みみん
第1話
昭和72年、東京スカイツリーに住んでいたミャオ君はユニセフに募金のし過ぎで破産してしまい、自分の生活費を稼ぐため町中に自分への募金をお願いしに毎日走り回っていました。
しかし、毎日タクシーで走り回っていたので募金してもらったわずかなお金も全てタクシー代になり消えました。
そこでミャオ君は泣く泣く自分の少ない髪の毛でセーターを編む事を決意しましたが、途中で髪の毛が全てなくなってしまったため失敗に終わり、おまけにハゲになってしまいました。
そんなある日、ミャオ君は幼稚園の時の先輩の高橋場町に住む高橋高志と高山村に住む高山高谷と出会いました。
そして賞金稼ぎの為に山にツチノコ探しに行く事になりました。3人は熊との遭遇に恐れ、常にメキシコの国家を大声で歌いながらツチノコを命がけで探しました。
彼らの奇声に恐れた熊は逃げていきましたが、ツチノコも逃げていきました。それどころか23人のビッグフットの群れが近寄ってきてミャオ君ら3人を襲撃しました。
高橋高志と高山高谷は生きる為に命がけで戦いましたがミャオ君は二人に助けを呼んでくると言い残して、先輩2人を見捨てて50メートル3秒のスピードで歩いて逃げてしまいました。
ミャオ君はあまりにも急いで逃げた為、途中でイノシシ用の罠に引っ掛かり動けなくなってしまいました。
その頃、2人はミャオ君を信じ、死力を尽くしてビッグフット達と戦い続けました。そして4時間の死闘の末にビッグフットの群れを殲滅させ、二人は戦ってお腹がすいたのかビッグフットを全て塩焼きにして食べてしまいました。
そして帰り道にミャオ君が意識不明で罠に引っかかって倒れているのを2人は発見しました。高橋高志は救急車を呼ぼうとしましたが、戦闘中にスマホを破損してしまい、高山高谷はガラケーを持ってましたが貧乏で電話料金の事ばかり気にして電話を使用するのを嫌がりました。結局先輩2人は走って病院に救助を要求しに行きました。
そして18時間後に救急車は瀕死のミャオ君の元へ無事に到着しました。サイレンの音に興奮してミャオ君は目を覚まし、救急車に乗れる嬉しさで少し元気になりました。
その後、救急車はすぐに発進しましたが着いたのはなぜか公園のトイレでした。運転手のボビーはお腹の痛みをずっと我慢して運転していましたが限界を迎えてしまったのです。
ボビーがトイレから戻ってきたのはなんと3時間46分後でした。その後、救急車はすぐに病院に向かいましたが、実はボビーはトイレで糞をした後にホームレスのジジイとビールを乾杯して酔っぱらっていた為、信号無視をして居眠り運転をしていたパトロールカーと衝突してしまいました。
だから運転手のボビーは残念ながら飲酒運転と無免許運転で逮捕されてしまいました。付き添いの救急隊達は事故の衝撃で動けなくなり救急車の中で倒れていました。
だから壊れた救急車は一番元気が残っていた患者のミャオ君が病院まで手押しで押していきました。そして病院前に着くと、ミャオ君はついに力尽きて倒れてしまいました。
結局壊れた救急車は救急隊達の嘘の証言によりミャオ君が壊したことにされてしまい、ミャオ君は入院や191回の手術、救急車の弁償代で5億円の借金だけが残ってしまいました。2人の先輩にも後々逃げようとしていたことがばれてしまい、一発ずつ殴られた後、縁を切られてしまいました。
第2話
ミャオ君はなんとか借金を返済する為に考えたことは当たり屋になる事でした。ミャオ君はお金を稼ぐために初心者マークの付いている車をターゲットに毎日ひたすら当たり続けました。
しかし全ての車にひき逃げされてしまい、1円も稼げぬうちに体中がボロボロになってしまいました。
ミャオ君はもっと人目の付く場所で当たったほうが目撃者も現れて証拠になると思いつき、ミャオ君は新宿駅へ行き、思い切って電車に当たりました。
その結果ミャオ君は体中が粉々になって砕け散り、お星さまになってしまいました。しかも大勢の目撃者により事故ではなく、自殺と断定されてしまいました。
さらに不幸なことに電車が止まってしまったせいで、無職オタクのフミちゃんは秋葉原で行われるOKM48【オカマ48人のアイドルユニット】の握手会に間に合わなくなってしまい、悲しみを隠しきれず涙を飲み、握手券を片手に握りしめ、木刀で切腹してしまいました。
