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90.魔道具

 今、私は悩んでいる。


 それは何故か。


 ネタがないからだ。


 マール様が宣伝してくれたお陰でシャンプー等の人気がとても高まったのは良かった。けれどお嬢様方の好奇心は留まる所を知らず、もっと他にも色々あるのではと詰め寄られてしまっている。しかし実際にはそんなものはどこにもない。


 元々前世のおぼろげな記憶から何とか作ったものでしかないのだ、ちょこっとフレーバーを変えるぐらいは出来ても、ここから更に画期的なものを私が生み出せるわけでもない。イルヘン村の開発チームが色々試してみてはくれているけれど、そう簡単に出来るものだとも思っていない。


 なので何か別の形の商品を考えておかないといけない、そうは思うもののアイディアが浮かんでこないのだ。


「お嬢様、お行儀が悪いですよ!」


 屋敷の食堂でいつも通り使用人の皆と一緒に朝食を食べながら考えていると、アンナから注意されてしまう。流石にスープ用のスプーンを咥えっぱなしのまま両手に顎を乗せて上の空は不味かったようだ。


「……また考え事ですか?」


「新しい商品のアイディアが出てこないのよねぇ……」


 アンナは私が悩む様子を見て不思議そうにしている。


「もう商会は設立の時期から考えれば充分過ぎるほどに上手く行っていますよ?」


「うん、それはわかってるんだけどね。むしろ上手く行き過ぎて色々期待されているせいでプレッシャーがね……」


 最近一気に貴族の知り合いが増えたけれど、みな口を揃えてシャンプー等以外にも面白いものを楽しみにしていると言うのだ。


 それを聞いたアンナはまた溜め息をついた。


「無理に応えなくても良いではないですか……。あまりに続けて新商品を出してしまうと、買う側もそれに慣れてしまいますよ。勿体ぶるぐらいで丁度良いのです」


「そっか…………確かにそうかも」


 私のような商売の素人が先走ったところで良いことはないとそう思っていたはずなのに、いつの間にか調子に乗っていたようだ。現状上手く行っているのだから私が引っ掻き回してはいけない。危ないあぶない……。


「それに朝食が冷めると料理長が泣いてしまいますよ?」


「ふふっ、それはいけないわね」


 アンナに上手く説得されてしまったような気もするけれど、確かに必要のないものを考えるより料理長の笑顔の方が大事だ。


 私は悩むのを止め、ちゃんと目の前の朝食に集中する。




◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇




 食後は久しぶりにハンターギルドへと足を運んでみる。依頼の為に各地を頻繁に飛び回ることはなくなったけれどたまには活動しなければ。魔物から人々を助けずして何がハンターだって感じだし。


 相変わらず人口密度の割に辛気臭いロビーの雰囲気が少し懐かしい。受付のモカさんが私に気付いて満面の笑みで会釈してくれたので、私も笑顔で手を振って応える。


 しかし掲示板を見てもA級の依頼は貼りだされていなかった。A級はそもそもの依頼数が下級のものより少ないので、たまにはこういうこともある。こればっかりは仕方がない。


 特に危険なA級の依頼でなければ私が無理してこなす必要もないかと思い、帰ろうとしたところに見覚えのある集団がギルドに入ってきた。


「お~レオナ! なんか久しぶりだな!」


 それはA級パーティ『鋼牙』の面々だった。その燃えるように赤いポニーテールを揺らしながら大きく手を振っているエイミーはいつもと全く変わらなくて、なんだかほっとする。


「やっほーエイミー! 最近はハンターとして全然活動してないからねぇ……」


「今は新進気鋭の商会の代表だものね。人生何が起こるかわからないわね、ホント」


 情報に敏感なダリアはしっかりと今の私についても把握しているようだ。


「……その代表様はもうお帰りなのか?」


「掲示板を確認してもA級の依頼は見当たらなかったから今日は良いかなって」


「マジか~!」

「まぁまぁ……。そういう日もあるさ」


 ショックに頭を抱えて天を仰いでいるエイミーをアルフレッドさんが宥めている。きっと普段からこういう役割なのだろう。苦労していそうだ……。


「どうする? 私たちも今日はやめておく?」


「ふーむ……。疲労は少ないとはいえ昨日戻ってきたばかりだしな。今日無理にB級を受けるぐらいなら日を改めた方が良さそうか」


「じゃあそうしましょ」

「うん、了解」


「えぇ~……!」


 私の目の前でリーダーのマーカスさんを中心にぱぱっと話が纏まっていく。流石にA級パーティだけあって手慣れている。エイミーが暴れられなくてごねているけれど、手が付けられないレベルでなければスルーが基本のようだ。他三人に迷いが一切ない。


