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くそじじいとの約束

目を覚ましたら?辺り一面真っ白だった、まさか無にでも来たか?


 と思ったのもつかの間自分の手足が見える事に気づいた……てことは?


 辺りは真っ白でも手足は見える、まず地獄ではないこれは確定だ、次に虫や動物説これもまだわからないが、手足が人間であることからまぁ可能性は低いだろう。


「これはまさか転生パターンじゃね?」


 ちょっとどころかかなり期待した、それからすぐに声がかかった。


「おい、そこの小僧こっちにこんか」


 声が掛かった瞬間振り向いた、こういう場合は大体は女神が居るお約束のである。だが、やはり現実は甘くない。後ろにいたのは80代くらいのやけに髭のお長いくそじじいだった。


「おい、だれがくそじじいじゃと?この転生神にむかって貴様」


「え、僕声だしてなかったような気が……」


「たわけが、おぬしみたいな小僧の心の声など聞こえるにきまっとろうが」


 プライベートもくそもない、心の声がダダ漏れなどそんなの卑怯だ、なので僕は最期の反抗としてはあとは確認として、くそじじぃと心のなかでおもったのだが……


「小僧は学習はせんのか?貴様をGにでも転生させてやろうか?ん?」


 そっれを聞いた瞬間即座に


「ごめんなさい転生神さま」


 土下座をした、プライド?そんなものは死んだときに一緒に肉体と共においてきたのである。


「ふん、まぁええわい、小僧は前世では特に悪事もせず真っ当にいきたようじゃしなある程度の希望なら聞いてやらん事も無いぞ」


「あ、じゃあ人間は嫌です、出来るなら魔法とかのある世界がいいです」


「ほぉ、少し待っとれ」


 そう言うと、僕の方に手を伸ばして1分くらいしたら、


「なるほどのぅ、なら人類じゃなくでも人に近いものでよいか?」


 どうたら僕の記憶を見て確認?的なことをして僕がなぜ人間は嫌か理解してくれたらしい。


「はい、それでおねがいします。出来ればなんですけど人間と関わりが無い種族でお願いしたいです」


「そういえば、おぬし魔法がどうたらこうたら言っておったな、であるなら、この世界はどうじゃ?人族と他種族が戦争しておった世界じゃ、いまは停戦状態じゃが、近頃人類が勇者を召喚する気なのじゃが、そうすればまた戦争が起きて他種族側に甚大な被害が出てしまう、なのでおぬしには他種族側に転生してもらい出来れば戦争を止めてもらいたい、もちろんそれなりの能力と力は渡すつもりじゃ」


 その話を聞いて僕は正直はじめはふーんくらいにしか思はなかった、だがしかし!確認しなければならないことがある、それは…


「他種族側にはエルフとか獣人とかもいるんですか?」


 そう!エルフであるエルフが人類に殺されるのは見逃せない!


「いるぞ」


「行きます、僕に任せてください」


「ほ、本当にいってくれるのか?わしからお願いしててなんじゃが、結構危険が伴うぞ?」


「はい、行かせてください。」


「なにがおぬしにそこまでさせるかわからんが、まぁよいよろしくたのむ」


「はい!」


「他に何かないかの?あと一つくらいなら大丈夫じゃぞ」


「ならすこしでもいいので勇者召喚を遅らせてもらえませんか?少しでも長く時間がほしいので」


「わかったのじゃ、よしでは転生させるぞ」


 転生神がそういうと僕は光に包まれたそして転生し終わる寸前に僕は最後に








「じゃあなくそじじい!また逢えたらそんときもよろしくな!」


 そうして転生神と僕の出会いは幕を閉じたのである、そして神門に転生神の怒声が鳴り響いたのはまた別の話……






エルフは正義

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