次にミャオ君が借金返済に考えたのはあの時のビッグフットを捕獲して賞金を稼ぐ事でした。ミャオ君は公園のトイレの個室で生活を送っているジョニーと女子トイレで偶然出会い、共に網を持って再びあの時の山へ向かって行きました。
ミャオ君とジョニーは熊との遭遇に恐れ、ハートキャッチプリキュアのオープニングを大声で歌いながらビッグフットを捜索していました。彼らの奇声に熊は恐れ逃げて行きましたが、ビッグフットも同時に恐れて逃げて行ってしまいました。それどころか巨大ツチノコの大群が強襲してきてミャオ君とジョニーに襲い掛かりました。ジョニーはもう96歳で先が長くないと判断したミャオ君はジョニーを身代わりにして大慌てで60メートル5秒のスピードで走って逃げていきました。
ジョニーはその頃すでに巨大ツチノコに丸飲みされてお腹で消化されていました。ミャオ君はあまりにも急いで逃げていたため途中で川に落ちて溺れてしまいました。しかし溺死直前の所で、川で洗濯をしていたよしえおばあちゃんに救出され、手当をされました。
しかし2週間たってもミャオ君は元気にならない為、よしえおばあちゃんは介護が面倒になってしまい、ミャオ君はトイレに流されてしまいました。
ミャオ君は下水道にたどり着き、それから下水道のドブネズミらに介護され、あっという間に元気になりました。
しかしトイレに流された衝撃で記憶の一部がなくなってしまい、自分がすっかりドブネズミだと思い込んでいました。ミャオ君とドブネズミ達は下水道で何日も楽しく過ごしましたがある日、下水道にネズミ駆除の業者であるミッキーが来ました。
仲間のドブネズミはみんなミッキーに捕獲されてしまい、ミャオ君は怒りを隠しきれず、業者のミッキーにものすごい奇声を放ちながら襲いかかり、業者のミッキーをうまい棒で何度も殴って殺害し、仲間の恨みを晴らしました。
しかし下水道のドブネズミ達はすでに駆除され死んでしまい、ミャオ君一人ぼっちになってしまいました。しかしここにいても借金は返せないので下水道生活についに幕を閉じました。
地上戻ってからは毎日借金取りに追いかけられる毎日。ミャオ君は借金取りなんてゴキブリくらいにしか思っておらず、いつもハエ叩きとアースジェットで借金取りを追っ払っていました。
さらにミャオ君は自分の背中に虫コナーズを貼り付けて行動を始めました。その結果、借金取りは一人も来なくなりました。だからミャオ君は5億円の借金は、実質なくなりました。
ミャオ君は借金から解放されて自由の身になりましたがお腹がとても空いていました。そこでミャオ君は地元で有名なデメキンおじさんの家へ行き、頭を何度も下げてウーパールーパーを5匹をもらってきました。その夜ミャオ君はウーパールーパーの塩焼きを十王公園でおいしそうに食べていました。
第3話
次の日、ミャオ君は朝の4時に畑で大根を収穫していました。人の畑で野菜を盗んでいたのです。朝の4時だからと油断していましたが主のよしえさんは夜行性おばさんだったため、あっという間に見つかってしまいました。しかしよしえさんは長年の一人暮らしにより、すっかりボケていたのでミャオ君の事を45年前にヒマラヤへ登山へ行ったきり行方不明になった旦那の義一郎だと勘違いをし、抱きついてキスをされました。だからミャオ君は嬉しくて収穫をたくさん頑張っちゃいました。ミャオ君も昨日ウーパールーパーを食べ、頭がおかしくなっていたため、野菜を盗みに来ていたことをすっかり忘れ、次第にお手伝いをしに来たのだと思い込みはじめていました。だから結局何も盗まず貰わずに、ただ収穫のお手伝いをして満足げに帰って行きました。
だからその夜、もうお腹が空きすぎてお腹が痛くて次の日の朝もまた同じ畑に行きました。しかし野菜は昨日全て収穫してしまったのでもう畑には雑草しか生えていませんでした。もうなんでもよかったミャオ君はとにかく畑に生えている雑草をむしっては食べていましたが今日も夜行性のよしえさんに見つかってしまいました。
今回は雑草を食べていただけでしたがよしえさんはボケて、昨日のミャオ君に収穫して貰った事を完全に忘れていたため、畑の野菜が無くなっていたのを見て、ミャオ君を野菜泥棒だと思い込み、今度は警察を呼んでしまいました。結果ミャオ君は警察に雑草泥棒として捕まってしまい、懲役2日を言い渡されました。しかし2日たってもミャオ君は刑務所から出てきませんでした。
