが.....スライム!?初めて見た!

俺が思っているスライムは、青くてぷにぷにで小さくて弱っちい奴と思ってたんだけど、今いるスライムは黒くて大きくて、なんかドス黒いオーラを感じる。

しかも、めっちゃ食ってるー、キモスンギ。

真ん中は、もうゴチャゴチャだわ。


外に出る所はどこかな〜?

俺は上下左右目をやった。

結果は、ありました。

.....スライムの方に。

まじかー

運がないな〜

でも、スライムの方以外にあるでしょ。


.....ない。


いやでも、スライムといえば酸攻撃でしょ、ってことは大丈夫じゃね。

.....物理攻撃って通じるのかな。

俺魔法使えないし。

スキルポイントでなんかの魔法を取得してみようかな。


確か俺のスキルポイントは、200あるはずだから、足りるとは思うけど。

魔法って何があるのかな。

まず、火でしょ、水、風、氷、土とかか。

ん〜何が強いんだろう。

スライムの体が酸でできているとしたら、火は弱いよなね。酸って液体だし。

水も薄めるだけとかになりそうだし。

そしたら、氷とか土、あたりかな。


やっぱ氷でしょ!


氷魔法をスキルポイントで買います!!


【   氷魔法はありません。  】


まじかよ。

だとしたら土だ!


土魔法が欲しい!!


【  スキル「土魔法」はスキルポイントを使って取得できます。

   今所持しているスキルポイントは200です。

   「土魔法」はポイント200で取得できます。

   取得しますか?  」


スキルポイント無くなるけど良いよね。

しまーす!!!


【   スキル「土魔法」を取得しました  】


うおーーーーーー!!!!!!

魔法だ!魔法!


これで魔法が使えるぜ。

どれどれ念願の魔法は何が使えるのかな?


ぬぬぬぬぬ〜!!

はっ!


うん。無理です。

どうやればいいのかがわかりません。

こうゆう時に調べられるものとか無いのかな?


・・・有りました。

【鑑定】だわ。

うっかり忘れていたわ。

この記憶力もどうにかしないとな。


ちょと待てよ。

【鑑定】のレベル上がってないじゃん。

鑑定しても意味ないじゃん。

ってことは、突撃しかない感じなのでは?

あーまじか。


一回引き返して、魔法を使えるようになるまで特訓しようかな。

なんか魔物たち争ってる感じするし。

俺が何もしなくても自然と死んでくれる説。

そうと決まれば引き返しますか。

うん。断じて怯んだわけではない。

俺はビビリではないのだ。

戦略的撤退なのだ。




***




俺が取得したのは【土魔法】。

俺の体には魔力というものがある。

鑑定して、そうゆうのがあることは知っていた。

俺の前世の記憶から推測すると、導き出される答えは一つ。

魔力を使って使用するはずだ。


ではどうやるのだろうか。

詠唱とかあるのだろうか。

あったらとてもまずい。

絶対、すぐに使えない。

ってか、詠唱の言葉とか覚えることができなそう。


じゃあどうするべきか。


魔法を使用するために、色々なことを試した。

まず、詠唱の可能性があったため魔法っぽい言葉を試した。


例えば、精霊の力よ俺を助けよ!土の槍!!!!とか。

普通に、土の槍!!!とか。

俺は土の槍が存在しない可能性が頭をよぎったので、違う言葉を言ってみた。


土の塊!!!

土の雨!!

土!

砂!

砂嵐!!

石!

石ころ!


ダメみたい。

あ、このパターンすか。

魔法が使えないパターンね。

はいはい。


ふざけるな!!!!!!

え!?

何で使えないんだよ!?


ふー。

まあまあ落ち着け・・・


まずイメージが大事って何かのキャラが言ってたな。


俺は石を出したい。

俺は四足歩行だから手とかには出せない。

うん。

頭だな。いや、口開けて口に出すか。

口には出したくないな。

頭でいいや。


よーし。

順調にイメージできてるぞ。


次は、どうやって出そうか。

詠唱はダメだったから、具体的に考えて魔力を頭に流してみるか。

よく考えたんだが、鑑定するときになんか魔力?ってきなものを流してた気がする。

血液をイメージしたら分かりやすいな。

水を飲んだときに、水が喉を通っていく感じが、体全体を巡ってると考えたほうが早いな。


集中、集中。

頭に魔力を集めるイメージ。

む、難しいな。


体の至る所に魔力の雰囲気があるな。

コツを掴むと楽しいな。

それを、頭に集めるイメージ。


十分に集めたら、強く念じてみる。

石、石、石、石、石、石、石、石、石、石、石、石、石。


コトン


え?

まじで出た。


俺の目の前に落ちたのは、普通の石。

でも、ちょっとでかい。

砲丸の5キロぐらいの大きさだな。


な、なんか考え深いな。

俺が出した石。

俺の子供。

うふふ。


重いのかな。

俺は、頭でこづいてみた。

普通に動いた。

あんま重くはないな。


す、すげー。

魔法って存在するんだ。

よーし。

魔法使えるようになったから、色々実験するか。


俺は出口のことなど忘れていた。

魔法はそのぐらい魅力的な存在なのだ。

魔法をようやく登場させることが叶いました。

詠唱と主人公のやり方の違いは、いつか書きます。

簡単に言いますと強さが詠唱の方が強いです。

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