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84.ポリシー(ハロルド・フリュール視点)

 ご令嬢たちは翌日以降も騎士団の見学を続けている。俺も休憩時間にはマール嬢と何気ない会話をしながら、一緒に過ごすようになった。


 教官殿たちは他の騎士に話してはいないようだが、既に怪しまれているようだ。あれ以来、毎回休憩時間に姿を消していれば無理もない。


 訓練で直接迷惑を掛けているウィリアムには今の俺の状況を説明して謝っておいた。


『お前らしいが……色恋に疎い俺ではとてもじゃないがアドバイスなど出来ん。解決するまで我慢はしてやるから、頼ってくれるなよ……』


 その反応は実にウィリアムらしいものだった。


 気付けば答えの出ないまま、彼女が故郷に帰るまで残すところあと一日となってしまっていた。


 俺は訓練が終わって人気のなくなった騎士団に一人残り、あの日マール嬢から交際を申し込まれたこの場所で、どうすれば良いのか悩み続けている。


 今は四月の頭。春になり暖かくなってきたとはいえ、日が暮れればまだまだ肌寒い季節、そんな涼しさが考え続けてのぼせる頭を冷やすのに都合が良かった。




 結婚願望が希薄な俺は、現在三人の平民女性と交際している。彼女らとは結婚する気がないことも、他にも複数の女性と交際していることも承知の上で付き合ってもらっている。


 家の跡継ぎである少し年の離れた兄は早々に婚約者をあてがわれ結婚したのだが、その相手は家柄も良く、見た目こそ美人だが、高飛車で浪費癖もある素敵とは言い難い女性だった。


 家督を継ぐ為という大義名分の下、父から都合の良いように扱われ、我儘な妻に振り回され、どんどん荒んでいく兄。そしてその不満は恨み節となって弟の俺に降り注ぎ、俺から結婚願望と結婚後の未来への希望を悉く失わせていった。


 幸い女性そのものに幻滅はしなかったものの、騎士団での職務以外では遊び回り続ける、家の評判など一切顧みないボンクラ息子が出来上がったという訳だ。


 そんな俺が何故ここまで悩んでいるのか、それには女性を悲しませる男が大嫌いだという俺のポリシーが関係している。現状どうあがいても誰かしらを悲しませる結果になってしまうからだ。


 マール嬢と付き合うとなると、平民の子たち全員と別れなければならなくなる。貴族の「付き合う」は「結婚を前提に」という婚約を意味する言葉であるため結婚は避けられない、つまり結婚はしないと伝えていた彼女たちを裏切ることになる。


 マール嬢と結婚して更に彼女たちを囲い込むというのは、流石にマール嬢は許さないだろう。というより、俺が複数の女性と交際していると知られれば幻滅されるに違いない。


 逆にマール嬢とも彼女たちと同じような関係になるのは……絶対に有り得ない。仮にマール嬢が良しとしても向こうの家に殺される。


 そして平民の彼女たちを取ってマール嬢との交際を断ってしまえば、きっとその場では気丈に振る舞い笑いながら別れたとしても、故郷へ戻る馬車の中で静かに泣かれてしまうだろう。ここまで気に入られてしまうとは思ってもみなかったのだ。


 まさに八方塞がりだ。


 見初められたのが俺でなければ良かったのに。そうであれば素直にマール嬢が幸せになれるよう応援出来たのに。


 もしくは兄の結婚相手のようにもっと碌でもない女性だったら良かったのに。女性扱いすらする気になれない相手ならばこうやって悩むこともなく断ることが出来たのに。


(どうして……俺なんだ……)


 俺は頭を抱える。だが、こうしたところで良案など浮かんではこない。


「は……ハクション! っあ~……」


 頭を冷やすのには丁度良くても、身体は必要以上に冷えてしまっていたようだ。


(もういっそのこと風邪でもひいて明日は……)


「――こんなところにいたか」


 俺がつい後ろ向きな思考になっているところに聞き覚えのある声が響いた。見上げれば、外灯の明かりで柔らかい色に煌く銀髪と青い瞳の男性がこちらを見下ろしていた。どうやら近づいてくる足音にすら気付けないほど余裕がなかったようだ。


「殿下……どうしてこちらに……」


 いつもなら教官殿に逢いに訓練にも顔を出しているのだが、そういえば今回は一度もその姿を見ていなかった気がする。


「いやなに、『私では力になれそうにないので、代わりに話を聞いてやって欲しい』とクローヴェル卿に頼まれてな」


 そう言いながら殿下もベンチに腰を下ろした。


「教官殿に……」


 まさか訓練に集中出来ずにいた俺を怒鳴りまくっていた彼女にまで心配されていたとは。そこまで俺が悩んでいるとわかっているのなら容赦してくれても良いのではないかと思いもしたが、その辺りもしっかりメリハリをつけるのが彼女らしいのかもしれない。