なぜなら捕まっていればご飯がもらえるからです。しかし残念ながら出てきたくはなかったが、無理やり警官に3階の牢屋から突き落とされて追い出されてしまいました。
そこでミャオ君は世界中の金を盗みまくりました。そしてあっという間にまた逮捕されました。金を盗んだのもまた逮捕されて刑務所でおいしいご飯をもらう為だったので、真面目なミャオ君は盗んだ金はなんと1円も使っていませんでした。1週間の間、金を盗み続けてお腹がペコペコだったので刑務所での食事が楽しみで仕方なかったのですが、ミャオ君は刑務所に連れてこられ、悪質極まりないと即、首吊りで死刑にされてしまいました。ミャオ君の努力は全て水の泡になってしまったのです。
しかしミャオ君は首吊りでは死にませんでした。元オウムの信者だったミャオ君は得意の空中浮遊で体を浮かせ、窒息を回避したのです。その後首に巻かれたロープを噛みちぎり、怒り狂って警察とかと戦いました。そして奇声をあげながらムーンウォークで走って山に逃走し、指名手配されましたが、その後ミャオ君を目撃した者は誰一人として現れる事はありませんでした。
なぜなら逃走したその夜、結局ミャオ君は山の中で死んでいたからです。原因は餓死でした。
第4話
あれから三世紀後、ミャオ君はお金も住む場所もなくなってしまい、毎日十王公園のごみ置き場の生ごみをカラスと仲良くあさってしぶとく生き延びていました。夜は十王公園のトイレに座って寝ていますが、トイレの便座は最新の温かくなるタイプなので毎日おしりに丸いやけどの跡がついてしまいます。水分も水道の蛇口をひねって飲んでいますが冬は凍って水が出ないので雪を食べるか、便器の水をストローで吸って脱水症状をギリギリしのいで生活していました。唯一の楽しみといえばプロレスくらいです。土日は十王公園の砂場に老人達が運動の為にプロレスごっこをやりに来ます。ミャオ君はいつも勝手に混ざって老人達を締め殺してストレス発散をしているのです。
しかしミャオ君が43人目の老人をあの世に送った次の日、ついにリーダー格の我修院与一さんに怒られ、グループから永久追放されてしまいました。ミャオ君は唯一の楽しみを奪われて怒りを隠しきれず駐車場にとめてあった与一が乗ってる軽トラを雪で埋めて固めてしまいました。与一が公園の砂場で力道山の真似をして仲間たちとプロレスを楽しんでいる間に、雪はあっという間に凍り付き、軽トラはまったく動かない状態になってしまいました。だから帰る時に与一はとても困って号泣してしまい、涙で体中の水分がすべて抜けてしまい乾燥ジジイになってしまいました。ミャオ君は木の陰に隠れて笑っていましたが、その声で与一に見つかってしまいました。ミャオ君は与一に圧力鍋で殴られると思って慌てて7m4秒のスピードで逃げようとしましたが、与一に「どうやらワシのトラックの周辺だけ大雪が降ったみたいでこれでは帰れない」と助けを求められたのでしぶしぶと、雪の除雪を手伝うハメになりました。ミャオ君はスコップを持っていないので素手で除雪を始めました。一方、与一は何もしないで、ただただ除雪しているミャオ君を鼻をほじりながら応援しているだけでした。この時ミャオ君はとても後悔していました。自分で軽トラを雪で埋めたのに、まさか自分でその雪を除雪する事になるとは思ってもいなかったからです。夜になりようやく除雪作業が終わりましたがミャオ君の手は重度の凍傷になりもはや使い物にならなくなりました。ミャオ君が命がけで頑張っているにも関わらず与一は寒くて夕方に歩いて帰ってしまっていたので、ミャオ君も寒いし軽トラが盗難されないように軽トラの中で一夜を過ごす事になりました。
第5話
次の日、目が覚めると目の前に与一が立っていました。とても怒っていました。なぜか後ろにポリスも2人いました。与一は朝起きて庭に軽トラが無くなっていたのを見て、慌てて警察に通報してしまったのです。ミャオ君は警察に昨日の出来事を慌てて説明しましたが、この爺がボケていて昨日の事を何もかも全て忘れていてミャオ君を泥棒扱いをしてきたので、ミャオ君は完全に軽トラ泥棒の確信犯にされてしまいました。現行犯逮捕されると思ったミャオ君はやむを得ず、急いで再び与一の軽トラに乗って逃走を図りました。
