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第三十五話:両親襲来

今日は土曜日。


俺はいつも通り休日を堪能している…


「暇だな…」


つもりだったのだが、最近はずっとと言っていいほど七海と共に何かをしていたので、いなくなると途端に寂しくなる。


この前読み終わったライトノベルを貸してくれた人に返した時に、違う作品を勧められたので何冊かまた借りているのだが、それを全て読んでも一日は使わないだろう。


現代の子供たちはSNSを使用しただけで、一日を終えることができると聞いたが、そう考えると恐ろしいな。現代っ子。



今週で5月に入り水曜日まではゴールデンウィークが続くのだが、こんな調子で休みを乗り切れるのだろうか?


暇すぎてもう一度寝ようか考えていると、ピコンッとスマホが鳴った。


何だろうと思いスマホを手に取り確認すると、『今からそっちに行きます』と親から連絡が入っていた。


…ってマジデスカ?


家の親のすることなんてわかっている。


今から行きますというのが家の中のことを指していて、両親は多分玄関の外辺りにいるのだろう…


そう思った瞬間『ピンポーン』とインターホンが鳴った。


やはりすぐそこに来てから連絡入れたな…?



玄関に向かいドアを開けると、良く知った顔の人物が二人並んで立っていた。


「久しぶりー」


母親がそう言った。


確かに1か月は会っていなかったから、久しぶりと言えるのかもしれない。


「立ち話するのもあれだから、とりあえず中入ってよ」




「お!ちゃんと掃除とかはしているみたいだな」


父親が家の中を見渡してそう言った。


抜き打ち検査でもやらされているのだろうか?


されていたとしても、特に問題は無いのだが。


「今日はなんかあったっけ?」


なぜ急に家を訪れたのかまだ理由を理解していない俺がそう問いただすと、


「いやー今日からゴールデンウィーク入ったでしょ?大型連休くらい会いたくなっちゃて」


なっちゃってじゃねぇんだよ!来るなら来るって事前に言っとけよ!


「この様子なら生活は問題なさそうだな!安心したぞ」


「そうだ、これから皆でご飯でも食べに行かないかしら?」


パンッと手を叩き、名案を思い付いたみたいにそう言った。


少し昼には早いかもしれないが、外食なら移動時間も含めていい感じになるだろう。



お客様用のコップに注がれた麦茶を全て飲み干すと、両親は同時に立ち上がり「行くか」と言った。



因みにこのマンションと両親の住んでいる家はそこまで離れていないので、車で来ているのだろう。


コップを洗い、遅れて両親の車に乗り込む。

どうもLrmyです。


この二日くらいあまり投稿できなくて申し訳ない。


理由は新作の短編を書いてたからなので、これからの投稿ペースは元に戻ると思います。


ではでは~

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