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白昼夢  作者: ダリー
女子大生
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女子大生はカメレオンになる

始発でコーヒー屋さんに。

私はそこで6時から15時まで働き。

大学へ


ある日は、

コーヒー屋さんの後に、11時まで割烹居酒屋。


ある日は、

フランス料理併設のカフェから、割烹居酒屋


土日は電気屋のキャンペーンや車のイベントのコンパニオン的なアルバイトで臨時収入的なものを稼いだ。


さらに、そこに興味のある業界のバイトをいれた。

朝まで働くものもあった。


という感じで、めちゃくちゃな生活をしていた。

睡眠時間は、4.5時間くらい

私の場合は、5時間と昼寝が調子がいいというのも、この時分かった。

でも、大学の授業が本当に面白くて、いつも一番前で休まずに参加していた。

だいたい、毎年初めの頃にはテスト前にノートを貸してくれと言われた。

ちなみに、私のノートを見た人は、二度と貸してくれとは言わなかった。


来年、絶対に受けたいと思っていたクラスが抽選になってしまった。

さらに、それに落ちてしまった時は、本当にガッカリした。

なんで学費払ってるのにそこは抽選?と疑問を感じた私は、事務所までどうにかなるはずないのに、交渉までしに行った。

もちろん、どうにもならず。

悔しくて、友達に教えてもらい存在しか知らなかった、存在の意味がよくわからない映像関係がレンタルし見られる部屋に初めていった。

当時流行っていたセックスアンドザシティーという海外ドラマをみて悔しさを紛らわしたのが忘れられない。


入学式で華やかな彼女とスッキリ男子と仲良くなった。

たまたま、両隣に彼と彼女がいた。

花粉症が酷い私は油断していてティッシュを切らしてしまう。

隣の彼女にティッシュをもらうと、私の横にいた彼もティッシュがなくなり借りる。

3人で仲良くなった。

なんか、ほのぼのした感じだった。


それから

華やかな彼女と行動をともにする事が多くなった。

途中、華やかな彼女がサークルに入った。

サークルに興味もない私は、単独で行動していた。

それを見て心配になった親切なスッキリ男子。


授業の後にロビーで集まってるから、

ダリーちゃんも来なよ。


と言われるもわめんどくささを感じ適当な言い訳をして帰ろうとする私。


折角、大学入ったんだから友達作ったほうがいいよ。

スッキリ男子は、本当に心配した顔をしていた。


2部には貴重な女子。

かつオシャレなもとギャルを紹介してくた。

めちゃくちゃ、いい子だった。

スッキリ男子のおかげで、何故だかパラパラを踊るギャル男の皆さんとも仲良くなった。

彼氏もいたから、学外ではあんまり遊んだりはしなかったけど、みんな、凄く優しくて感情豊かで面白くて最高だった。

見た目の華やかさに反して心がキレイで安心感がある人達だった。


一方で彼氏は友人と友人の彼女と遊ぶのに夢中で、

私は完全に野放しにされていた。

おかげで、私のカメレオン生活は充実していた。


イベントコンパニオンのバイトのおかげで、地下アイドルやタレントの卵と言われる女の子達と仲良くなった。

みんな凄く賢くて頭の回転が早かった。

完全にやり手営業マン。

察しのよい彼女達。

私が興味があって存在している事を感じとったのか、はたまた、変わり者に寛容で、要領悪い私に同情し手伝おうとしてくれたのか、凄く優しく親切にしてくれた。

彼女達は、本当に助けあっていた。

でも、厳しい独特のな世界のせいか病んでしまう子や、やり方を誤ってしまう子もいたようだった。

色々なイベントがあると人数の足しなのか呼んでくれるようにもなった。

完全にお笑い枠だったけど。

先日、10年ぶりに会った子に、某スタジオでやった誕生日会にも参加させてもらった時の話をされた。

一般人に貴重な経験をありがとう!いや!中々、入れる場所じゃないよね!いい思い出!自慢!

と言ってたら、

何言ってるの?

ダリーちゃん漫才まで披露していたよ。

結構ウケてて、あの子誰だ?!ってザワついてたよ。

こないだ、ダリーちゃんに会うって言ったらさ。

皆、その事覚えていたよ。

全然覚えていない謎の一般人。

なんか、やったような気もする。

すべった気もする。

本当にいい人ばかり。

そして、よくひとを覚えている!


その後、紹介してもらった

チャットアイドル?のアルバイトをする。

なんかよく分からないけど、ブースの中で、ひたすら一人で話す。

時間も学校終わりから3時位までで食事送迎つき。


ネタのない私は、当時ハマっていた、TV番組のタモリ倶楽部の空耳アワーという

洋楽が日本語の別の言葉に聞こえる空耳を一般人が発見し投稿するというコーナーの話をひたすらしていた。

なんなら、ついでに葉書を応募していた。

たまにライト強めにして、顔真っ白にしてみたり。

べつに顔も可愛くないし、スタイルもよくないし。当然、ニーズがなかった。

1人2人がみているくらい。

これでお金を貰っていいんだろうか。

疑問に感じ辞めようとした時。


スタッフの人に声を、かけられた。

カラオケビデオの撮影の依頼だった。

可愛い子は沢山いたのに、明らかに庶民な私をなぜ採用したのかが気になり聞いてみた。

顔写真撮影の時に挨拶や靴を揃えたり受け答えができたのが私だけだったかららしい。

いや、普通するだろう。

多分、緊張してて出来なかったのかもなと思った。

人はタイミングで変わってしまう事が本当に多い。

その場、一回や二回では、その人の本質なんて1ミリもわからないのに。

不思議だな。

と凄く感じた。


スタジオ撮影の時にカメラマンさんは本当にプロで、私の顔はこちら側がいいから、こちら側を見せたほうがいい。

と教えて下さった。


実は小学生から中学生まで、とある雑誌の専属モデルをしていた。

ちなみにコレもキャラ採用。よくある乗りで友達と応募パターン。

しつこく言うが顔は普通。なんなら、普通より下。

スタイルも下の下。

期待しないでほしい。


撮影慣れしている様子にカメラマンさんも油断したのだろう。


ロケは散々だった。

俳優さんがいて沢山フォローしてくださるも、

演技なんてした事ない私。

私生活ですら、演技できないのに、できるわけがなく。

カメラマンさんの顔が明らかに

これはヤバイぞと青ざめていた。

焦ったカメラマンさんに

終始、怒られ怒鳴られ終わった。

バレーボール部コーチみたいだった。

「おら!集中しろう!」

「あっ!こら無駄話するなあ!」

は覚えている。

明らかに私が悪い。


ぐったりしたカメラマンさんと優しい俳優さんとお別れして数日後。

出来上がったカラオケビデオは、すごかった!

プロって凄いな!と思った。

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