否、軽トラは前に進みませんでした。警察がドアを開けようとしたので、逮捕されてまた死刑にされてしまうと確信し、急いでドアにロックをかけてアクセルを全力で踏みました。しかし全く軽トラは動きませんでした。それもそのはず、ミャオ君が必死に踏んでいるのはアクセルではなく、ブレーキだったのです。しかもエンジンすらかけ忘れていませんでした。ミャオ君は車の免許も、ましてや乗せてもらったことすらなかったので動かし方がよくわからなかったのです。ミャオ君は冷静さを取り戻し、逃走は不可能と判断し諦めて軽トラから出ようとしました。しかし出られませんでした。ミャオ君は自分でドアをロックした事を忘れていたからです。いくら出ようとしても出られずミャオ君は与一と警察に、車の中に監禁されたのだと確信しました。だからミャオ君も警察もどうすることも出来ずに41分が経過しました。与一は今日の服装がスク水だったので寒くて待ちきれず、またしても警察に任せて先に家に帰ってしまいました。ミャオ君も軽トラの中が寒くて暖房をつけようといろんなところをいじっていたらなんとエンジンがつきました。耳の良いミャオ君はエンジン音に驚いて誤ってアクセルを全開に踏んでしまった為、たまたま急発進し、目の前の警察を一人引き飛ばし、半殺しにてしまいました。そのまま軽トラは滑り台に激突し、シートベルトを締め忘れたミャオ君は衝撃でフロントガラスを突き破り吹っ飛ばされてしまい、その後もう一人の警察に無免許運転やら窃盗罪と殺人罪で逮捕され、交番に連れてかれてしまいました。ミャオ君は交番で泣きながら無罪を訴えましたがさすがに無駄でした。すると交番に与一から電話がかかってきました。「軽トラが盗まれたから捜査してほしい」と慌てた声で通報が入ってきたのです。与一はボケて昨日の出来事も今朝の出来事もなにもかも全て忘れていたために、帰宅時に庭にトラックが無い事に気づき、また通報してきたのです。警察もようやく与一がボケている事に気づき、ミャオ君への誤解を解いてくれましたが、結局ミャオ君も軽トラを壊し、さらに警察を一人引いてしまったので執行猶予76年、さらに罰金4649円を請求されてしまいました。ミャオ君はお金がないので土下座をして罰金を9298ヶ月0・5円払いでなんとか勘弁してもらいました。
第6話
大金を請求されてしまったミャオ君でしたが、どうすることも出来ずいつもの十王公園のトイレに座り込み悩んでいました。寒いしお腹もペコペコだったのでもはやまともに考えられる状態ではありませんでした。そんな極限状況の中、ついに気が狂ってしまったのかミャオ君はトイレで釣りを始めました。ミャオ君は以前、トイレの水の中に何かが泳いでいたのを目撃していたのです。ミャオ君はトイレで見事に大物を釣り上げ空腹を免れようと精神を集中して釣りに挑む事2時間、ミャオ君は待ちくたびれて釣りをしながら眠ってしまいました。ミャオ君が目撃したという何かとは、蚊の幼虫、ボーグラでした。ミャオ君はそれが魚だったのだと信じ続けて釣りをしていましたが途中で待ちくたびれてトイレに顔を突っ込んで寝てしまったのです。そして便座のふたが自動で閉まりミャオ君の頭を挟みました。目が覚めると朝になっていました。腕時計を見ると8時72分でした。ミャオ君はまたしてもやらかしてしまったのです。今日は貴重な生ごみの日で、もしかしたら食べ残しの食料や賞味期限切れの食料が捨てられていたかもしれないのに釣りを頑張りすぎたあまりに寝坊してしまい、貴重な食料調達のチャンスを逃してしまったのです。すでに生ごみはゴミ収集車や、他のホームレスに持ってかれてしまっており、今度こそ餓死を覚悟しました。ミャオ君は寒波に耐えるためについにいつも大切にとかしていた自分の16本しか生えていない髪の毛を全てむしり取り、髪の毛を編んでセーターを作り上げようとしましたが、髪の毛の量が足りず半袖しかできませんでした。そして半袖を着たミャオ君は餓死を避けるために不屈の精神で再びトイレで釣りをはじめました。しかし2時間後、ミャオ君はまたしても待ちくたびれてトイレに顔を突っ込んで眠ってしまい、そのあと便座のドアが自動で閉まり頭を挟みました。ミャオ君はもう十王公園ではやっていけないと判断し、3年ぶりに公園の外へと旅立ちました。ミャオ君はひたすら歩きましたが寒波と大雪、そして空腹に耐えきれずついに力つきて倒れてしまいました。
