表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

十二ヶ月詩

作者: 藤堂遥惟

  「一月」


いつもと変わらない冬

雪は降ってもすぐに溶ける

それが私の地元だ



  「二月」


寒さが強く感じる

春が来るのは遠い

そう感じてしまう

早く春が来ることを望む



  「三月」


桜が咲く頃

出会いと分かれの季節

この先

なにが起きるかわからない

良いことがあるのか

悪いことがあるのか

それでも私は

一歩ずつ前へ進む



  「四月」


暖かくなり

眠気が来る

過ごしやすい季節

花粉が飛んでいる

私にはわからない

今はそれでいいのかもしれない



  「五月」


葉桜が散り

まだ少し

肌寒い日がある

長袖の服も欲しいが

少し暑さを感じる



  「六月」


雨が降る

そんな日もある

だけど降らない日もあった

少しずつ

暑さが増してきた



  「七月」


夏らしい季節

空は夏雲になった

セミが鳴いている

一段と暑さを感じさせる



  「八月」


さらに暑さを感じる

食欲が消えたが

それが嫌なモノだと思わない

子供の頃は苦手だった暑さは

今となっては快適な暑さと思える



  「九月」


夏が終わった

でも暑い

いつになれば

この暑さは

和らぐのだろうか



  「十月」


秋らしくなり

少しは寒さを感じた

と思ったが

あまり変わらない

冬が来るのは

まだ先なのか



  「十一月」


寒さを感じる

だけど

そんなに寒くない

今年はいつもと違う

冬になるのだろうか



  「十二月」


雪が降る

いつもより早いから

寒さが一段と増す

寒いから

頭痛が私を襲う

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