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白昼夢  作者: ダリー
女子大生
38/54

ニート

大学が奇跡的に受かった。

多分運が良かった。

が何も考えていなかった。

受かったけど、やはり人間的にバカな私。

学費的に絶対無理で行けないと判明した。

母は本当に行きたかったら。

と申し訳なさそうだった。

いやいや、申し訳なさがる必要ないよ。

正直適当に選んだと説明した。


一年間、働いて大学に行く費用をためた。

家庭に入れる分もあるから、あまり、たまらなかった。

フランスからの留学生が2部だったら働きながらいけるよ。

しかも、履歴書に二部と書かなくてもOKだという裏技的な事まで教えてくれた。

性格的に書かないでシレッとできるかな?

無理かもと思っていたら。

さらに昼間に転部ができる事も調べてくれた。

ありがたい事に家から近いし授業もバイト後に行けるいい時間で学力的にも予備校なしでいけるしかなりの好条件だった。


高3の時に大阪から転校してきた。

ちょっと変わった男の子が話しかけてくれるようになった。

見た目が個性的だったからかシンプルな感じの子が多い学校の中で異彩を放っていた。

凄く明るくて楽しい子で、たまたま家も徒歩圏内だった。

その子が、大学に受かったから、予備校のチケットが残ってるから行く?と言って、テキスト類などまとめてくれた。

それで数回行った。

でも、だいたいのテクニック的な事がわかった。凄く助かった。


仲良かった子はいなくなったのに。

裏切ってしまった友人と転校したてで不安なはずの彼の二人に助けられた。


ニート中に、無事、彼氏もできた。

先の話にでてくる今の夫。


そして、無事に受かり花の仮面女子大生になった。







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