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ある日のこと  作者: 星波
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4/5

Studentsの逆襲

昼休み…

ガヤガヤ…

「次の授業なん?」

「んーと、うわー国語。」

「マジかよ笑 また始まるなー」

「ねー、ホント毎回あきないよねー」


何のことかと思った方もいるだろう。紛れもない先生イビリとやらだ。毎回標的は国語。

何でか、それはウケるから、ただそれだけ。

まぁ、大抵は男子がメインだが。

そして5時間目、誰からともなく教室のドアに鍵をかける。

「またしてるし。」

「まぁ、誰も止めないけどさ」

「そうだね」

どこからともなくこんな会話が繰り返される。

____きた。標的ターゲットだ。

ガチャッガチャガチャッ…

シーン…

「アハハハハハハッ」

「引っかかってるし。バカやなー」

これが第一関門。まだ軽いほうだ。



「あんたたち何のつもりね!いい加減にしなさいよ!」

………………………………………シーン

完全スルー。まるで何も聞こえなかったように。

「聞こえとっとね?いい加減にしなさいよほんとに」

…………………………………………シーン

「はい、始めます、号令」

……「起立、気をつけ、礼」

「お願いしまーーす」

ガヤガヤガヤ…


「あんたたち授業中よ、わかっとっとね!?」

先生が教材を教卓におく。

ビチャッ


嫌な音がした。

「っっ!」

そう、教卓にはアルコールが撒かれていたのだ。

クスクスクス……

もう生徒たちの仕業だと、嫌がらせだとわかっているだろうにまだ

「ちゃんと拭きなさい」

とか言っている。

強がりか、それとも鈍感なのか。

第二関門終了


先生は授業をするためだろう、顔をあげた。

教卓に立って顔を上げると、まず背面黒板が見える。



     『ケバブ禁止!!』 




もうお分かりだろう。そう、この先生とはB組副担任、ケバブなのだ。

本人が自覚しているのかはわからないがまぁ、察してはいるだろう。

それを、一番見える位置にかいていた。

見て見ぬふりか、と思ったが、既に涙目。

動揺を隠せていない。

第三関門



聞こえよがしのため息をつき、勝手に授業を始めている。

何ごともなかったかのように説明をしていた。

「これは…でs「聞こえませーん、もう一度お願いしまーす」

はい、きた。いつもの声。

聞こえていようがいまいが必ず言う。

「あんたがちゃんと聞いてないけんやろーが」

「は?いや、ほんとに聞こえなかったんですって。」

「あたしそんなに滑舌悪かね?」

「はい。」←爆笑

これも恒例。

第四関門


その時、ひとりでにラジオが鳴り始める。

と言っても本当に勝手に動いているわけではない。

リモコンで『遠隔操作』しているのだ。

とはいえ、先生はそんなことなど知らない。

うろたえる姿を見て、私達は声を殺して笑う。

最終関門終了


てなわけで、ほとんどの場合まともに授業はしない。


改めて思う。第三者が一番楽である。


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