「……なら俺は宿でもうひと眠りしてくる。じゃあな『いばら』の」

「僕もちょっと服でも見てこようかな、またね」


「うん、またねー」


 マーカスさんとアルフレッドさんはそう言ってさっさとギルドを出て行った。


「…………アルフレッドさんが服屋って何か意外ね?」

「ぶっ!」


 私の呟きにダリアが噴き出した。ツボに入ったらしく、肩を震わせている。


「んふふふ……あまりにも周りから地味だって言われるものだから、見返してやろうと店には行くんだけど、結局いつものが良いって言って買わずに帰ってくるのよ彼……」


「ついでに髪切ってサッパリしてきたらいいのにな、アイツ」


 色味も地味だし、見た目もボロボロ・ボサボサで若干みすぼらしさがあるので、その辺りを改善すれば実力もあるのだし結構モテそうな気がするのにとは確かに思う。


「根っからの地味好きなのねぇ……。それで、二人はこれからどうするの?」


「依頼受けるつもりだったから予定なんてないわ。久しぶりだし、良かったら少し話さない?」

「そうだぜ、何か面白い話聞かせてくれよ!」


「そうしよっか、折角だしね。お茶するにしても時間的にまだお店は開いてないだろうし、うちの屋敷にでも来る?」


 ここでも別に良いけれど、お茶も出ないしなんだか落ち着かない。私の提案にエイミーだけでなく、珍しくダリアまでもが目を輝かせている。


「そちらが良ければ是非行ってみたいわ! エイミーは自慢してくるし、お酒を頂いた時も中までは入らなかったから気になってたのよ」


「あれから使用人も増えたんだろ? どう変わってるのか楽しみだぜ!」


「じゃあ決まり! お酒もお土産にまた持たせてあげるね」


『イエ~イ!』


 にこやかにハイタッチする二人。こういう所は幼馴染だけあって息ピッタリだ。




◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇




 秋も深まり、木々が鮮やかに彩る屋敷の庭を三人で通過する。


「前に来た時は春だったかしらね。相変わらず見事なお庭だわ」


「私の生まれ育った屋敷の頃から仕えてくれている庭師が頑張ってくれているからね。私の侍女の旦那さんでもあるわ。ほら、あそこ」


 私が指差す先に、二人の息子に何やら教えながら作業をしているマルコの姿がある。こちらに気付いた彼らは私たちに向けて帽子を取ってお辞儀をしてくれる。


「いいとこのお嬢様っていう噂は本当だったのねぇ……」


「……まぁ色々あったからね」


 そういえば二人にはアクセルたちのように生い立ちについてしっかりと話していなかったなと思い出しながら、入り口のドアを守衛の男性に開けてもらう。私はともかく使用人皆の安全のために雇うようになったのだ。


「おかえりなさいませ、お嬢様」


「ただいま、アンナ」


「本日はギルドに向かわれたのでは……?」


 割とすぐに帰ってきてしまったので不思議そうに聞いてくるアンナ。


「丁度いい依頼がなかったから今日は中止。後ろの二人も同じだったから、お喋りしましょうってことで連れてきたの」


「『鋼牙』のエイミー様とダリア様ですね、ようこそおいでくださいました。ご活躍はかねがね伺っております。それではご案内致します」


 以前の女子会の後にお酒をもらいに来た二人を、たったそれだけでしっかり覚えているのだからアンナは流石だ。


「お邪魔します……」

「ぉ……おう」


 こういった対応に慣れていないのか戸惑いながら私に付いてくる二人。しかしその目を好奇心で満たしながら屋敷の中をくまなく観察している。


 二人を応接室まで案内した後はアンナにお茶の用意を指示して私は自室に戻り、寛ぐには邪魔なポーチや剣、ナイフ、手甲などを外しジャケットを脱いだ。少し身軽になった私はすぐに応接室へ向かった。


 戻ってみればエイミーは室内を楽しそうに歩き回り、ダリアはソファーに座りながらきょろきょろと辺りを見回していた。


 その姿勢がキッチリし過ぎていて、なんだかおかしくて笑いながら私もソファーに腰掛ける。


「そんなに緊張しなくても良いのに……」


「こういうのには慣れてないもの……。改めて貴女が貴族なんだって思い知らされた気分よ。こんな時ばかりはエイミーが羨ましいわ……」


 ダリアはその雪のように白い肌の頬を赤く染め、恨めしそうに遠くのエイミーを睨んでいる。


 いつもクールなダリアの意外な一面というか、人間味のある反応が見られてちょっと面白い。エイミーのブレなさも面白いのだけれど、あちらは平常運転なので珍しさで言えばこちらの方が上だ。