第七話
ミャオ君は目覚めると目の前に与一がニコニコしながら立っていました。ミャオ君が力尽きて倒れた所はなんとあの与一の自宅の前だったのです。与一はいつも通り公園にプロレスをやりに行くために軽トラに乗って公園に出かけようとしましたが、目の前で倒れているミャオ君を軽トラで引き、違和感を感じ、降りて確認したところミャオ君が倒れていたので保護したのです。ミャオ君は布団で寝かされて、今まであれ程恨んでいた与一に介護されていたのです。ミャオ君は状況がいまいち掴めずとりあえず与一を消火器で殴り殺そうとしましたが、行為に移る寸前のところで助けてもらった事に気づいて感謝しました。与一の介護によりミャオ君はその日のうちに元気を取り戻していきました。しかしミャオ君には疑問が残っていました。それは寒さと飢えで倒れたはずなのになぜだか全身にタイヤの跡のような傷がついていてとても痛く、全身に大量のオロナイン、そしてアンパンマンの絆創膏が200枚ほど雑にぺたぺたと張られていたからだ。しかも傷口から大量に血が出ていたのか布団が血まみれになっていたのです。ミャオ君はどうして全身がボロボロなのか、この状態だけが疑問でしたが、まさか与一に軽トラで引かれたからとは思ってもおらず、とりあえず感謝しながら一夜を過ごしました。
次の朝、目が覚めると目の前で与一が怒ったような顔で睨んでいました。しかも爺の後ろにポリスが2人立っていて、そのうち一人のポリスは腕にギブスを巻いた警察官で爺と同じくらい怖い顔をしていらっしゃいました。イマイチ状況はつかめませんでしたが嫌な予感はしました。与一は朝起きたら知らない生き物が家でぐっすり布団で眠っていたのを発見し、恐れて警察に通報したのです。与一はボケていて長くても半日以上前の記憶は無くなってしまうのです。
ミャオ君は侵入罪で警察に逮捕されそうだったのでこの状況をなんとか説明しようとしましたが、なぜ与一の家で寝かされて介護をされていたのか、なぜ体中が傷だらけなのか、よく考えてみたら全てが謎で、結局与一がボケているせいでまたしても誤解を解く事ができませんでした。ミャオ君が警察にパトカーに連れてかれる途中、与一はたまたま全てを思い出しましたが、自分が車で引いて介護していた事実を警察に伝えると自分も逮捕されるかもしれないし、ミャオ君に慰謝料を4649円くらい請求される気がしたので、与一は手を合わせて心の中で静かに謝り、スク水で寒かったのでさっさと家に入ってしまいました。だから無実のミャオ君は侵入罪で逮捕されて、パトカーで交番へ連れてかれてしまいました。
第八話
ミャオ君はいまだに状況の全てが謎のままで交番で14時間もの間、事情聴取をされましたが一切答える事ができませんでした。これには警察官も頭にきて与一にも事情聴取をする事にしました。警察官は与一の家に行き、事情聴取を始めましたが、与一は何故かとても落ち着かない様子でした。何故ならこの家はもともと与一の家ではなかったからです。この家は元々宝くじで1919810円の超高額当選をした我集院さんが調子に乗っていくつも適当に作った別荘の一つで、与一は針金でこの別荘の鍵を開けて8年前から勝手に住んでいたのだ。だからこの件が警察にばれたり、たまたまこのタイミングで我集院が帰宅してくる事を非常に恐れていたのだ。家の表札も我集院と書かれてあるため、与一も名前を我集院与一とわざわざ改名して住んでいたのだ。この爺の本当の名前は阿部与一だ。
しかし与一がいくら慌てていたところで無駄な心配である。なぜならこの家の主の本物の我集院さんは別荘をいくつも買いすぎてもうどれが自分の家だかさっぱり覚えていないのだ。しかも我集院は1年前に自分の別荘だと思い込み入った別荘が実は他の人の別荘で、不法侵入罪で捕まり現在刑務所で暮らしているから帰ってくる訳がないのだ。与一の謎の焦りに疑問を持ちながらも事情聴取を進めようとする警察官だが、与一はそれ以外の事はボケていて本当に何も覚えていない。だから与一はなぜ、警察から事情聴取を受けているのかが全く分からず慌てているのだ。8時間後、警察官は与一がボケ過ぎていて話にならないと呆れて帰っていきました。なので結局何もわからないままでこの事件はお蔵入りとなりました。
