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白昼夢  作者: ダリー
夜の影
22/54

カウントダウン

1か月くらい前

私はバイトをしていた。


誰も居ない廊下で一人でイスに座り、

ただひたすらに、

たまにこの廊下に来る人の書類をチェックするという、楽なような、逆に辛いような、謎のバイトをしていた。

私語は厳禁。

シーンとした廊下。

ぐらん、ぐらーんと揺れる睡眠不足の私の頭。


「ダリー!」


はっきり聞こえた。

ものすごく、クリアに聞こえた。

驚いていっきに目が覚めた。


明らかに誰かに呼ばれた。

男の人の声だった。


私の事を知っている知り合いがそこにいるはずは100%ないのに。

たまたま、ここに用事があって来たのかも。

この施設で働いている知り合い?

とキョロキョロと見まわしたが、

相変わらず廊下は凪をうったようにシーンとしていた。

外にも人はいない。


知り合いの声ではない。

なぜなら、私を呼び捨てにする知り合いの男性は今まで1人もいなかった。

夫ですら、呼び捨てではなかった。

年齢的に私より若い世代の人の声だった。

でも、知っているような。

なんだろう。

声の主を考え続けているうちに居眠りせずにバイトを無事に終えた。

なんだか、よくわからないけど、凄く厳しい規則のバイト先だったから助かった。

ご先祖様とか??

?がいっぱいのまま家に帰った。


そして、今日。

たまたま好きなYouTuberのトークを聞いていたら、偶然、私の名前が出てきた。

よくある名前だし、ちょっと有名な人にもいる名前だから名前が出てきても、全くおかしくはないし、特別ではないのだけれど。

コロコロしたような音がはいる独特な呼び方が同じだった。


確かに好きだけどファンなだけだし、

良くあるコンサートで目があった的な、ファンがおちいる勘違い的な感じなのだろうか?


でも最近、とくに不思議な事が凄く多くて。

少し怖さを感じていた。

何故そう思うかというと、数ヶ月前からリンクしている出来事が多発していたから。


なんか、無意識にAI的なものに誘導操作されているのかもしれない。

もしくは、気が付かないうちにノイローゼになっていて、おかしくなってしまっていて、無意識に同じ行動をとってしまったのかもと、色々とますます怖くなった。

そして、時系列的にありえないのだけれど、もしかしたら、あの声は、今、私がYouTubeを見ていた、自分の記憶なんじゃ。


と頭が混乱した。

いづれにせよ、早く続きを書いたほうがよさそうだ。

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