「家具はあの時に入れた物そのままだけど雰囲気が全然違うな! なんつーのかな……温かみがあるっていうのか?」


「それ、当時も貴族の女の子に言われたわ。見た目は綺麗だけど生活感が全くないって。今はそんなこともないでしょう?」


「そうそうそんな感じ! 生活感だな!」


「――――失礼します」


 そこにアンナがお茶の用意をしてやってきた。


 それに気付いたエイミーは素知らぬ顔でひょこひょこと歩いて戻ってきてダリアの隣に座った。何故かアンナの前だとちょっとだけ大人しくなるのがまたおかしくて思わず笑いが漏れる。


「……なんだよ」


「べっつにぃ~?」


「……?」


 エイミーが苦虫を噛み潰したような顔で睨み付けてくるのを躱している様子をアンナが不思議そうに見ていた。




「女子会以来だもの、貴女のことだからどうせ色々あったんでしょう? 噂だけは沢山耳に入ってくるもの」


「どうせって何よ……。まぁ色々あったけどさ……」


 私はブリジットとの再会から順追って話していく。もう隠す必要もないので、ついでに生い立ちや魔力量についても全て話してしまうことにした。


「はぁ~……」

「すっげぇなオイ……」


 一通り私の話を終えると、二人共何故かぐったりしていた。


「ちょっと、大丈夫……?」


「貴女の話が濃すぎるのよ……。ただでさえ大変な生い立ちだったのに、更にあの次期領主夫人が親友で、ここの騎士団団長や故郷の領主の息子、挙句の果てには王太子様にまでプロポーズされていて、新しい商会が隣の領地の大きな商会をぶっ潰して急成長中って……」


「しかもこれがホラ話とは思えねぇ辺りが余計にすげえわ……」


 ブリジットと知り合ったのは昔からだし、プロポーズは相手からだし、商会の話以外はそこまで自分から行動を起こしているつもりはないのだけれど、聞かされる側からすればその辺りはあまり関係ないのだろう。


「特に王太子様からの再プロポーズ待ちっていうのが特にヤバいわ……。確かに前に貴族の凄い人でも狙ってみたらとか言った覚えはあるけど、王族って貴女ね……」


「そうは言われてもブリジットと出会った同じ日に初めて殿下と会って、向こうが一目惚れしてきたんだから私は何もしてないわよ……」


「そうなんだけどぉ……!」


 これは正直あまり良い流れではないなと思った私は無理矢理話題を変える。


「そんなことよりもっと別の話をしましょ! 提供してくれたネタが商品化出来たらお礼にタダで現品あげるから、商会の新商品のためのネタをちょうだいよ」


「あら、タダで!?」


「ネタって言われてもどうすりゃいいんだ?」


 とりあえず二人が喰い付いてくれたので胸を撫でおろした。今朝アンナにこの話は止められたばかりだけど、話題を変える為なので仕方がない。何か良いネタが手に入れば儲けものぐらいの姿勢で行こう。


「ん~……とりあえず今欲しい物とか挙げてみてくれる?」


「金! 魔力! 結婚相手!」


 エイミーの欲しい物が清々しいまでの直球で苦笑いしか出ない。商品のネタだって言っているのに結婚相手と言われてもどうしろというのだ。マネキンでもプレゼントすれば良いのか。


「もうちょっと具体的に知りたいかな……。お金で何を買いたいのか、魔力を使って何をしたいのかが大事なのよ」


「ん~……強くてカッコイイ武器とかあれば欲しい。長年使ってきてっけど、最近は流石にガタが来てる感じするんだよな」


「エイミーの武器は……戦斧か」


 応接室の入り口付近に立てかけてある巨大な斧をチラリと見る。装飾も少ないとても無骨な物で、確かに良く使い込まれているのがわかる。


「まぁ大剣でも棍棒でも何でもイケるけどな」

「……振り回せればね」


「さっすが『狂戦士』様ね……。じゃあ魔力っていうのは? そんなに困ってるようには見えないけど……」


 前に殴り合った感じだと身体強化の出力も中々に高かったし、騎士団の人間とも全然引けを取らないレベルだと思っているのだけれど。


「あぁ……それはね……」


 何故かエイミーではなくダリアが頭を押さえながら話し始めた。


「アクセルが『付与:(エンチャント)炎の大剣』(フランベルジュ)って魔法を使っているのを見て、自分も使いたいって思ったらしいんだけど、上手く身体強化と両立出来ないのが不満みたいなのよ」


