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第三十二話:リベンジマッチ

気が付くともう週末になっていた。


最近年を重ねるたびに時間が経つのが早くなっていっている気がする。



「なぁ七海」


学校が終わり、今は下校中。


いつも通り七海と帰っているので、そう七海に問いかける。


「どうしたのさっちゃん?さっちゃんから話しかけてくるなんて珍しくない?」


「確かにそうかもしれないな…」


「で、何か話したいことでもあるから改まって名前呼んだんでしょ?」


「そうだな、今日暇か?」


「暇ではあるけど…どうしたの?」


「今日家来ないか?」


先週は七海に家に行っていいか聞かれたので、今回は俺から誘うことにした。


正直、七海とゲームをするのが楽しかったというのもあるのだが、罰ゲームをかけてリベンジをしたかったという気持ちの方が大きかったりする。


「いいよ!行く行く!」


良かった…大丈夫だったみたいだ。


「また罰ゲームをかけて勝負しようぜ。今度は勝つからな」


「私だって負けないよ!」


日曜日に佳ちゃんとかなりたくさんの種類のゲームのコツを教えてもらっていたので、どのゲームで勝負になっても大丈夫だろう。




七海は一旦家に帰って着替えたいと言ったので、用意ができたらインターホンを押すようにだけ伝えて各自自宅に帰って行った。


俺もシャワーを浴びて着替えることにしよう。


それと、今日は事前に買い物をしておいたので、先に料理を作っておこう。


男友達なら、ゲームしながらつまむような物を作ったのだが、流石に七海は嫌がるだろうと思い止めておくことにした。


先週はカレーライスだったから、今日は春巻きでも作ることにしよう。


適当に米を炊いて、味噌があったのでみそ汁を作り、その3つでいいだろう。



みそ汁と春巻きを作り終わり、あとは米が炊き終わるのを待つだけというときに『ピンポーン』とインターホンが鳴った。


七海が来たのだろうと思いドアを開けると、満点の笑顔で七海がこちらを覗いていた。


「もう少しでご飯が出来上がるから、それまでくつろいでいてくれ」


「はーい!」


そういうと玄関で靴を脱ぎ「お邪魔しまーす!」と言い中に入っていった。


俺もその後を追いかけ、テレビを付け、ご飯が出来上がるまでにゲームができるように準備をする。


「今度はなんのゲームで勝負するのー?」


七海がクッションに座り、足をパタパタとさせながら勝負するゲームを聞いてきた。


「前回は俺が選んだし、今度は七海が選んでいいぞ」


「わかったー!この中の物なら何でもいいの?」


ゲームは佳ちゃんから借りているものが多く、そのほとんどが2人以上でできるものだったので、何を選んでも対戦形式で遊べた。


「何選んでもいいぞ」


そう言うと、炊飯器が『ピピピッ』と音を出し、米が炊けたこと知らせる。


「すまん、米が炊けたみたいだから少し行ってくる。それまでゲーム選んでてくれ」


「合点承知の助!」


合点承知の助って懐かしいな、たぶん今の子分からないだろ。


どうもLrmyです。

今日は午前中に全く投稿できなくてすいません。


そんなことより、作品の話をば


本作品では今話を境に5月に入りました。


まぁ1学期にするイベントがあまり無く、何について話せばいいのかわからないであります。(ケロロ風)


なるようになるかとは思いますが…


それでは後書きを〆ます。ではでは~

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