「あちらからわざわざ俺を頼ってくれたと浮かれていたところに、そう言われた時の落胆が其方にわかるか? ……まぁ他でもない彼女の頼みだ、力になれるのであれば吝かではないが。部下のことでもあるしな」


(殿下もいつの間にか滅茶苦茶ぶっちゃけるようになったな……)


 彼女への好意が前面に出ていて全く隠そうともしていない。他……というか主に俺が若干蔑ろにされているようにも思えるが、ここまで突き抜ければ不快でもなくいっそ清々しい。


「それで何が起こったんだ? 今回俺は訓練に参加していないし、彼女からも具体的な説明は受けていないのだ。俺が許可を出したので令嬢たちが見学に来ていることだけは把握しているが、それ繋がりか?」


「実は……」


 これまでの流れと、俺が悩んでいる現在の状況を説明する。




「ふーむ……」


 それまで黙って聞いていた殿下は、腕を組んでベンチの背もたれに身体を預けた。


「ハロルドまでこうなってしまうとは……恋愛とはここまで人から冷静さを奪うものなのか。何やら恐ろしいものに思えてきたな……」


 溜め息混じりに呟くその表情は、俺が説明していた時よりもいくらか気が抜けているように感じられた。


「それはどういう……?」


「其方もいつもより頭が回っていないな、先生?」


 殿下が俺を先生と呼んだのは教官殿へのプロポーズの後だけ。そしてその台詞はあの時、俺が殿下に向けて言ったものだった。


「あの時俺に何と言ったか覚えているか?」


「それはもう色々と言いましたね……」


 怒りと教官殿に任されたという大義名分と殿下の人柄に任せて、かなり無礼な言動を積み重ねた。相手が殿下でなければ俺は不敬罪で死んでいただろう。


 俺はもう苦笑いを浮かべるしかなかった。


「あぁ、色々言われたな……」


 俺の心境を理解してか、それとも当時の不甲斐なさを思い出してか、殿下も苦笑いを浮かべている。


「だが今、この場でそれらをそっくりそのまま其方に返そうじゃないか。俺から言わせれば今の其方も不誠実そのものだ」


「なっ!?」


(俺が不誠実だと……!?)


 相手を悲しませないようにこうやって頭を悩ませているというのに、そう言われるのは納得がいかない。


 しかしそんな反抗心も、その後の殿下の言葉で完全に消し飛んでしまう。


「自身のポリシーとやらにばかり気を取られ、マール嬢のことを見てはいないではないか」


「――ッ!!」


「気弱な彼女が振り絞った勇気と覚悟に応え、彼女を生涯愛し、共に生きてゆく意志があるのかどうか……話はまずはそこからではないのか?」


 殿下は背もたれに身体を預けたまま空を見上げ、上空の月を見つめている。


 反論のしようがない……。このお方の言う通りだった。


 ポリシーを優先している現状は、マール嬢でも平民の彼女たちでもどちらでも良いと言っているようなものではないか。これを不誠実と言わずに何と言うのか。


「確かに其方のポリシー的には立ち行かない状況と言えるだろう。両立出来るような選択肢があるのであれば飛びつきたいだろう。……だが人生全てがそのように都合よく行くはずもない」


 ここで殿下が真っすぐこちらを見た。その目は真剣そのもので、そこにはあの時の俺のように怒りすら込められているように思えた。


「……選ぶことから逃げるな、そして選んだ責任を背負え。自らの責任を背負えない者に、他者を背負うことなど出来はしない」


 これまでに聞いたことのない、とても低い声。普段の穏やかな殿下からは感じることのない、王太子という立場の人間からの圧に思わず喉がごくりと鳴る。


 だがそれもほんの僅かな時間だけだった。すぐさま気安いいつもの殿下に戻ってしまう。


「――とまぁ、クローヴェル卿に愛される為に『女の尻を追いかける王太子』と周囲から呼ばれる道を選んだ俺から言えるのはそのくらいだな」


「……ん"ん"っ!」


 その冷静な自虐に思わず吹き出しそうになる。


「今それを持ち出すのは卑怯ですよ……」


 そう呼ばれている本人からネタにしてくるのは本当にズルい。一見するとそんなことをしそうにないお方が本当にそうしているのだから余計に面白くてズルいのだ。


 肩を震わせて堪えている俺を見て殿下は得意げに鼻を鳴らしている。


「まったく、生徒が立派になって先生は嬉しいですよ」


「俺を誰だと思っているのだ……」


 少し前まで恋愛においてあれだけ頼りなかった人物と立場が逆転してしまっているではないか。それまで良く知らなかった事柄であろうと一度勝手を知れば恐ろしい速度で吸収し、成長していく。流石殿下だと言うべきなのだろう。