 魔法を教えた日にアクセルが私の『付与:炎の大剣』について聞いてきた覚えがある。まさか魔法の名前までそのまま使っていたとは思わなかった。


「身体強化を切るか、出力を抑えれば良いじゃない?」


「それじゃスカッとしないじゃんよー!」


 どうも魔物を全力でぶっ飛ばせないと嫌らしい。エイミーらしいと言えば確かにエイミーらしくはある。


「う~ん、現状はエイミーが自分で魔力量を増やしていくか、丁寧な魔力の使い方を覚えるくらいしか解決策がないなぁ……」


「くっそ~……」


「じゃあダリアは? 何か欲しいものある?」


 右手で悔しがるエイミーの頭を撫でながら、左手の人差し指を顎に当てながら考えるダリア。


「私はそうねぇ……暮らす上で便利な魔道具かしら。あと貴女の所の商品のせいでお風呂も欲しくなっちゃったわね……」


「……魔道具?」


 お風呂が欲しくなる気持ちはよくわかるとして、魔道具は何の魔道具だろうか。


「これからの季節寒いでしょ? 暖炉がない宿の部屋でも暖かく過ごせる魔道具とかあるらしいじゃない。あと竈代わりの魔道具とかも食べ物温められるのは便利よね」


「な~るほど。ダリアは現実的だわね」


「騎士団の知り合い曰く市場には出回ってないから貴族に依頼するしかないみたいだし、依頼したらただでさえ高額なのに余計な手数料まで取られて全然現実的じゃないわよ……。貴女の商会で取り扱ってないの?」


「一応確認はしてみるけど、私も見たことないし多分取り扱ってないと思うなぁ……」


「そう……」


「私も魔道具については詳しくないし、ちょっと調べてみようかしらね」


 今ある魔道具だって前世の家電に近い物が多いのだから、もっと色々な物が作れるかもしれないし、平民向けに低価格化出来たりする可能性だってある。


「もしかしたら二人の希望を叶えられるかもしれないしね?」


「頼んだわよ!」

「頼んだぜ!」


 そうして二人に頼まれつつ、それ以降もどうでも良い話に花を咲かせる。ここ最近はバーグマン領で働いてばっかりだったし、こういう緩い雰囲気で過ごせるのは気楽でいいなとしみじみ思った。




◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇




 私は早速午後からクローヴェル商会へ赴き、ロベルトに質問してみた。


「魔道具ですか……?」


 沢山の書類が散乱している机で書類に目を落としていた顔が持ち上がり、その赤い眼がこちらを見つめる。あれから多少は余裕が出来たようで、以前よりだいぶマシな顔色をしている。


「そう。取り扱うことってあるのかしら?」


「取り潰しにあった家のものなどが裏で出回る可能性はあるにはありますが、法律で販売が禁止されていますので、ウチで取り扱うことはありませんね」


 やはりダリアの言っていた通り、そうそう出回ることはないようだ。


「なら皆どこから魔道具を買っているのかしら……?」


 私が悩んでいると、不思議そうな顔で近くに居たエマが私たちの間に入ってきた。


「お屋敷にも魔道具はありますよね? それはどこから?」


「あぁ、うちは一家全員病死で取り潰しになった成金男爵の屋敷をそのまま使っているから、元から付いていたのよ」


「……!?!?」

「えぇっ!?」


 私の発言にロベルトもエマも顔をこわばらせた。そういえば使用人たちにはまだ誰にもこの話はしていなかったかもしれない。


 言われてみれば取り潰しになっていたのに、家具と一緒に残されていたのは病気云々の話があったからか。私ってば本当に良い買い物をしたのではなかろうか。


「それはまた豪胆な……。我々は新品を調達する術は存じませんから、それに関してはブリジット様にお聞きするのが一番かと思われます」


「そうね、それが一番早そうだわ」


「お嬢様も何か欲しい魔道具があるのですか? 私、勝手に書類に目を通してサインしてくれる魔道具が欲しいです!」


 エマがあまりに欲望丸出しの魔道具を欲しがっていてつい笑ってしまう。


 ロベルトがそう言う彼女をじっとりと睨んでいるけれど、仕事を楽にするというのは道具の使い方としては間違っていないなとも思ったりする。まぁどうやったらそんなものが作れるのか見当もつかないけれど。


「ふふっ、今あるもの以外で何か売り出せるものがあるかもとか、もっと平民まで普及出来るようになれば沢山売れるのになとか、まだその程度よ。そもそもの知識が足りなさすぎるから、まずはそこからね」


 ロベルトが調達する術はないと断言してしまえるぐらいなのだから、魔道具周りは結構厳しく制限されている可能性もある。何にせよ知ろうとしなければ始まらない。


「なるほど、良いご報告を心よりお待ちしております」


 新たな商機の予感にロベルトはとても良い顔で私を送り出してくれた。



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