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第三十七話:外食

「最近調子どうだ?」


父親が何とでもとらえられる質問を投げかけてくる。


「調子はいいと思う」


「じゃあよかった」


運転中なので視線が合うことは無かったが、笑顔でそう答えた。


「というか外食と言ってもこれからどこ行くつもりなの?」


「ファミレスとかでいいだろ」


ファミレスなら基本何でもあるし、距離も離れていないしでかなりいいアイデアだと言える。


「今日は父さんの奢りだ!いっぱい食えよ!」


一人暮らしを始めてから自炊を始めたのだが、家事というものがこれほど大変だとは思っていなかった。


自分で料理をして食事を用意しなくてもよいというのは久しぶりだったので、それだけでもかなり気分が楽に感じる。


「ほら着いたぞ」


駐車場に車を停めると同時に父親がそう言い、車のドアを開けて出ていく。


着いたファミレスは学校の近くにあり、部活帰りの学生に人気のある店だった。


休日で昼だったのもあり学生は少なかったが、店内は賑やかそのものであった。


「これは入れるかな…」


「席空いてなくても数分待てば空くだろうし大丈夫だろ!」


会話をしながら店内に入っていくと、店員が笑顔で出迎えてくれた。


「いらっしゃいませ!何名様でしょうか?」


「3人です」


父親がそう答えると、すぐに席に案内された。


「それではご注文が決まりましたらお呼びください」


俺たちを案内し終えると店員さんは「失礼します」と言い、スタッフルーム的なところへ戻って行った。



「席空いてて良かったな!」


「そうねー」


全員が適当に席に座るとメニュー表を取り、良さそうな料理を探す。



俺はかなり腹が減っていたので、ガッツリ食べたい気分だった。


「俺はステーキが良いな」


「ステーキって言ったら…このへんか!」


ステーキやハンバーグが載っているページが開かれる。


「結構種類あるんだな…」


種類と言っても2、3個程度かと思っていたが、チーズや米などのトッピングや鉄板に乗っている野菜等の違いなど、かなり細かく変更できるようだった。


特にこだわりは無かったのでベーシックな奴にした。



両親もそれぞれ食べたい料理を決め、ベルを鳴らし店員を呼ぶ。


店員に料理名を伝えると「少々お待ちください」と言い厨房に戻って行く。



「旭?もう学校が始まって一か月も経ったんだ、好きな子の一人や二人出来たんじゃないのか?」


「出来てないし二人いたら問題だろ」


「そうか…もう高校生だし、青春らしいことを少しくらいしててもいいと思ったんだがな」


「そうねぇ、彼女とかいないのー?」


おっとりとした口調で母親に質問される。


彼女がどうとかって話を親にするのはかなり辛いものがある。


あー…早く料理来ないかな?

どうもLrmyです。


最近この小説が書き終わったら書きたい物ができて、一人で楽しんでます。


この小説が書き終わるのがいつになるのかわかんないんですけど…


まぁ一つ言えることは、次回作は恋愛物じゃなくなると思います。


以上後書きでした。ではでは~

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