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ここまで読んでくださったあなた、どうもありがとうございます。
The Disintegratorsは前話までで一部完、そのうち二部の予定でしたが、予定を変更し完結という形にしました。打ち切りです。
以下理由ですが、囲碁を知らない人はスルーしてください。
二部を開始しようかなという頃に、アルファ同士の自己対局やゼロのニュースがありました。その中で彼らが新しい定石を打ち始めたという話も聞きました。
そこで開始時期を少し遅らせて、その定石の情報をのんびり待っていたわけです。
現在、AI流の打ち方で一番わかりやすくインパクトがあるのは、33入りです。当然そのことについて書きたいのですが、ここで一つ問題が。
そもそも江戸時代に星を打とうとした棋士なんて、いないのです。
創作ですしーと開き直ればいいのかもしれませんが、棋譜を漁ってみてもそれらしいのが見つかりません。sgfも用意できません。
もっと私が強ければ、棋譜ごと創作できたかもしれませんけど。
舞台が明治時代なら違ったかなとは思います。呉清源さんあたりがまさに打ちそうな棋譜が盛りだくさんですし。
ということでほったらかしてる間に、かなり時が経ったというわけです。
めんどくさくなったわけじゃないよ!
以下蛇足。
本因坊一派の方が新しい手をガンガン試してそうなイメージがあります。「じゃあ誰か星打ちそうな人いる?」と聞かれると、道策さんくらいしか思いつかないので困るんですが。
最後のほうにちらっと出てきた雄蔵さんはどちらかと言えば高目スキーな感じだし、秀策さんなんてかたくなに小目打ってるイメージがあります。夜な夜な星の棋譜を並べて研究してて、自分が人前で打つときは絶対に小目オンリー、みたいな。
ちなみに私のなかでのアルファのイメージは、秀策さんです。淡々と進めて行く感じが、まさにそれ。
マスター並べてたら変化球投げてる道策さんのような感じがしたし、アルファゼロは呉清源さんですね。
最近並べていないので、記憶と違ってるかもしれません。適当でごめんなさい。
本当は吐血の局まで書くつもりでしたが、機会があればということで。
それではごめんなさい、ありがとうございました。