「――さて、其方であればもうこのくらいで充分だろう。後は其方が決めるのだ。その選択と責任を背負う様を俺に見せてみろ」


 殿下はあっさりと立ち上がり、立ち去っていく。


「……ありがとうございました」


 俺も立ち上がり、その背中に向けて深く頭を下げた。


(たとえどのような結果になろうとも、誠実であらねば……)


 見上げた月がまるでマール嬢の笑顔のように眩しく感じて、俺は目を細めた。




◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇




 マール嬢は昼過ぎに王都を発つそうだ。馬車の旅での準備もあるはずなのだが、それでも教官殿も居なくなった騎士団に顔を出し、訓練の様子を見学してくれている。


 ――俺からの返事を聞く為に。


 返事は既に決まっている。なので昨日までの情けない姿を見せないよう訓練に集中し、その時を静かに待った。


 そしてついに休憩の時間がやってきた。


 既に歩き慣れてしまった見学席への廊下を、速くなる鼓動を抑えながら努めて平静に歩いていく。目線の先、目指すバルコニーからは日の光が薄暗い廊下に差し込んでいて、目的地に近づくにつれ視界が明るくなっていく。


 そして廊下から抜けた瞬間、その明るさに視界が一瞬真っ白になる。


 次第に目が慣れてくると、そこには白いワンピースを着た美しい長い水色の髪の女性が、これまでと同じ席に、背筋を伸ばして、両手の先を揃えて膝に置き、柔らかい笑みを浮かべながら佇んでいた。


「お待ちしておりました、ハロルド様」


 小柄で普段どれだけ気が弱かろうと、確かな気品が感じられる姿と、その佇まいが、彼女が成人した貴族女性であると教えてくれる。


「大変……お待たせ致しました」


 焦らず、ゆっくりと近づいていく。


「返事をする前に、お伝えしておかなければならないことがあります」


「……何でしょう?」


 突然そんなことを言い出しても顔色一つ変えずに微笑み続けているマール嬢。


「私は平民の女性三人と交際し、日頃から遊び歩いているような人間です。本来であれば見初められる資格すらないような男なのです」


 彼女には俺がこのような人間であると知ってもらわなければならない。後から知られるようではダメだ。これは何より彼女のためなのだから。


「……存じております」


 しかし彼女から発せられた言葉は俺が予想していなかったものだった。


「マール様……?」


「あれからハロルド様がどのようなお方なのか、こちらでも調べさせていただきました。そして今回のお願いが重荷になってしまったであろうことも理解しているつもりです」


 普通であれば相手の身辺など調べて当然ではある。あれだけ突然の告白であっても、それだけで突っ走らずに調べるだけの常識があることに関しては喜ばしいことだ。


「では何故……?」


 だがそれなら尚更、彼女が今ここにいるのが不思議に思えてならない。俺のような碌でもない男であれば振られて当然だというのに。


 頬を赤く染めながらも、真っすぐに微笑みかけてくれるマール嬢。


「普段飄々としていますが、本当の貴方はとても真面目で優しい人。それは騎士としての実績や、訓練への姿勢、そして私や交際相手の女性への接し方などからハッキリと伝わってきました。今回すぐにお返事いただけなかったのも、その優しさ故……」


 ここで彼女は顔を耳まで真っ赤にして顔を伏せてしまう。同時にその美しい水色の髪がさらりと肩から流れ落ち、控えめに揺れている。


「それを知っても尚、諦められなかったのは、ハロルド様から私の望む言葉を聞きたかったから……。貴方様の愛情を独り占めしたい……私のそんなつまらない独占欲です」


 これまでの控えめな彼女からは考えられないほど、独善的で、利己的な想い。


 ずっと内に秘めていた彼女の正真正銘の本音。


 自身の我儘だと理解していても尚、それを貫き通そうとする強い想いが、俺に向けられている。


「……私は思い違いをしていたようです」


「と、言いますと?」


「ずっと私は貴女のことを穏やかで優しい女性である一方で、儚くて、臆病で、風が吹けば簡単に周囲に流されてしまう、そんな女性だと思っていました」


 だから俺は今回、他に交際相手がいると正直に伝えることで幻滅されると思っていた。


「……しかし貴女はこちらの想像を遥かに超えるほどに情熱的で、揺るぎない意志を持った強い女性なのだと今ようやく気付いたのです。大変お恥ずかしい話ではありますが……」


