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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

死んでも地獄、転生しても地獄 ~ガダルカナルで死んだボクは、死神の気まぐれで東部戦線に送られた~

作者:じゃんご
最新エピソード掲載日:2026/03/22
1944年 ガダルカナル。
飢えと病と砲弾が支配する“餓島”で、少年兵だったボクは静かに息を引き取った。
だが、死の間際に現れた“死神”は、なぜかボクを見逃さなかった。

「次は、もっと面白い地獄へ行け」

そう告げられ、目を開けた先は――
1944年、崩壊寸前のドイツ東部戦線だった。

雪と煙の匂いが漂う前線基地で、ボクは二人の兵士と出会う。

ひとりは、第一次大戦から戦場を渡り歩いてきた寡黙な准尉。
もうひとりは、泥と血にまみれながらも笑いを絶やさないホフマン。

彼らが所属するのは、
“撤退戦の天才”と呼ばれる将軍 ゴットハルト・ハインリチ直轄の秘密部隊。

任務はただ一つ。

――誰にも気づかれず、撤退のための補給路と退路を作ること。

森の奥に隠し道を切り開き、
凍った川に夜間で橋を架け、
包囲される前に前線部隊を導いて後退させる。

戦果は記録されない。
勲章もない。
名誉もない。

だが、彼らが動かなければ、
数万の兵士と民間人が“本当の地獄”に飲み込まれる。

前世で地獄を知ったボクは、
この第二の人生で初めて“人としての温かさ”に触れる。

しかし、戦争は容赦なく迫る。
撤退は続き、戦線は崩れ、
世界はさらに深い地獄へと沈んでいく。

死んでも地獄。
転生しても地獄。

それでもボクは、生きる。
もう一度、人として。
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