表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/72

第五十二話:出発!

『もう明日修学旅行だけど、ちゃんと準備した?』


『したに決まってるだろ、そんなに気にするほどでもなかったが』


今日は、もう五月の終盤に差し掛かっている。


さっきのさっちゃんとの連絡でもわかる通り、五月の頭に話をしていた修学旅行が、もう明日になってしまった。


時の流れの早さを、身に染みて感じる。



しかし、楽しみだなぁ。


今日は早めに寝よう。



 * * *



「はーい。全員集まったな」


学年主任の先生が、この学年の出席を確認すると、マイクを使って話し始めた。


「今日は……」


5分くらい修学旅行にあたっての注意事項などを話して、校長先生にマイクを渡した。


私はある程度、真面目に聞いていたが、殆どの人は聞いていないのだろう。


…まぁ、聞かなくても問題ないと思うけど。


校長先生の話も似たようなものだった。


『移動先で迷惑をかけないようにする』だの、『けがや事故の無いように』だの、わかり切っているようなことを淡々(たんたん)と述べていた。



班の人で集合し、次々とバスに乗り込んでいく。


私の班は、私を含め、さっちゃん、佳ちゃん、暮葉ちゃんの四人班だった。


横一列に座り、喋っていると、ゆっくりバスが動き始めた。


前後の席では、「楽しみだねー」だったり、「家族にお土産買わないと」だったり、楽しそうな会話が聞こえてくる。


因みに席は、暮葉ちゃんと佳ちゃんが窓側で、女子男子で分かれている。



「ねぇねぇ!ななな!」


「ん?なに?」


「行きたい所ってある?」


修学旅行といっても、班で行動できる時間があったので、その時にどこへ行きたいか聞いているのだろう。


「特には…無いかな」


「私、ここのスイーツ食べたいんだよね!」


そう言うと、暮葉ちゃんはスマホを取り出し、パフェの画像を見せてくれた。


「わぁ、これ美味しそう!」


「でしょ!」


班で行動しないといけないので、男子にも見せよう。


「ねぇ、さっちゃん!ここのスイーツ食べていい?」


体を横に出し、さっちゃんに私のスマホで調べた画像を見せると


「ちょっと貸してくれ」


「うん!いいよ!」


言われたとおりにスマホを貸すと、さっちゃんは、佳ちゃんと一緒にその画像を眺めていた。


少しして「ありがとな」といい、私にスマホを返すと同時に、「いいぞ」と了承を貰えた。


「ってか、旭が甘いもん見逃すはずないよな」


「うるさいなぁ…いいだろ」


「悪いとは言ってへんで!」


少し楽しみが増えた気がするな。


その時、そのバスはとても賑やかだった。

どうもLrmyです。


昨日は、女の子になる夢を見ました。


朝起きたら、男に戻ってました。


もう一回寝ようとしたけど、全然寝れませんでした。


これで後書きを〆ます。異論は認めません。


ではでは~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