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白昼夢  作者: ダリー
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12/54

群青

沢山の人の裏の顔を見てきた。

多分、軽く扱われているから。

なぜ軽く扱われるのかは分からない。


自分にプラスにならない人間と分かると、

何をしてもよい、いないように扱ってよい、話は無駄だから聞かなくてよい。

何を誰が言っているかではなく、

誰が何を言ってるかが大切だと本気で考えている。

そんな人間がこの世の中には、沢山、存在している。

時代なのか、なんなのか。

沢山いる。


悲しいかな、わたしは16歳くらいから

一見すると真面目なキチンとした人達の、

狂気に満ちた裏の顔ばかりを見る羽目になる。


共通しているのは、

少し同情してしまうくらい、無差別に嫉妬心が強く、それを良い方向にコントロールできない。

自分の為にしか動けない、自分に見返りがない行為行動はしないし、できない。

また、その事に疑問を感じていない。

欲深き弱い人に、その事を正当化して忍びよる。


いつも、主役に選ばれたい。

なりたいではなく。

選ばせたい。

だけど努力はしないけど、

買った努力を努力したと見せびらかす。

リスクはとらない。

なんなら、人にリスクをとらせてみて

大丈夫だったらリスクをとった演技をする。

得意技は、嘘と本当をおり混ぜてターゲットのイメージを作り上げる。作り上げたら、もうやりたい放題。

徹底的にターゲットを押し下げる事で、平地にとどまるのだ。

それで、地面の下に押し下げた人間を仲間と眺めてほくそ笑む。

賢いこの人達なら、ずっと、そこにはいられないという事も分かっているはず。

つまりは、自分の今の環境のためと日頃の鬱憤を晴らすためだけに、このような事をしている。


まるで、昔に読んだ、蝿の王※みたいだな。

ああ、この事を表現したかったんだな。

と意外にも冷静な目で見る自分がいた。

きっとダイレクトに書くと、今までの自分の行動から悪事が明るみにでて、自分の立場が危うくなる。

という危機感から必死になって著者や読書を悪者に仕立てあげる人がでてくるだろうから、ありえない架空の設定にして、やんわりとその異常性に気付かせて、その強度を自発的に弱めさたかったのかもな。


※ウィリアム・ゴールディング著

孤島に漂流した少年達の話。一人のリーダーの思惑によって仲間を殺害する事すら正当化してしまう人間の倫理観の揺らぎや集団心理を描いた作品だと私は解釈しています。


なんて、悠長に思っていると

気付かないうちに川の群青の深みにはまる。


そんな中にも賢く優しい人が隠れているもので。

私が沈む寸前のところを、

下流にきたのを待って、見えないように

こっそり、ひょいと掬い上げてくれる人が現れる。

そして今の私がいる。


これを聞いたらズルい!と言うのだろうな。

でも、私は掬い上げられて

ビショビショに濡れた汚れた服のまま

体は傷だらけ。

川岸に投げ捨てられただけ。

もはや靴はない。

何もない。何も得ていない。

沢山の物がなくなっている。

偶然とおりかかる、優しい人から

靴、服、薬、ブラシ、タオル

こっそり、少しずつもらいながら

一人で川近くの町に戻る。

傷跡は消えない。

それでも、ズルいと言うのだろうな。


もし、これを読んでいて

当たり前、皆こんなもんでしょ?

なんか指摘できそうな変なところはないかな?

メンヘラが。

なんだこいつ。

と思って実際に

今、私のあらを探そうと行動したり

ちょっと調べてみよう!誰?

と弄ぶように面白がっているなら。

あなたは、何か問題を抱えているのかもしれない。


調べてわかった事だけど、

これが書き終わるころには、

私の心がバラけてしまうかもしれない。

自爆。


ただ、あなたは

法には触れていなかったり

一見組織をうまく操作したり

一員として立派に振る舞っているかもしれない。

実際には他害。

人に害を与えている。

その害の余波は計り知れない。


メンヘラと他害


社会の中で早急な

対策が必要なのはどちらか?

一目瞭然。


目先を変えて山を作ってみたらどうだろうか?

掘った穴は湖になり魚を育てたりできるかも、

お金儲けもできるかもしれないし、

ありがとう!って名声だって手にはいるかも。

これからは、この方法のほうがいいかもしれない。


今までのやり方でいくと、

大方、悪意なきモラハラな人をモラハラして虐めたりし始めてしまいそうだけど、しない方がよいと思う。しばらくはいいかもしれないけど、今までみたいに長続きはしないと思う。




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