表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白昼夢  作者: ダリー
白昼夢
5/54

2008年

夫が

知らない古い平屋に入っていく

どうやら私は

それをつけてきたようだ


とても天気がよい。

青い抜けるような空


しばらく

出てこない夫

意を決して

入る。


2間?

薄暗い部屋

電気はついていない


昼だからか

外光だけがうっすら明るい


小さな昔ながらのキッチン

ボタンを押すタイプの給湯器

懐かしいな。


小さな四角窓が

上についた

今時珍しい

シルバーの握って回すタイプのドアノブの

トイレらしき扉


見渡すと


2.3枚引き扉があり

すりガラス?

隣の部屋


1枚分開いていて

うっすら

カーテンごしのような

光がもれている


電気はついていない


入ると


男性が何人もいて

男性同士が

交わっていた


もちろん

その中には

夫の姿も


私は

どういう事か

つめよるが


何と言わずに

気にせず

交わり続ける夫


お前なんて

どうでもいい

という態度


まるで空気のような私

泣きながら

家をでた


誠実で優しい温厚な夫からは

想像もできないような

冷淡な一面をみる


夢から覚めても

あまりにひどく

自分からは予期しない

想像できない夢に

しばらく、

動けなかった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