第九話
10日後、ミャオ君はなんと与一の家に再び居候させてもらっていました。与一は自分の代わりに逮捕されたようなものであるミャオ君に借りを返すためにしばらく家に泊めてあげていたのだ。しかも今回はボケて通報する事もなく、二人で仲良く暮らしていた。そんな中ミャオ君には借金返済の期間が迫っていたのだ(4649円 月0.5円払い)。そこでミャオ君が目をつけていたのが、与一が大昔から貯めてるという大きな貯金箱だった。ミャオ君は居候をさせてもらっている身でありながらなんと与一が長年頑張って貯めた貯金箱を内緒で勝手に開けてしまったのだ。中から200枚程度の小判が出てきてミャオ君はうっかり全て盗んでしまい、自分の通帳に入れようと銀行へ持っていきました。しかし銀行では取り扱ってくれなかったのでCoCo壱の隣のおたからやへ持っていき、1300万円で売買してきました。
あの爺はボケているからばれないと思っていましたが、やや不安だったので代わりに100円を貯金箱に200枚程度入れておきました。小判を売買して大金を手にしたミャオ君は借金を返す事も忘れ、中国人観光客と一緒に博多のお土産を爆買いしました。だからその日のうちに全てお金が無くなってしまいました。次の日、借金がまた返せなくなってしまった事に悩んでいましたが、与一が1年前に隣の家から盗んできた愛犬の万太郎を散歩に行っている隙を見て、ミャオ君はまたしてもあの貯金箱に手を出してしまったのです。今度は200枚分の100円玉を全て盗み、その後10円玉にすり替えてしまいました。ミャオ君は与一はボケているからとりあえず金を入れておけばバレないと思ってました。再びお金を手にしたミャオ君でしたが、再び金を得た嬉しさで借金を返す事を忘れ、またしてもベトナム人観光客と一緒にネズミーランドでお土産を爆買いしてしまい、その日のうちに全てお金を使い果たしてしまいました。次の日、ミャオ君はもうこらえきれず貯金箱の10円も全て抜き取ってしまいました。貯金箱の重さと貯金箱を振った時の音でばれないように今度は山から適当に拾ってきた大量の石とリオレイアの化石の欠片を貯金箱に適当に詰め込み、200枚の10円玉をポケットに詰め込み、資金を増やす為に競馬場に馬よりも早いスピードで走って行きました。しかし走っている途中でポケットの中の十円玉の重みでズボンが脱げてしまい、たまたま通りかかったポリスに見つかり不審者として逮捕されてしまいました。ミャオ君はお金がなくてパンツが買えない為、ノーパンだったのです。次の日、ついに恐れていたことが起きてしまいました。なんと与一が長年あけていなかったあの貯金箱を開けてしまったのだ。中から大量の石とリオレイアの骨が出てきて与一は唖然としたのだ。さすがにこれにはボケてる与一も驚き、警察に通報しようとしていました。ミャオ君は今度ばかりはさすがにまずいと感じて与一が受話器を取った瞬間、貯金箱から出てきた石で与一の頭を思い切り殴り倒して証拠隠滅を図りました。否、与一は何事もなかったかのようにすぐさま起き上がってきました。それを見たミャオ君は与一は不死身の妖怪人間ベムの仲間だったのだと確信し、死を覚悟しました。しかし与一が無事だったのは与一が愛用していたカツラにあった。このカツラらヘルメットよりも丈夫な鉄製のカツラだったのだ。ミャオ君は妖怪爺を退治する為に命がけで与一をトイレの中に閉じ込めて封印しました。ミャオ君は与一の通帳から金を全て引き下ろしすぐさま家から飛び出しそのまま毎日エンジョイしました。1週間後、閉じ込められたままの与一はそのままトイレの中で帰らぬ人となりました。そしてミャオ君は八景島シーパラダイスで941日間遊び尽くしました。そしてついに金も底を尽き、しぶしぶ与一がトイレで死んでる別荘に帰ってきました。生活費が無いミャオ君はとりあえず軽トラや家の家具をすべてオークションで売って多少の金にしました。そしてトイレに封印されて死んでいた与一もオークションで価格1000円でリアルミイラという品名で販売しましたが売れ残ってしまったので、送料を出品者負担にしたところ何とか売り飛ばす事ができました。