 ここまで真っすぐに俺を求めてくれる人など、もう出会うことなどないだろう。


 俺にとってこれ以上の人は居ないと思える程に素晴らしい女性であると、今この場で、そう確信した。


 ――この女性と共に在りたい。


(そうか、あの人が求めているのはこういう事か……)


 俺という情けない人間を理解し、受け入れてもらえることの喜びを知ってしまった。


 ならば今度は俺がそれに応える番だ。彼女に受け入れられる喜びを知ってもらわなければ。


 両手を握りしめ、ぐっと胸を張る。


「彼女たちとは昨晩、全員に別れを告げて参りました。それは偏に一人の女性だけを愛するために」


「ハロルド様……!」


 俺のその告白同然の言葉に彼女は口元を両手で覆い、その目に涙の膜を作っている。


 マール嬢が俺に幻滅したとしても、それを不誠実の結果として粛々と受け入れ、一人で生きていく覚悟をしていたというのに、まさかこんな事になるとは……。


(昨日のこともそうだが、結局俺ごときが考えを巡らせたところで、誠実に行動することに勝るものはないのだろうな……)


 平民の彼女たちに別れを切り出せば、怒られ、泣かれ、呆れられると思っていた。しかしその全員が俺を祝福し、静かに身を引いたのだ。


『ハロルド様に一緒に生きたいと思える相手が見つかって良かった……』


 日頃から心の隙間を埋めてくれていた彼女たちは、それでも尚俺の幸せを願ってくれていた。みんな俺よりも年下だというのに、俺よりもずっと大人だった。


 とても自分が小さく思えた。


 だがこのままではいられない。目の前のこの女性に見合う誠実で強い男にならなくては。


 送り出してくれた彼女たちが俺と交際していたことを誇れるように、立派な男にならなくては。


「このハロルド・フリュール、謹んでお受けいたします。共に生き、共に幸せになりましょう。互いの命が尽きるその時まで……」


 だらだらと遊び歩いていた人生に、生きる意味が今確かに生まれたのを感じた。




◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇




 マール嬢を馬車乗り場まで送り届け、乗り込む彼女の手の甲へ口づけを落とす。


「近いうちに、そちらの家へご挨拶に参りますので」


「父もまさか相手を見つけて帰ってくるとは思ってもみないでしょうから、私からもしっかりハロルド様の素晴らしさを伝えておきますね」


 しばしの別れ。


 それでも見つめ合う瞳に不安の色などない。必ず一緒になれるとどちらも信じて疑っていない。


「では、また……」


「えぇ……」


 マール嬢を乗せた馬車が遠ざかっていく。


 そのまま馬車が見えなくなるまでその場で見送り、騎士団に戻ろうと振り返ると、馬車乗り場の出入口の脇に人影があることに気付いた。


 こちらの見送りが済んだことを確認したその人物はコツコツと足音を立てて近づいてくる。


「クローヴェル卿……」


 聞けば今回の見学は彼女がマール嬢に提案して実現したものだったらしい。自身がきっかけともなれば、その結末がどうなるか気にもなるだろう。


 目の前までやってきた彼女は何か言いたげだった。……いや、その内容についてはおおよその見当は付いていた。


「ちゃんと――」

「幸せにしますよ。……必ず」


 俺に発言を先回りされた彼女は目をぱちくりさせ、続けてくつくつと笑った。


「たった一週間でイイ男になっちゃってまぁ……。マール様が羨ましいわ」


 そう楽しげに溢した彼女はそのまま俺とすれ違って馬車乗り場方面に少し歩き、風を纏って宙に浮かび上がった。


「お互い頑張りましょ。……じゃあね」


 そしてたったそれだけ言って飛び去ってしまった。あっさりしたものだ、とても彼女らしい。


 十人……いや、百人に聞けば百人全員から『イイ女』と評されるであろう彼女から『イイ男』と言われたことに少し誇らしげな気分になる。


 きっと今の心持ちのままこれからの日々も過ごせていければ、間違いはないのだろう。


 見上げてみても既に彼女の姿はなく、今の晴れ晴れしい気分を現すかのような青空が目の前に広がっていた。



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