Prologue Ⅱ
さあ始まりましたJohnDoughの本編。
Prologueはジョナサンの手紙からスタートです。
どうなるんだ。この後…。
作者である私も分かりません。(嘘です)
ジョナサンやエドの絵描いてくれる人募集。
これを君が見ているなら、私はもう、君たちの監視下にいないのだろう。
私のしていることは違反だ。
それは分かっている。
しかし、もし私が君に殺されても、やらなければいけないことがある。
この内容を君に教えるわけにはいかない。
君は当惑していることだろう。
怒っているかもしれない。
教えられることは、私は君たちの側では無いということだ。
ならば、私は敵か。
その問いには答えられない。
事態は一刻を争う。
君が今詳細を知ると、君は動きにくくなる。
これは私と君たちの智慧比べ、すなわちゲームだ。
答えを教えて良いゲームなど存在しないだろう。
君がこの手紙をどうとるかは分からない。
私が独立して動いているか。
タナトスに寝返ったか。
どうとるかは自由だ。
何故なら、それはどちらも真実の一部を射抜いているからだ。
私も、ゲイツもそして君たちも。
全員、この巨大なゲームに参加している。
ただし、私が勝つことは許されない。
勝つのはタナトスの側か。
君たちの側か。
これは、何を守る戦いなのか。
何が変わる戦いなのか。
少なくとも、この戦いで世界は大きく変わるだろう。
その世界は君の世界か。
君の守りたい世界か。
それは分からない。
君はこの静かな戦いに巻き込まれた。
一つ、ヒントだ。
ゲイツが「とある場所」に出発したことは知っているだろう。
場所は知らされていないはずだ。
私も実はその「とある場所」に向かっている。
そこで、例の計画は進んでいる。
その場所を示す地図が、ゲイツの部屋にある。
ゲイツに頼んで、その部屋に入れる鍵を手紙に同封した。
潜入工作の基本は君も分かっているだろう。
MK.23ソーコムも同封してある。
何度も言うが、これはゲームだ。
ゲイツの部屋に第二の手紙を置かせてもらった。
彼は君のゲーム参戦を歓迎している。
ちなみに、第二の手紙には私の周波数を記してある。
教えられることは教えよう。
最後に、次に私に会った時は、私を殺せ。
私は違反者だ。
躊躇うな。
一切の迷いを消して。
私を殺せ。
Jonathan・Mirror